はなみずき:ハナミズキ:母の日になれば

2006年04月30日 | 人生は花が必要。
はなみずきは日本においては平和外交の象徴なんです。
といったことを学校で教えているのかなあ。
「平和外交って言ってもアメリカとのそれでしょう?」なんて、言う人が多いんだろうなあと思います。

でも、最初はそうだったのかもしれないけれど、他の国の人と仲良くしていこうという、その精神は語り継ぐべきものだと、私は思っています。

あるところで書いた文章を転記します。

涙のツボ というものがあるらしくて。
その歌を聴くたびに、涙ぼろぼろ流れてくる曲があります。(歳のせいでもありますが・・)

一青窈「ハナミズキ」(リンク先はamazonですがアフィリエイトではありません)

一節を御紹介します。

「僕の我慢がいつか実を結び
 果てない波がちゃんと止まりますように
 君と好きな人が百年続きますように」

愛しい人、大切な明日、ありふれているけれど自分にとってはかけがえのない幸せ。
そんなことを、守っていくために一番大切なのは「我慢」じゃないかな、と、思うのです。
守れてもたかだか100年です。
100年を想像出来ない人が永遠という言葉を使うのです。

やりたい気持ちを、ちょっと押さえること=がまん、がまん。

そこに、戻ってほしい。


ちなみに、花言葉は「私の思いを受けて下さい」

もうすぐ、母の日です。

地下路線の出口:大阪:JR東西線:京橋駅

2006年04月30日 | 地下路線の出口
大都市は地下鉄の街です。

そして、多くの地下鉄は郊外に向かって、地下から地上へと鉄路を伸ばしています。今も、一本の列車が暗がりからなだらかな坂道を這い上がってきます。

地下鉄のトンネルはまた、大都会への入り口とも言えます。


多くの人が、毎日その暗闇に吸い込まれて、仕事、愉しみ、出会い・・・。都会でしか出来ない体験をして、夜になれば、また吸い出されるようにそれぞれのねぐらに帰っていく。

ここ、大阪JR東西線の京橋駅近くもその一つです。JR西日本の東西線の東端で片町線(通称学研都市線)へつながる場所。元は、片町駅があった場所です。
さび付いたポイントが駅のあった場所を指し示しているようです。

東西線は宝塚線(福知山線)につながります。ちょうど一年前に、とてもとても悲しい出来事があった尼崎駅も、このトンネルの先のもう一方の出口の先にあります。

この駄blog「人生はコーヒールンバだな」の1ジャンル「人生は旅でもある」にもいくつかの鉄道のあるエントリーをしていますが、私はこう見えて(どう見えて?)車両写真系の鉄っちゃんです。

最近、こういった地下鉄の出口写真に強い興味を覚えてしまいました。これからしばらくこの鉄道写真をテーマにして生きたいと、力強く宣言するものです。(だからどやねん?


ここです。

赤エイの食べ方:味噌汁:サメの味

2006年04月26日 | 人生は食である。
いつも珍しいお魚を用意して、私をびっくりさせてくれるスーパー"山陽マルナカ"。

今回は「赤エイ」です。

そうそう、水族館なんかで、いつもひらひらと泳いでいる"お気楽軟骨魚"。おなか側から見ると口のあたりがなんとも愛嬌がある顔のように見えます。

で、赤エイの切り身、正味量283g 362円のお値打ち価格。かどうかは、初めて買ったものでよくわかりませんが。


で、わからないといえば食べ方もわかりません。なにせ、初めて食べるのですから。

帰宅してネットでいろいろと調べると、どうも味噌汁にするのがよろしい、とのこと。早速やってみました。

う~~~む。コラーゲンな味噌汁です。って意味わかんないけど。とにかく表皮とか、軟骨とかから煮出されてきた赤エイの成分で味噌汁全体がほんのりとろりとした感じ。

お肉の味は、まさにサメのそれですね。

あ、サメ食べたことありませんか?そうでしょうねえ。

私の実家の和歌山地方は、昔は法事とか結婚式とか、いわゆる冠婚葬祭の特別な料理のなかには、必ずサメ(ドチザメ)のゆでたものが入っていました。こちらは、酢味噌で食べます。最近は目にすることも少なくなりましたが。

ふっくらとした油気のない白身です。
ぶっちゃけ、これさえあれば他はいらない、といった味ではないです。ましてや白飯に合うというわけでは決してない。(と、私は味わう)

いわゆる珍味でしょう。

サメも、エイも、機会があったら、一度食べてみて、ご自身でその味を確かめてください。


桜。散った後:甲子園球場の桜

2006年04月22日 | 人生は花が必要。
今年の関西地方は、何しろ、気温の低い状態と、雨の多い日が続いていますので、桜もずるずると長く咲いていました。

写真は、4月20日の甲子園球場前のバス停の八重桜。
前日からの雨ですっかり散ったソメイヨシノの花びら。
うっすらと歩道がピンク色に染まります。

こうして、今年も花の季節が過ぎていきます。

桜、散った後。

2006年04月16日 | 人生は花が必要。
今年の関西地方は、桜の季節に雨がとにかく多くて、ろくにお花見を楽しめなかった人が多いと思います。かく言う私も夜桜パーティーの予定が飛んで、とても残念でした。

私の実家は、和歌山の山の中ですが、昔に比べれば桜の木が多くなって、春には遠目に花見を楽しむことが出来ます。

でも、実は私が好きなのは、桜の花びらが全部散った直後の、数日間です。花が散った後にはえ始めた葉っぱは濃い赤色(えび茶色)をしていますので、この写真のように山肌がところどころ赤く染まるのです。
桜の新芽は、その花のピンク色を内側に秘めながら、えび茶色の時間をすごし、そして輝く緑へとその身を変えていくのです。季節の"うつろひ"を感じる景色です。

季節は春から初夏に向かって、一年で一番生命感あふれる時期を迎えます。