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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

漱石の猫と千駄木

2017年09月23日 | 日記

    千駄木で撮った野良チャン。漱石の猫の後裔かな?

 

夏目漱石の大ヒット小説「吾輩は猫である」は漱石が千駄木に住んでいるときに書いたものです。

千駄木の漱石邸に1匹の子ネコが迷い込んできたが、奥さんが猫嫌いで、すぐにつまみ出したが、

何度そとへつまみ出しても家に入り込んできてしまう。

ある日、漱石がこの猫の存在に気づき、奥さんに、「そんなに家に戻ってくるようなら、家に置いてやれば」といい

といい、晴れて漱石家の飼いネコになったそうです。

猫嫌いの奥さんも、夫人の元に良く出入りしていた按摩(今はマッサージ師か)のおばあさんの

「これは珍しい毛色をしていて、福猫ですよ」という一言で、ネコ好きに変身!

猫の待遇が俄然改善されたそうです。

この猫を飼っているうちに漱石が高浜虚子から小説でも書いてみたらと薦められて、

小説でも書いてみるかと初めて書いたのが「吾輩は猫である」です。

これが大ヒット、漱石は一躍文壇の寵児になったそうです。按摩のおばあさんの予言が当たったのです。

そういえば、東京の千駄木は野良ネコの聖地と化していますが、こんな歴史が影響しているのでしょうかね?

千駄木の猫は福をもたらす?