ツイッターは思いを切り取るツールである。

2009年10月25日 | 人生はマーケティングもある。
このblogを定期的にお読みいただいている方の中には、ツイッター(Twitter)を使われている方も多くいらっしゃることだと思います。

私もこの2ヶ月ほど、twitterの利用方法について二つの方法を軸に試してきました。

その一つは、
「友達との相互コミュニケーションのツールとしてtwitterを使う」方法です。
私の今々の状況や気持ちをtwittすることで、フォロアー(この多くは友人であることが多いのですが)にその情報を発信するという方法。

もう一つは
「その時々に感じたことや状況を残すためにtwitterを使う」方法です。
これは、単に忘備録として、自分が後で振り返るために「情報を置いておく」といった使い方といえるでしょう。

二つ目の方法(忘備録としての使い方)をとって、後で一つのものに仕立て上げたものの一つがこのblogの1エントリーになっています。

この「自分のために情報を置いておく」ためにtwitterを使う方法で、セミナーのレポートを作ったり、かなり時間をかけて考えた(それなりに複雑な)テーマに対する自分の考えをまとめるために使ったりしてみました。

人間、一日中同じ考えの中で生活することは、まず不可能であり、仕事中や、通勤途上や、休日のショッピング中にふと今の自分にとって重要な案件についての思いが浮かんだりしますよね。

そんなときに、携帯や、PCで思いついたことをtwitterに残しておく。

携帯電話カメラがその時々に目に付いた景色を切り取って残すことが出来るように、twitterは、その時々の思いを140文字までに切り取って残すことが出来る技術なのだと思います。

再び人間の思考を考えると、頭の中には時々刻々複数の"思い"が平行的、多層的に流れているもので、ある思いだけを瞬間的に切り取って残すことで後でそれだけを並べることで一つの思考をまとめ上げるにはまことに便利なツールだと、私は考えています。

そして、かなり高度にネットを利用している人にとっては、twitterがネット世界における自己確立のツールになるように思えるのですが、この件はまた追ってあげることにいたします。