こんにちは~
遅くなりましたが、本島一周のレポです
(20111112 本島一周一日目 189km)
沖縄に入るまでは天気が危ぶまれた週末でしたが、両日とも
晴れ
女のさくらんぼさんの願いが届きましたよ~
ありがとう
ロングライドイベントの中では最も辛い
とされているツールド沖縄の本島一周ですが、なんと言っても登りが多すぎなんですね
はい、結構しんどいです
そのロングライドにチャレンジしたのが二年前で、「もう、次回は参加しなくていいかな~
ここまで登る必要もないし」と思っていたのに、のど元過ぎればうんちゃら~で再びエントリー
しかし、二年前に比べれば
に乗る筋力も付いてきているだろうし、大丈夫かな
沖縄一周は、多くのロングライドイベントと同じようにエイドステーションが設けてあります
そこで、補給も出来ますが、自分でもいくつか用意します。
本日は190km近くのライドなので、こんな感じで持ちました。
(ザバスのゼリーは、松永さんのお店に品切れだったので、沖縄輪業にてgetしました
)
そして本日のコースはこんな感じ
赤丸の本島北側をメインに走ります
お昼直前まで(約74km地点)までは適度なup
& down
しか出てきませんが、それ以降は激しい登り
と下り
の繰り返しのみ
しかも、下りは次の登りに生かせない登り(勾配のきつい登り)なのです
出発は7時。スタート近くのホテルに泊まったので、ホテルは6時30分にチェックアウトすれば良いと言うことで、少々のんびり朝ご飯。
炭水化物ばかり頂きました
カーボローディングの調整は、人それぞれですが、私は一日前からその日の朝ご飯のみで十分なほうなので、朝のみ炭水化物中心で
スタート地点まで
で自走する人もいれば、
の方(レンタカー)の方も多くいます。
スタート地点向かいの漁場が駐車場に指定されており、そこに
を駐車します。
また、私達のような本島一周に参加する方は一日目終了後、宿も手配されていて、そこに参加者全員が泊まります。その荷物をトラック
が運んでくれるので、荷物の預けも行います
ちなみに、荷物は一人一個まで預かって頂けるので、大きい鞄ほどお得
さ~てと、はす向かいのスタート地点に向かいます
時間は6時45分。
まだ参加者はそれほど多くはないですが、5分も経たないうちに
、
参加者で一杯
。
市長の挨拶があり、今年度の本島一周の参加者は激減
したとの挨拶でした。景気のせいかな
う~ん、確かに二年前はもっとあふれかえっていたような
続き司会のお姉さんが、
お姉さん「救急車両が通過します。道路を開けてください
」
と
。え~、なんでわざわざここを選んで救急車が通るの
既に多くの参加者が道路一杯に並んでいるのに
皆、除けようと急ぐため、立ちゴケする方も
しかし、これはお姉さんの冗談らしく、大ブーイング
。皆からヤジが
まあ、冗談にしたらちょっとやり過ぎですよね
オオカミ少年になりそうな
たま旦「二年前はたまごは僕を置いていったからね~。お兄さん達と一緒に走って行っちゃったから
だからたまごのカメラには僕は写って無いんだよね
」
とたま旦がいやみ~の様に言うので、仕方なく出発前に写真をぱちり
あの時は肩を怪我していて、他人の登りのspeedに合わせて登るほど、余裕が無かったのだからしょうがないのではないの
今年はたま旦も登れる様になっているのかな
TIME
になりましたしね~
たま旦はBORA前後輪も欲しい
そうですが、これを手に入れて、TIME
+BORAになったら登れない言い訳が出来なくなるそうで、未だ購入しないのですって
7時ちょうど、お姉さんの声と共にstartが切られました
私は佐渡同様、ビリスタート
まあ、急いでもstartして直ぐは信号にかなり引っかかりますし、お昼直前の登りでかなり渋滞する事が予想されます
なので、ゆっくり出た方が良いと思います
さあ、いよいよ我々もstartです
startで並んで気がついたのですが、どうやら日本語じゃない言語を話す方が多いのです
後から聞いた話ですが、本島一周の半分が台湾からの参加者だったようです
まるでホノルルマラソンの参加者半分が日本人みたいな感じなのかな
出発して直ぐは、少々
空
遠くでなにやら鳴き声がします
どうやら蝉のようなのですが、たま旦は「皆の心拍計が鳴っているね~
」と。いえいえ、遠くから聞こえてきますから、この音
この日は北の風が強く、6~7m/sの風が吹いていました
たま旦に先頭を代わると告げると、
たま旦「この本島一周では、勝手にドラフティングは一切しないって決めたの。
」
あら
私のように次々と引いてくれる方を探すのとは大違い。私はまるでコバンザメ状態です
。
ふと気がつくと、スズパワーから参加のneekoさんを見つけました
neekoさんとそのお友達のトライアスリートの彼女は、本日やんばるセンチュリー189km(本島一周の一日目のコース)を走り
、明日は「女子市民レース50km」に出るとのこと
今日のセンチュリーライドは普通のセンチュリーではないですからね
登りばかりですから。。。。
それで明日レースですから、すごいですよ、彼女達
そのパワーに脱帽
11月にも関わらず沖縄の気温は26~27Cもあります
その暑さに水
の消費量も半端ではありません
途中、コンビニにてこんなものを購入
何処にいても、ゆで卵の購入だけは忘れない、私
面白いお兄さん達(学生さんかもしれませんね~)の集団がいましたよ
(たま旦の前に写る、お兄さん達5~6人ぐらいのグループでした)
恐らく未だ
自転車に乗り始めたばかりの感じ(ウェアーも普通の私服だったりする)なのですが、お互い引くでもなく、ほぼ競争
しかし、登りが来ると「きつ~
」とか「もうかんべん~
」と大声を出しては、笑い
の繰り返し。まあ、若いのでしょうね
私はそんなダッシュ的な乗り方をしたら、ロングを乗りこなせなくなっちゃいますよ
でも、この風景どこかでみたな~と思ったら、佐渡を走る
師匠とAKB48さんですね
お二人、お互いを引く出もなく、ダッシュを仕掛けては追いかけ、抜かれの繰り返しでしたから
そして、二年前私が落車した47km地点のコンビニ
二年前は47km地点でも
渋滞は解消していませんでしたから、今年度の本島一周の参加者はかなり少ない
模様
大体50km走ったぐらいから、ほぼ海岸線沿いを走ります
そう、本日は北風ですからね、この海岸線沿いの走行はかなり大変でしたよ~
。
そして、この橋はかなりの勾配を持った登り区間
74km地点までほぼ平坦でも、かなりきつい登りはあるのです
まあ、この日の午後のルートに比べれば、こんな登りはお遊び程度かも
そして、今年もかわいい応援団がいました
よ~く見ると、座り込んじゃっている子もいて。かわいい~
応援ありがとうね
折角、海が綺麗な沖縄にやって来たのに、この
空では、あまり景色も綺麗ではありませんね~
しかし、このトンネルを抜けたら
、
澄み渡った空と海が
これが沖縄の海ですよ~
ここでコンビニ休憩中に離れてしまった、スズパワーの彼女達発見
頑張ってますね~
でも、今日は抑えて明日のレースに脚を貯めてくださいよ~
景色に癒されて
、安心したのもつかの間
本日最初のきつい登りの入り口にやって来ました
この永遠に続く登りっていや~な感じですよね
ふと横に目をやると筑波山の様な二こぶの山が
登りは延々と続きます
まだこの段階では余裕なたま旦です
沖縄の登りの特徴は、「登っても、登っても未だ続く
」これが表現としてぴったりかもしれません
広大な景色が広がっているせいか、今ひとつ距離感が無くなります
そのせいか、登っても~、登っても~という風になるのかな~
この登りを終え、下ると本日のお昼
を頂く、休憩地点となります
またここは、イータンが参加した市民男子100kmと国際女子100kmのスタート地点でもあるようです
このエイドステーションでは、「カレーライス」「豚汁」「ライスのみ」「黒糖」「塩」「飴」と水を始めとする3種類の飲み物がfreeです
(写真に写るAssosの紳士は栃木県お住まいのproject M
に乗る、ひととのやさんです。とても素敵な方ですよ~
)
前年度まで置かれていた「山羊汁」は無くなった模様
二年前、私はここで山羊汁を頂き、後半の登りが気持ち悪くなって
しまったほど、脂が強いためですかね~
今年は、「豚汁」と「ライス」を頂きましたよ
もちろん、たま旦はカレー
お昼はスズパワーの彼女達と頂きました
お昼頂いた物を消化すべく、少しまったりしました
そして、後半戦
まさに「戦
」と言う文字がぴったりなルートですよ
沖縄ならではのものに、警告の看板が「やんばる」になってます
ただ、一度も飛び出てきたところに出くわした事はありませんよ
登っても~
、
登っても~
、再び登り
。
この風車のある坂はかなりきつい。脚はどんどん残り少なくなっていく?!
坂の途中にボランティアのエイドステーションが設けられていました
ここで、「シークワァーサのジュース
」を頂きましたよ
さっぱりしていて、とても美味しい
しかし、この仮設に設けられたエイドステーションは一番勾配がきつかったはず
見てください、テントの足がブロック塀で押さえられてます
はい、こうでもしないと滑っていっちゃうのです
そして、再び登り~
あ~、もううんざり
と思いますよね。はい、かなりうんざりです
このうんざりする「やんばるの坂」を越えると、山の駅になります
エイドはされませんが、商店があるので、ここで補給を行えるのです
たま旦の今回の目標の一つだったのかな。「やんばるの坂でたまご
にそれほど離されない
」というのが。30分強の離れというところでしょうか
これはBORAにでもしないと、二人の距離は縮らな~い
(BPRA履いて負けるようだったら、即没収
)
私はといえば、この「やんばるの坂」は外国の方とプチバトル
をして登ったので、結構楽しかったです
(誰かライバルがいないと燃えない、私
)
山の駅ではこんなものを補給
「ファンタググレープ
」と「キットカット
」美味しい~
キットカットに至っては、一本250kcalもありましたよ
走って消費したエネルギーもあっという間に補給済み
(折角消費したのに
ぶ~)
そして再スタート
またもや登り~
登ってばかりで、下りはないの??
と思いますよね
たま旦もいってましたが、下った記憶が無くなるほど、登る
印象が強く、常に登りばかり行っている様な感じなのです
やんばるの坂を越えたら、少し平坦も出てきます
でも、油断は大敵。直ぐに登りが始まりますから
また登り
その登りで、またたま旦の行方がわからなくなってしまいました
気がつくと、マイコンは165kmを指しています。本日のゴールまで約20kmですね。そこで、しばし、たま旦が来るのを待つことに
沖縄の素敵な
ビーチの写真を撮りながら、待ってました
少しするとたま旦がやはり一切ドラフティングせずにやって来ましたよ
後ろに身体の大きな外人さんを引き連れて、やってきました
そして程なく最後のエイドステーション
折角なので、ここでは沖縄ならではの「シークワァーサーのシャーベット
」を頂きました。美味しい~
何処へ出かけても、「美味しい物は必ず食べる
」という
師匠の教えを守ります
沖縄の方の人柄なのかな、アイスを購入しようと並んでいると、次々に話しかけて来てくれます
人柄の温かさにも励まされますね
そして、残すところ20km 弱
最後の頑張りです。はい、また登り有りです
最後の登りはたいした勾配では無いはずなのに、既に使ってる脚にはかなりこたえる模様
がんばれ~
これを下り着ると、名護市内海岸線沿いに出ます
ほぼ北半島一周をしてきたのですね~
そして、本日の宿泊先でゴールとなります
バイクはゼッケン番号で置く場所が決まっていて、今年はきちんと屋根付きの駐輪場になってました
そして、この日の記録。
(総走行距離 184.13km)
(平均速度 24.9km/hr)
(平均ケイデンス 89rpm)
(時間(休憩込み)9 時間25分)
とあまり二年前と変わらず
ただ沖縄の場合、交通規制はあまり厳しくありませんが、各エイドステーションからのスタート時間は決まっていて、あまり集団がばらけないようになってます。佐渡と違って、完全に自由に(速く走りたい人は速く走る)走ることは出来ないのです
まあ、レースではなく、イベントですからね
泊まったお部屋からの眺めはとても素敵な眺めでしたよ
が降ることも心配されましたが、降られることも無く、無事本日のライドは無事終了
そして、夕飯
沖縄の郷土料理がバイキング方式で出されます
その一つに、
沖縄の郷土料理の「炊き込みご飯
」と「ソーキーそば
」が小さなお椀ですが、美味しく頂きました
ふむふむ、美味しい
お腹が一杯になったら、あっという間に眠くなって、この日は早めに休むことに
明日は脚が残っているかな