イヌ型人間は、上司の言うことをよく聞き、命令に忠実で、協調性があり、
時にはゴマスリをして、うまく世の中を渡って行きます。
したがって、イヌ型人間は、現代社会の管理された、規律正しい会社人間には、絶対必要な人間ですね。
これに対して、ネコ型人間は、自分ファーストで、自分勝手な行動をこのみ、
協調性はなく、わがままで、気まぐれで、マイペースで、ゴマスリなんて大嫌いです。
ですから、規律を重んじる組織の中では、うまくやってゆけません。
自由業とか個人事業主とか芸術的な仕事などに向いています。
ネコ型人間もやむを得ず、会社人間になる事もありますが、
この場合は、自分を殺し、言いたいこと、やりたいことも我慢して、かなりストレスをためて、生活しています。
ですから、会社から解放されると、いきいきして来たりします。
私はどうもネコ型人間で、会社という組織で縛られるのが嫌でたまりませんでした。
定年後の自由さは息を吹き返したようなうれしさがありました。
かみさんもネコ型人間なのでお互い許される限り好きなことをやっています。
世の中、どちらが良いということはありませんが、どちらも必要な社会なのだろうと思います。
一概に型にはめるのではなく、それぞれが、自分にあった生活を見つけて生きて行くしかありませんね。