ニャンコだいすき!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ストレスに弱い雄(男)

2017年11月30日 | 日記

   ストレスのないちゃーちゃん

 

むかし、うん十年前に、週刊動物百科のブームがありました。

その時の週刊誌で見たサルを使った実験が凄く記憶に残っています。

それはニホンザルを使った実験で、サルを椅子に縛り、大きめの容器に入れて、

そこに水を入れて行くのです、水は顎の近くの所までいれ、息をするのが大変なくらいにします。

これはサルのとって凄いストレスで、ヒモをほどいて逃げたい気持ちでもだえます。

この実験を数頭のオスとメスのサルで行うのです。

すると、雄ザルはすべてストレス性の胃潰瘍になります。

ところが、雌ザルはすべて胃潰瘍どころか、普段と同じ健康状態を保つのです。

いまこんな実験をすると、動物虐待だ!と怒られそうですが、

当時はそれほどうるさくなかったんでしょうね、堂々と実験の様子を写真入りで発表していました。

ここで言いたいのは、動物の雌(女性)は雄(男性)に比べてストレスの耐性が凄くあるということです。

確かに、雌は子どもを妊娠し、産み、育てるという、とんでもなくストレスを感じることを

何万年、何十万年もまえから続けて生き抜いてきたわけです。

ですから、雌・女性のストレスに抵抗する体の仕組みはやはり凄いものがあるのです。

ほんと、女性を尊敬してしまいますが、やはり雄よりも雌の方が長生きというのも

こんな体の仕組みの違いがあるのも一つの理由なのでしょうね。


オスとメスはどちらが長生き?

2017年11月29日 | 日記

   ペットショップから来たばかりの頃、まだ1歳になっていませんでした。

 

人間は男性より女性の方が長寿です。最近のデータでは、平均寿命は、日本では男性80歳、女性87歳です。

一般的に動物は女性(メス)の方が長生きです。ネコもやはり、雌の方が雄より長生きです。

いろいろな原因がありますが、男性ホルモン(雄性ホルモン)によって、雄ネコは体をたくましくさせますが

闘争心も激しくなり、雄同志のケンカやストレスで寿命を縮めます。

一方、女性ホルモン(雌性ホルモン)は寿命を延ばすように体に働くそうです。

また、ネコは本来、砂漠地帯にすんでいたため、大切な水分を保つため、尿を濃縮して出します。

このため、ネコは他のペットより、結石が出来やすくなるそうです。

メスは尿道が短いので、結石で尿道が詰まることは少ないけれど、

雄は雌より長いので、尿道が詰まることがあり、尿が出にくくなって、尿毒症にかかりやすいのです。

また、雄は雌よりストレスの影響を受けやすく、体調を壊しやすいそうです。

それやこれやの原因で、いずれも雄の方が雌より寿命を縮めやすくなっているのです。

先代のチョロは20歳まで生きましたが、ちゃーちゃんはどこまで生きられるかな?

いま11歳です。

 

 


子猫の社会化期

2017年11月26日 | 日記

  社会化期が終わった頃、家に来たちゃーちゃん。

 

ネコに限らず、動物は生まれたばかりの赤ちゃんから、日にちを経るに従って、

体だけでなく、脳も成長して、その種としての精神的な成長もしてゆきます。

いわゆる社会化期とよばれるもので、ネコですと3〜9週間に起こります。

母親や兄弟姉妹と暮らしながら、ネコとしてのルール、付き合い方など

やって良いこと、悪いことをしっかり身につけます。

ネコに限らず、イヌなどのペットも社会化期というものをもっています。

この社会化期の時の状況に応じて、ネコ同志の付き合い方、

他の動物(人間を含め)との付き合い方を身につけます。

人間でも3つ子の魂百までも・・というのがありますが、

この時期に野良ネコ暮らしで、人間と接する事なく過ごすと、人になつかないネコになります。

こうなったネコは、人と暮らす「飼いネコ」にするのはとても大変なようです。

ペットショップでも最低8週間以上親兄弟と暮らした子猫、子犬を売るようにしています。

ですから、あまりにも小さい子猫、子犬は原則売らないようにしているはずです。

でも子猫も子犬も小さいほど、購入者の母性本能をくすぐられるのか、

極端に小さい子どもを売っている違法なペットショップもありますから、注意した方が良いですね。

 

 


猫の幸せ

2017年11月25日 | 日記

  ぬくぬくと”幸せに”生きるちゃーちゃん(これも人生じゃくてネコ生)

 

野良ネコは平均寿命は3〜5年といわれています。子ども時代に死亡率が高く

ある程度大きくなるともう少し長生きしますが、せいぜい10年だそうです。

一番の問題は食事です。完全に野生の生活に戻って、野生返りして「ノネコ」になったものは

十分な獲物が捕れず、飢えを忍びながら生きて行かねばなりません。

飼いネコは十分すぎる栄養豊かな餌と、暖かい寝床を与えられ、飼われている限り、何不自由なく生きて行けます。

しかし、こんな満たされた生活をもかなぐり捨てて、

自分から出家して(家を出てゆく)、厳しい生き方を選択する猫もいるそうです。

去勢・不妊手術を受けず、自分の子孫を残すという生物の最も根源的な本能を満たすことを選んだのでしょうね。

こんな話もあります。ある日、突然家からいなくなった飼いネコがいて、

その飼い主はどこかで事故にでも遭ったのかもしれないと死んだものとあきらめていました。

ところが、1年後に山の林でばったりそのネコに合い、間違いなくいなくなった飼いネコだと思い、

名前を呼んだら寄ってきて、足に乱暴に体をこすりつけたそうです。

目つきは鋭くなっていたけど、毛色、模様、体型などあきらかに飼っていたネコでした。

そして、なでてやろうとすると、なんとガブリと噛みつき、それは甘噛みではなく、手に歯形は残るほどの傷を負いました。

そして、すぐに林の方に逃げて行き、そのまま二度と会うことはなかったそうです。

これなどは、野生返りして、自分は飼いネコの生き方を完全に捨てたという事を表しているでしょうね。

ネコの幸せは、ただ美味しい餌をお腹いっぱい食べて、ぬくぬくと蒲団に潜って寝ているだけではないのですね。

こんな生き方を選ぶネコも居るということです。ネコはほんとうに奥が深いいきものですね。

 

 

 


人類の未来=絶滅

2017年11月22日 | 日記

   宇宙なんて関係ないちゃーちゃん

 

NHKのBSプレミアムで宇宙の番組を続けています。

「コズミックフロントNEXT」という番組ですが、この番組好きで毎回見ています。

人類の未来について天才学者ホーキング博士が、

100年以内に他の星に移住しないと人類は絶滅すると予言しているそうです。

しかし、一番近い移住できそうな惑星で地球から4光年以上かかるそうで、普通のロケットでは2000年かかるそうです。

せっかくロケットで移住しようとしても、2000年もの間、ロケットの中で世代交代しながら、生き続けられるのですかね??

光子ロケットが開発されれば、20年でいけると言うことですが・・・

博士に限らず、私でも人類はこのまま増え続けると、たいへんなことになるのは想像出来ます。

トランプが出てきて世界は一気にきな臭い匂いがしてきました。

100年どころかもっと近い将来に大変なことが起こりそうな気がします。

次回の(11月23日)の放送は、「人類は宇宙に移住できるか?」というテーマです。

猫のブログなどやっている場合では無いかもしれませんが。

それはそれで、このブログは続けてゆきたいですね。私が元気でいるかぎり。

 

 


イクメンのオスネコ大発見

2017年11月21日 | 日記

 写真は、NHK「ダーウィンが来た!」より。 イクメンの猫”コムギ”

 

日曜日の「ダーウィンが来た!」で、野良ネコの雄が子育てを手伝うことが分かったと放送していました。

世界で初めての発見だそうです。

ふつうネコの子育ては雌に任されていて、オスは一切我関せずになるのですが、

相の島の野良ネコの場合、オスが子どもたちを他のオスから守ったりするのです。

他のオス達は子殺しをして、雌を発情させ、自分の子どもを産まそうとするからです。

守る子どもは、それは自分が交尾した雌のこどもだから、自分の子ども分かっているからです。

DNAを調べてみるとまさに、オスが守ろうとしていた子どもたちは、

間違いなくそのオスの子どもであることが証明されました。

これはほんとうに驚きですね。いろいろな文献を見ても雄ネコがそんなことをするとは一切書いてありません。

大形ネコ科の動物でも、子殺しは頻繁に起こります。有名なのはライオンの子殺しですが。

しかし、トラではオスの縄張内のメスが産んだこどもは自分の子どもと分かっていますので、

オスは他のオスから子どもとメスを守り、子どもたちのために獲物を狩って与えたりします。

今回の発見は、トラと同様にオスが子育てに関わっているということが分かったわけです。

もっとも野生の小型ネコ類の子育ての実体はよく分かっていませんので、もしかしたら、

ネコのようなことをオスがやっているかもしれません。

いずれにしても「世紀の大発見」といってもいいかもしれません。

 

 


せっせっせのニャンニャンニャン!?

2017年11月19日 | 日記

 

いやー面白い動画を見つけました。

二匹のネコが向かい合って、「せっせっせのニャンニャンニャン!」をやっているのです。

ネコってほんと何をやり出すか分からない、おかしな生き物ですね。

笑ってしまいました。

これだからネコって面白いです。

https://funny-movie.biz/archives/30055


雄ネコのケンカの作法

2017年11月18日 | 日記

 写真は、NHKダーウィンが来た!ネコ特集より

 

https://www.youtube.com/watch?v=XYG15SqxPt4

 ユーチューブにあったネコのケンカの動画

 

野良ネコや、自由に外を歩ける去勢していないオスは、発情期の前ぐらいから、

ホームレンジ(いわゆる縄張)を広げてゆきます。

発情期に少しでも多くの雌を獲得するためです。

このときに、オス同士は鳴き合いをします。あのうるさいネコの叫び声です。

最近は野良ネコも外ネコ(自由に家を出入りできる飼いネコ)もほとんどいなくなり、

また、野良ネコのオスがいてもボランティアの人たちが捕まえて去勢しているせいか、

このオスネコの発情期の叫び声が町では、聞かれなくなりましたね。

私の子どもの頃は、発情期には一晩中ネコの鳴き叫ぶ声がしていました。

うるさくて眠れないくらいでした。

このオスの鳴き合いが発情期の前に起こるのは、発情期の時は雌をおいかけるので忙しいので、

その忙しくなる前にお互いの強さの順番を決めておこうとことらしいです。

ふつうは、鳴き合って、どちらが強いか決まるのですが、力は伯仲していたりすると

肉体的接触にまで発展し、かみ合い、蹴り合い、引っ掻き合って、お互いに傷が付いてしまします。

でも殺し合いまではしないのですね。

その寸前でどちらも離れて引き分けになるか、一方が引き下がって終わりにします。

野良ネコの雄の寿命は3〜4年とも言われています。

子猫の死亡率が高いので、平均するとこんなに少ないのです。

先代のチョロは20歳まで生きましたが、20歳の天寿を全うするなんて、野良ネコの世界は夢物語ですね。

明日夜7時半から、ダーウィンが来で!「ネコ大特集」の続きがあります。楽しみですね。

 


にゃんたま

2017年11月16日 | 日記

 

先週の「ダーウィンが来た!」で、相の島のオスの野良ネコの話をやっていました。

そのときの映像で、おおおっ!と感動したのが、オスの玉玉です。

最近はオスも小さいときにすぐに去勢されて、たまたまなしのオスがほとんどです。

そのせいか、堂々と”たまたま”をプリプリさせながら歩くオスを久しぶりに見たせいか、感動してしまいました。

ちなみにうちは雌ネコしか飼ったことが無く、たまたま、ネコのタマタマを見る機会が無かったのですが・・・

「にゃんこのたまたま」ということで「にゃんたま」と言うらしいですが、

ネットを見ていたら、にゃんたまだけの写真集も出来ているのですね。驚きです。

芳澤ルミ子(写真)

 

確かに、ニャン玉はかっこういいし、もふもふでかわいいです。

いやー、番組をまじめに見ていないというか、へんなところに興味を持ってしまいましたが、

こんな雄ネコが堂々と闊歩する様子を生で見てみたいですね。

 


相の島のネコ

2017年11月15日 | 日記

 うちの「愛の島」でのんびりするちゃーちゃん

 

先日、日曜日、NHKの「ダーウィンが来た!」で猫の特集をやっていました。

次週も続きをやるので、2週連続「猫の特集」だそうです。

先日の猫の特集は北九州の「相の島」という小さな島にすむ野良ネコの生態をやっていました。

この番組にも出てきた山根明弘さんは相の島の野良ネコを長年にわたって調査した人です。

文春新書の「ねこの秘密」で詳しく書いてありますが、7年間もこの島に通い続け、徹底的に

野良ネコの生態を調査しています。

その執念は凄いですね。さすが、京都大学の動物生態学出身の人です。

京都大学は戦後の破戒し尽くされた大学の動物学研究室をでて、お金のかからない生態観察主義に徹しました。

霊長類研究所もそうですが、伝統的に自然観察からの生き物の生態を研究することが盛んで、

世界的にも優れた実績を多数出しています。

山根さんもその伝統に則って野良ネコを徹底的に研究しています。

この本はネコ好きの人にとって感動的な本ですよ。野良ネコは本来のネコの姿を写し出しています。

ですから、野良ネコの研究は、ネコそのものの研究にもなるのです。

来週日曜日7時半からの続きも面白そうです。