ニャンコだいすき!

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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

もてるメスネコ、もてないメスネコ

2016年11月30日 | 日記

   姫路のノラちゃん  白黒ネコの美形ですね。白黒ネコの熱烈なファンっているそうですね。

 

ノラネコの世界では、発情したメスにオスが群がってきますが、

もてるメスと、もてないメスがいるそうです。

もてるメスは、子育て経験豊富で、子育てのうまいメスにオスが群がるのが観察されています。

一方、もてないメスは、若いメスで、子育て経験がほとんど無いメスです。

これはチンパンジーの世界でも同じことが観察されています。

チンパンジーで、もてるメスは、中年のおばさんのメスで、子育てのうまいメスがモテモテになります。

リーダーが最初に交尾しますが、順番待ちでサブリーダーたちが次々交尾します。

若いオスには順番は回ってきません。しかたなく若いオスは、子育ての下手なもてないメスと交尾するそうです。

やはり、オス達は自分の子孫を確実に残したいと願っていて、その望みを叶えてくれるのが、子育てベテランのおばさんのメスなのです。

人間の世界では、若いメス(女性)がもてますが、人間の場合、子孫を残すという本能がゆがんでしまっているのではないかと思います。

動物界で、繁殖期以外に交尾するのは人間だけですから・・・それも一年中ですからね。まったく!

しかも、子孫を残すと言うより、享楽で交尾しています。人間は動物として、異常になっているのです。

 

 

 

 


ネコの小旅行

2016年11月27日 | 日記

   京都のノラちゃん

 

「ねこの秘密」によると、ノラネコの雄は、2〜3歳になると自分の産まれた場所、育った場所から離れ、小旅行するそうです。

将来、母親から独立して、どこかに自分の縄張りを作らなくてはならないので、周辺の様子を探りに行くのです。

それは、人間の17〜8歳の男の子がバックパッカーになって世界旅行するようなものだそうです。

小旅行は何度か行われ、自分の居場所はここにするということになれば、母親から離れて自活を始めます。

一方メスの子どもは、母親の元にとどまることが多く、母親や姉妹と共同生活する事も多いそうです。

ライオンの雌はまさに母系家族で母、伯母、叔母、娘姉妹の群れで、共同生活をしますが、ネコもその傾向があるのですね。

昔見た、チーターの生態記録映画で、母親が狩りに成功すると、どこからともなく別のチーターがやってきて、

獲物を横取りするシーンがありました。狩ったチータは、ちょっと脅しますが、すぐに譲ってしまいました。

これは、母親の縄張り近くに住む娘チーターで、母親も狩りがまだ下手な娘のために獲物を譲ってやるのだそうです。

ネコ科の動物は、母親と娘の結びつきはかなり強いみたいです。

宍塚でみた、ネコの群れはきっとこの母娘の群れだったのでしょうね。

いずれにしても、すべてのネコ科のオスは母親から遠く離れて暮らすことになるみたいです。

これは近親交雑を避けるための知恵です。

しかし、独立の準備期間にオスネコが小旅行を繰り返すのは面白いですね。

 


もう一つのオオカミへの誤解

2016年11月25日 | 日記

  今借りている貸し農園の近くにいるノラちゃん。チャップリン髭を生やしているみたいです。

 

私たちは、子どもの頃、「赤ずきんちゃん」や「3匹の子ぶた」などの絵本に親しみ、

オオカミの恐ろしさを子ども心にしみこませました。

オオカミは人を襲って食べてしまうと「三つ子の魂百までも」という刷り込みが行われていたのです。

これは全くの作り話で、事実はまるで違います。

オオカミは、異常に人を恐れ、人の気配がすると逃げてしまいます。

鼻がきくオオカミは人の匂いがするところには近寄らないのです。

今でも東ヨーロッパ、カナダ、アラスカなど人が住んでいるところにオオカミがいますが、

人が襲われて食べられたなどという話はいまだかってないのです。

私たちはオオカミは怖いという絵本によって刷り込まれ、かってに思い続けているだけなのです。

オオカミと仲良くなった動物学者のすべてがオオカミの優しさ、賢さを絶賛しています。

日本の動物学者もシカが増えすぎるのは、天敵のオオカミがいないからだと説き、

日本にもオオカミを自然に放した方が良いとまで言う人までいます。

もう、私たちは小さい頃に刷り込まれた「オオカミは怖い」という考えから脱皮しないといけないですね。

 

 

 


オオカミへの誤解

2016年11月24日 | 日記

 

イヌの先祖はオオカミです。ネコと同じように中東のオオカミが家畜化されイヌになったと言われています。

オオカミの生態的な研究は、ドイツで初めて行われました。この学者は群れの行動を調べるため、

各地で飼われていたオオカミを一箇所に集めてその行動を観察した研究をしました。

これがのオオカミの生態にかんする初めての研究でした。

血縁関係のない寄せ集めのオオカミの群れは当然、お互いがよく分からないため毎日のようにケンカし、

順位が決まって行きました。

負けたオオカミ(負け犬とおなじ)は惨めな立場になり、上位のオオカミの言うとおりになります。

結局一番強いオオカミがリーダーになり、いうことの聞かないものは暴力的に懲らしめて群れを統率してゆきました。

この研究の結果、オオカミはリーダーになるためにはケンカしてほかを屈服させ、いうことを聞かせる。

オオカミの血を引いているイヌも同じで、だから飼い主はいつもイヌを叱りつけ、

場合によってたたいたり、ぶったりしてしつけ、私がリーダーであることを知らしめておかなくてはならない。

このオオカミに対する研究の誤解から、イヌしつけに関する間違った考えが全世中に蔓延しました。

イヌのトレーナーはこの理論に従って、イヌを徹底的にいじめ抜き、しつけました。

ところが近年、オオカミの若い研究者がたくさん現れ、驚くべき発見を次々にしていったのです。

その第一は、オオカミの群れは家族であるということです。父と母と第1子の兄・姉のこどもたち、

そして、第2子の弟・妹の子どもたちの群れなのです。第3子が生まれる頃に、第1子の子どもたちは独立してゆきます。

そして、オオカミの群れのリーダーは父親です。サブリーダーが母親、リーダーは自分の子どもたちがいずれ独立して生きてゆかなくては

ならないので、愛情を持って、厳しくしつけます。

もちろん群れ(家族)で協力しながら獲物を狩らなくてはなりませんので、へまをする子どもたちには厳しく当たります。

こうして、愛情に満ちた家族の群れで協力し合って生きていることが分かりました。

人間でも、しつけの悪い子はとんでもない事件を起こします。愛情を持って厳しくしつけて1人前の人間になります。

イヌも同じなのですね、別に自分の地位を狙ってリーダーになろうとすることなど考えていません。

ですから、イヌにたいしては家族として、ときに厳しく、愛情を持って育て、しつけしていけば良いのです。

近年のトレーナーはこの辺をわきまえてイヌのしつけをしています。でも中には昔のこの間違ったしつけをしている

人も少ないけどいるようです。

今日はネコではなくイヌの話になってしまいました。

 

 


離島のノネコ

2016年11月22日 | 日記

 

  寝ているのかと思ったら、油断なく薄目でこちらを見ています。 

 

日本では、離島のノラネコは観光資源になるのですね。

離島でノラネコが増えすぎて、住民の何倍かの数がいて、その島は「猫島」と呼ばれます。

ノラネコは増え放題で、島中ネコだらけです。これを見に日本中からネコファンが押しかけます。

わざわざ外国から見に来る人もいます。

有名な猫島は宮城県石巻市の「田代島」や、愛媛県大洲市の「青島」、香川県高松市の「男木島」などがあり、観光客が多数訪れています。

しかし、野生化した「ノネコ」が奄美諸島や小笠原諸島などの島で増えると貴重な希少動物が襲われ、

食料となって、希少種の数が減少してゆきます。

このため、これらの島では、ノネコは駆除の対象となり、トラップで捕らえられます。

捕らえられたノネコは保護団体が人にならす訓練をして、新しい飼い主を探すということもしています。

「ねこの秘密」山根明弘 にもいつも出会っていた、オスネコが消えてしまい死んだのかと思っていたら、

元いた場所から遠い林のなかで、偶然であったという。このネコは完全に野ネコ化していて、

1匹でネズミや小鳥を狩って生き続けていたらしいことが記述されています。

ネコは家畜化していますが、いつでも野生のネコに戻れるので、

このような希少動物がいる島では、問題になります。

「猫島」に一度は行ってみたい気もしますが、いろいろな問題を解決しないといけないですね。

 


ネコの臭覚

2016年11月21日 | 日記

   三毛は迷彩色にもなりますね。

 

ネコは食べ物の腐り具合とか、食べられる物かどうかは鼻で匂いを嗅いで判断します。

ネコの臭覚は人間の数万倍から数十万倍だそうです。イヌはさらによく百万倍です。

ネコは、イヌにはかなわないですが、人間よりはるかに鼻がききます。

ですから、食べ物のにおいをかぐときはかなり慎重にしますね。

それで、ちょっとでもへんな匂いがすれば食べるのを控えます。

私はあまり鼻がきかず、ちょっと変な匂いをしたものまで食べてしまいますが、胃が丈夫なのかあまりお腹をこわしませんが・・・

ネコ同士もよく匂いをかぎ合います。

ネコは1匹づつにおいが違うということで、においでも個体を認識しているそうです。

ですから、匂いによるコミュニケーションもネコにとっては大事なことのようです。

人間にはちょっと想像できませんが、パトロールしていても、

さっき、どこのだれそれがここを通っていったなどが分かるのだそうです。

人間でもやたら香水のきつい女性もいて、その人が事務所に来ると、あいつきたな!なんて分かりますが、

香水を付けていないと分かりませんね。

いずれにしても、ネコの鼻はなかなかなものなのです。

 

 


ネコのおはようございます

2016年11月19日 | 日記

  なかなか凛々しい子ネコ オオヤマネコににてるな〜

 

うちのネコは、朝起きてくるとかみさんには挨拶するが、私にはしない。

なぜだ!と思うが、かみさんはエサ係だからかな?

私はトイレ係なので、挨拶する必要がない? 彼女からみたら、私はカーストの低い不可触民なのだろうか?

昔読んだ本で、インドの大使になって赴任した大使の奥さんの話がショックだった。

現地で、日本で言うお手伝いさんを何人か雇い、いろいろな雑用をやってもらっていたが、

トイレの掃除をさぼるものがいて、仕方なく、奥さんがトイレ掃除をしたのだ。

日本ではふつであるが、現地ではしてはいけないことだったのだ。

トイレ掃除をしているところを使用人たちに見られてしまった。

そして、驚いたことに、その日以来、使用人たちは奥様を馬鹿にして、見下すようになった。

トイレ掃除は、カーストの一番下の人間がやることであり、奥さんは絶対やってはいけないことだったのだ・・・

そんな現地での暮らしの驚くような話であった。

もうずいぶん前のことなので、今のインドはそれほどでもないのかもしれませんが。

うちのネコは昔のインド人と同じ考えをもっているのではないか??

どうも、トイレ係の私は、ちゃーちゃんに見下され、挨拶する相手ではないと思っているような気がしてならない。

 


ネコの「シャーッ!」

2016年11月19日 | 日記

  ヤブからネコの目

 

ネコ同士のケンカなどではこの「シャーッ!」はよく使われます。

ネットでは「これは蛇の真似をしている声で・・」なんて書いてあるものがあります。

ほんまかいな、蛇のまねかい? 

まだヨロヨロとしか歩けない生まれて間もない子ネコでも「シャーッ!」とやります。

蛇なんか見たこともないのに。

このシャーッ!は威嚇の声で、声と同時につばが飛んだりします。

これはネコの生まれつきもっている本能行動で、別に蛇の真似をしているわけではありません。

威嚇のうなり声でも相手が引きさがらないようですと、威嚇の姿勢をして、「シャーッ!」をやります。

ここまでやると、さすがに相手は、本気で怒っているようだとわかり、ひるんで引き下がります。

これでも引き下がらず、かかってくるときは、本気モードの死闘になる事もあります。

お互いできればそこまでやりたくないので、

「おまえ、そんなに本気で怒るなよ〜」とシャーッとやられた方が引き下がります。

ネコもバカではありませんので、大けがをするほどのケンカはお互い避けているのです。

 

 

 


布団に入れて!

2016年11月18日 | 日記

  最近のちゃーちゃん。ちょっとだけスマートになりました。

 

寒くなってきましたね。

寒がり屋のネコにとって、過ごしにくい季節です。

最近は、さっそく「ふとんにいれろ!」と明け方にきて、布団をかきむしり起こされる。

もうわがままな姫なので、はいかしこまりましたとばかり、布団を持ち上げ入り口を作ってやる。

「うん、よし!それでいいのじゃ!」とばかり、大手を振って布団に潜り込み、

わたしの足と足の間にはいり、ふとももを枕に一寝入りする。

このとき、片膝を立てて、息苦しくないように空間も作ってやるので、次第に脚がしびれてくる。

その空間で、体の毛を梳き、あちこちなめ回して、しばらくすると温和しくなる。寝たらしい。

姫のご機嫌を損ねてはいけないと立てた膝を倒さないように頑張るのだが、

私も眠気に襲われ、思わず足を倒してしまう。

姫はこれが気に食わず、あわてて布団から脱出する。「何よ!ゆっくり眠れないわ!」という感じで

どこかに消える。毎日今こんなことの繰り返しだが、あきずにまたやってくる。

 


ネコに好かれる人

2016年11月17日 | 日記

      茶くろ?

以前ちょっと書いたかもしれませんが、ネコに好かれる人には特徴があります。

初対面のネコに、私猫大好きと、叫んで、ネコをよんだり、捕まえようとしたりする人、

これは、ネコが大嫌いなタイプです。猫大好きをあらわにして近づくと必ずネコは逃げます。

こういう人は、ネコを熱い目でじ〜っと見つめ、視線を外さないため、ネコはいやがります。

「猫大好き!」というアピールは、人には通じますが、ネコには通じません。

それどころか、ネコにとっては迷惑と恐怖を感じさせる人間と見えます。

それでは、ネコに好かれる人とはどんな人でしょう?

ネコに好かれる人は、じつは、ネコが嫌いな人なのです。

ネコが嫌いな人は、ネコの目を見ず、視線をそらし、こちらに来ないで欲しいと

ネコの注意を引かないような態度をとる。これがネコにとっては友好の挨拶になっているのです。

こういうネコが、好きになる人間のタイプのひとは、

人嫌いなネコさえも引きつけるほど、ネコに好かれる人なのです。