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ヤビツ峠裏でポルシェにはねられる_20190907

2019-09-29 18:14:19 | ロードバイク
こんにちは〜

またまたかなり久しぶりの投稿になりました。乗鞍もダメダメな結果でしたが、ブログを書かなくては、書かなくてはと思いながらなかなか書く時間が取れないうちに、今度はヤビツ峠裏をたま旦とサイクリング中にはねられてしまいました

こんなことをブログにするのも何ですが、あまりにもひどい対応なので、ロードバイクに乗る方々が、なるべくは逢いたくありませんが事故に遭遇してしまった、自分が事故にあってしまったという時の参考になれば良いかな〜と思って、記録という意味でもブログに載せることにしました。

(事故発生場所と日時)
事故発生は乗鞍が終わって二週間後の週末。もう今年はレースもないので、たま旦とのんびりヤビツ峠裏を登ってました。皆さんもご存知の通りヤビツ峠裏側は道路も狭く、すれ違いざまもお互いが気をつけなくてはなりません。事故はポルシェ ボクスター(色 ブルー)が後ろにバイク、オートバイを後ろに連ねて、渋滞しているような状態で下ってきており、私はゆるい登り。シーズンも終わっていたので、のんびり(時速12km/hrも出ていなかった。後にGARMINの記録をcheck)走ってました。現場はカーブの出会い頭ではなく、カーブが終わって、少し直線になったところで、私の見えていた限りでは、図のように、ポルシェがアウトに向かって行ったかな?と思った途端、ギュンとインにハンドルをきり、たまたま目の前にいた私に突っ込んでくるような形でぶつかりました。私はぶつかる瞬間に自身のハンドルを左に切れたのと、腰を浮かすことが出来たので、正面衝突は逃れましたが、ポルシェ の右サイドミラーが私のひじをガツガツとぶつかり、さらに私の右大腿と右尻にえぐるように入りました。結局、私はポルシェ と左側のガードレールに挟まれる感じでぶつかり、その後、落車しました。落車時に、右側頭と右肩を強打しました。

(ポルシェ ボクスターは下り、私(自転車)は登り。事故現場はカーブの出会い頭ではなく、カーブが終わって直線のところ。)
怪我の状態としては、右腕、右大腿、右の尻に激しい痛みがあり。ただ、骨折ほどの痛みではなかった。ポルシェ の運転手自ら、警察と救急車を呼んだ。痛みの感じから、救急車に乗るほどではないので、病院へドロップアウトしてくださいというと、事故目撃していたロードバイクのおじさま二人から何があるかわからないし、後でごねた時にも救急車に乗っておきなさいと言われ、救急搬送されました。(何故か、ポルシェ の運転手が笑って見えたのは、私の気のせいか?!)救急搬送された先で、骨折はないものの、打撲は軽くないので、要観察、週明けに自宅近くの病院へもう一度見てもらうよう言われました。

診察が済んだ後、警察が病院へ来てくださり、事故調査と物損、人身事故のどちらで処理をするかを問われた。担当警察官は、私が救急搬送されたが、骨折はなかったので軽傷とみなし、物損で許してあげませんか?と言ってきた。しかし、ここで物損は絶対やめてください。どんな軽傷であっても、人身事故で処理していただきましょう。
と言いますのも、のちに物損→人身に切り替えられるという方がいますが、切り替えを行なったくれないケースもあるそうです。(また保険会社対応の項で書きますが、物損扱いですと保険屋の対応が酷すぎます。私のケースを後ほど記したいと思います。)私は前回のバス車内事故の時に保険対応に関してかなり調べていたので、迷わず人身で処理を選択。(これが幸運でした。結局、怪我は全く軽くなく、骨折はなかったものの長頸靭帯の損傷、筋挫傷で受傷4週目に入る今も痛み、足には水が溜まった状態が続いてます。)

(車が人をはねれば、軽傷であることはない)
事故直後は自身の興奮もあり、あまり痛みも感じないものです。しかし、私は翌日の日曜日は痛みで起き上がれませんでした。さらに二週間はポルシェ とぶつかった右サイドに寝返りも打てず、かなり苦しい状態が続きました。打撲といえど、ただ毛細血管から血が滲み出た訳ではありません。車が人をはねて、軽傷で終わるなんて考えないようにしてください。私の怪我は、例えるならサッカーやラグビーで接触があるように、スパイクが腿にがっつり入ったと例えるのが妥当でしょうか。その結果、長頸靭帯が損傷、筋挫傷(筋断裂みたいな感じです)となったのです。厄介なのは、骨折ならば固定して、ある期間おけばくっつきますが、筋肉や靱帯は完全断裂しない限り手術することはないので、日常生活の中で動かしてしまって、なかなか治癒につながらないのです。動かすと、筋肉の硬結などが起こって、スポーツなどを行うと再発を繰り返す可能性があるのです。

(受傷3日目。シフトレバーを握っていた手のひらにも内出血手のひらから、手の甲にかけて出血してました。サイドミラーにえぐられるようにぶつかった太腿は内出血がひどく、受傷後2週間は紫色のままでした
残念ながら、私をはねたポルシェ の運転手からは、怪我の容態を聞くなどの連絡は全くありません

(保険屋の対応)
さて、肝心の保険ですが、まず今回勉強になったのは、
自分が全く悪くなく、0:100(相手)である場合は、自身が加入している保険屋は何もしてくれません。自分が戦うしかないということ私は、自分がにはねられることは全く考えておらず、万一、自転車、自転車同士の接触事故や、子供が飛び出してきてしまった時に対してAuの自転車保険に加入してました。それに示談交渉のオプションがつけられるとあったので、オプションをつけて保険料を払っていたのですが、0:100%の時は使えないことが判明。ただ、私の加入しているAu保険は交渉はしてくれませんが、さすがに自転車専門の保険ということもあり、適切にアドバイスをいただいております。
なので、ロードバイクに乗る方で、まだ自転車関連の保険に加入していない方はこの記事を読みましたら、どこでもいいので、加入しておくのがオススメ。

さて、本題です。物損と人身事故では保険屋の対応が全く違ってきます。
私をはねたポルシェ の入っていた保険会社は、セ●ン損保の大人の保険というもので、高級外車などには車両保険がかけられない、その分保険料が安いというのが売りの保険のようです。この保険会社、怪我と物損
の保険担当するものが分かれているようで、私の担当は、

怪我などの人身関係→女性
壊れた物損(今回は私が乗っていたバイク)関係→男性

でした。女性の対応はまずまずで印象は悪くありませんでした。後ほど書類を送ります、何かあったら○○までお問い合わせくださいと丁寧な対応。
問題は物損担当の男性。(先ずは会話で)

セ●ン損保 物損対応 B 「私、たまごさまとの事故を起こしましたA (ポルシェ の運転手を借りにAとしておきます)の加入保険、物損担当のBと申します。事故の件で少々お時間いただけますか?」
セ●ン損保 物損対応 B 「Aが怪我をさせてしまったこともあり、うちでたまごさまの医療費を負担するとしても、物損、お互いの車両の修理に関してはうちが100%悪いとは思えないんですよね〜〜。」

たまご「何を持っての、過失相殺なのですか?」

セ●ン損保 物損対応 B 「いやね、Aの話を聞くとどうもうちが100%でないって話ですよ。もちろん、私はAの保険会社ですからね、Aの味方をするに決まっているじゃないですか。」

たまご「Aさんの話を聞いて、私の話を聞かないっていうのはおかしいですよね?」

セ●ン損保 物損対応 B「(ふっと笑うような声)当たり前じゃないですか、だから私はAの保険会社って言ったでしょう?あなた(たまご)と話ていても、話がまとまらないので、あなたの加入している保険会社教えてもらえます?」

(で電話を切る。その3時間後、私加入のAu損保 Nさんから電話)

Au損保 Nさん「たまごさんですか?15時頃、先方Aさんの保険会社Bから電話が入りました(事故にあってすぐ、0:100%の時は、自分で交渉することを知らなかったので、Au損保に連絡を取っておいた)。彼によるとたまごさんが過失を認めたので、その割合に関して話し合いたいと言ってきました。事故直後にたまごさんからお話を聴いていたので、僕自身もたまごさん自身の過失はないと思うのですが、彼(B)が言っていたのは本当ですか?」

というように、いつのまにか事実を捻じ曲げられていました

たまご「そんなこと言ってません。私はどう考えても、ヘルメット着用、左ギリギリを巡航してました。また出会い頭でもありませんし、飛び出しでもありません。ポルシェが正面から突っ込んできて、 ポルシェ とガードレールに挟まれるようにぶつかっているので全くの逃げ場がありませんでした。逆に、ブレーキを引いていたら正面からはねられ、怪我はもっとひどいことになっていたと思います。私に過失があるとは思えません。」

Au損保 Nさん「了解です。そのように聴いてますし、僕も過失があるとは思えません。では、先方(セ●ン損保 物損対応 B)にそのように伝えますので、示談はお手伝いできませんが、何か困ったことがありましたら、いつでも連絡ください」

(その3日後)

セ●ン損保 物損対応 B「(かなり怒ってい?イライラしている感じで)セ●ン損保 物損対応のBです。あなたの保険会社から、たまごさんは過失はないと報告されましたが、ではその通りの進め方で良いですか?そうなるとですね、うちでも事故の状況を把握できないので、第三者機関に調査を依頼しないといけないのですよ。あなたにも事故現場に来ていただいて、お話を聞くなどかなりの時間を割くことになりますよ」

たまご(第三者機関に依頼??)

たまご「第三者機関に依頼とは?(本当に何を言っているのかわからなかった。)そもそもこの事故、事故当日に警察に人身事故で処理していただいてますので、第三者機関に調査依頼などせずに警察から調査書をもらえば済むのではないのですか?私、警察の質問にも全部答えてますし、目撃者の声も全て警察が残してますよ

(その途端、セ●ン損保 物損対応 Bの対応激変)

セ●ン損保 物損対応 B「人身事故で処理??診断書も提出しちゃったのですか?人身事故手続きをされちゃったのですか?」

たまご「はい、救急搬送されて診断書もすぐに発行されましたし、後々物損→人身事故の変更手続きは警察署に出向かないといけませんし、頭も打っていて後々後遺症など出るといけないので人身で処理していただいてます。」

セ●ン損保 物損対応 B「そうですか。。。すみませんでした、では書類を作成し直しますので、また連絡をします」

どうやら、私をはねたポルシェ の運転手Aが、きちんと保険会社に人身事故で処理されているという連絡を捻じ曲げ、物損事故で報告していたようである。運転手Aも搬送された病院へはきており、その際に私が人事事故処理で手続きされたと警察から報告を受けています。それが判明したのも、怪我の担当の女性から送られてきた書類で確実に判明。提出書類一覧の中に「人身事故証明書入手不能理由書を提出してくださいとあった。。ポルシェ の運転手の配慮の無さに、非常に失望である。

(その後)
怪我の状態は、先に書いたようにまだサイドミラーが折れるほどに強くぶつかった右大腿から右尻にかけての長頸靭帯に水がたまっている状態で、近々エコーで確認する予定。保険会社からは今の所何も連絡はありませんが、あまりにも揉めるようでしたら、弁護士を雇おうと’考えてます。交通事故に強い弁護士さん(神奈川)で知っている方がいましたら、ぜひご紹介ください。

(事故に遭う前、遭ってしまったら)
まず絶対しておいて欲しいのが、車任意保険のように、ロードバイクに乗って公道を走る人は、自転車に特化した保険に加入を勧めます。自分の未来への投資だと思って、ぜひ加入しておいてください。また、0:100%で自分に過失が全く無い場合、自分で加害者の保険会社と示談しなくてはならないということを忘れずに。怪我で精神的に沈んでいる状態で、口の達者な保険会社と戦うのはストレスという人は、費用がかかってしまっても、弁護士さんを雇いましょう。私はいい弁護士さんが見つかり次第、弁護士さんにお願いすることに決めました。はっきり言って、保険会社との示談、かなりストレスです。

まだ、事故に遭遇して怪我をしてしまったら、絶対警察を呼ぶ、その場で示談はやめてください。今回もポルシェ の運転手、全く誠意が感じられません。そして、怪我が当日に軽くても(おそらく警察は、怪我が軽いのだから物損で、、、)といってきますが、軽症でも怪我をしたなら絶対人身事故で処理してもらってください。相手に遠慮することはありません。(自分が加害者(例えば車)で、自転車をはねてしまうという逆のことが起こるかもしれません。人身扱いになると、免許証の点数が加算されたり、罰金を取られたりしますが、物損、人身では保険会社が負担してくれる保険料の額に相当な差が生じるようです。物損でお願いした結果、自身の持ち出しの慰謝料が高額になることもあるそうです。加害者、被害者どちらで遭っても、人身事故で処理しておくのが良さそうです。また過失相殺を決めるのは、警察ではなく、保険会社だそうです。)
公道を走る以上、お互いが譲り合って、事故なく安全に走りたいものですね