もうすぐバスは発車する。広告主の求めているもの

2010年01月27日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
今年の1月連休明けから始まっているPanasonicのNightColorキャンペーンを興味深く見ています。
アラサーをターゲットにtwitterという、旬のツール(けして新しくはない技術だけど)を使いながらの、"パートナー。Panasonic"のブランディングキャンペーンと捉えていいと思います。

このキャンペーンを通じて、世界を代表する電機関連メーカーであり、同時に世界を代表する広告主のパナソニックが何を求めているのかが徐々に見えてきました。

それは、「自社製品を使っていただいている消費者に近づいていくこと。」なのだと思うのです。それは同時に、「大量生産、大量消費」、「マスプロダクション、マスセールス、マスコミュニケーション」からの決別だと言ってもいいのかもしれません。

そこに、「どこまで消費者に近づけるか」、というはっきりとしたキャンペーンのゴールが見えてきます。

そして、2010年2月4日(木)24:30 に渋谷をバスが発車します。

それは、「お客様と同じバスに乗る」という、パナソニックの姿勢。

まさに「人生(Life)のパートナーとしての想い(Idea)」というメッセージが極めて高い次元に昇華されていると感じています。

Panasonicの企業メッセージは "Idea" "Life" に "Partner"が加わって完成形を見たのだと感じています。

このキャンペーンを形作ったプランナーさんにぜひともお会いしたいものです。

急げ!もうすぐバスは発車する。

パナソニックNightColor

重ねて言うまでもなく、私はPanasonicの回し者ではありません。

ステンドグラスのある焼肉店でランチ:黒牛環屋(たまや):兵庫県西宮市

2010年01月24日 | 人生は食である。
思いっきりのSEOタイトルでありますが

今日は、昼ごはんを贅沢に過ごす、ということで、兵庫県は西宮市の「黒牛 環屋(たまや)」さんにいってきました。

この、ステンドグラスのある焼肉店"環屋(たまや)"さんは09年5月14日にオープンしたところですので、まだメニューもぐるなびさんとグルメWalkerさんとで微妙に違うようです。したがって、今お読みのあなたが、「行ってみよう」と思われても、同じメニュー/同じお値段であるかどうか、わかりませんので、お含みおきください。

さて、本日(2010年1月24日)は『環屋スペシャルランチセット(一人前1,980円)』をいただきました。お肉はカルビとロースから選ぶようになっていましたが、下の写真にあるように、キムチもナムルもサラダも卵スープもついていますから、これだけでお昼ごはんとしては十分といえましょう。

お味は全体的に上品で、けっしてピリカラヒ~~でもなく、ファミリー向けの味付けになっています。(コチジャンとかは別にテーブルの上に用意されています。辛めをお好みの方はそちらをどうぞ、)
小さなお子様連れとか、主婦同士での昼食会にもぴったりのお店だと思います。



でも、せっかくの焼肉店だから、ホルモンも少し食べたいよな、という方には「ホルモンセット」1,500円がお勧めです。
一皿500円のホルモン15種類ほどから、ご希望の6品を選んで小皿に分けて持ってきてくれます。

「これ、なに?」「これセンマイ(第三胃)」とか、「タケノコ(大動脈)」、「コブクロ(子宮)」・・・とか、ホルモンに慣れていない方でもその美味しさを少しずつ体験することが出来ると思います。

ホルモンは食べず嫌いの方にも、一度お試しになる事をお勧めします。

場所は、西宮市、臨港線と用海筋の交わる交差点の南西角ですから、車で行くにも便利です。運転者はお酒飲めませんが、ノーアルコールビールももちろん用意されています。

最後に、お店の窓のステンドグラスですが、焼肉店にはそぐわないという向きもいらっしゃると思いますが、これも西宮という"阪神間モダニズム"をそこはかとなく感じる演出のように感じるのは、私だけかなぁ・・。

本日のレシート

ぐるなびさんの割引を使いました。


黒牛 環屋 (焼肉 / 今津)
★★★★ 4.0




ニューヨーク・タイムズ有料化で思うこと

2010年01月22日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
「新聞産業は10年前大きな間違いをしでかした。ネットは無料であるという虚偽の前提を受け入れてしまったのだ」。

無料になったのは、ディストリビューション(流通経費)であって、コンテンツが無料になったのではなく、自ら「無料にしてしまった。」のであるな。

もう、こうなってしまった上には、「無料のものを有料にする」ではなく、「いままで出していなかったコンテンツを新たに有料でネットに出して行く。」というモデルなら、ある程度勝算があるかもしれない。

残る課題は、ネットオリジンのコンテンツ生成方法と、新聞オリジンのコンテンツ生成方法との経費の差を埋め合わせるだけの価値が創造できて、それを読者に認めてもらえるかだと思う。
同時に、マス-ミドル-CGMの三層構造を消化して事業モデルを作れれば、成功だろう。

日本経済新聞社は、日経テレコンという優れたる有料課金webサービスがあるのだから、そのサブセットとして電子新聞を事業展開するという選択肢もあったはずなのだけど(当然検討していたはずだが)。

以降はNDAである。

blog"DON"のエントリーを参考にさせていただきました。