キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『冬の稲妻』『夢去りし街角』アリス

2023-10-16 22:55:31 | 愛しのレコードたち

                   

中学生、高校生がレコードを買うというのはなかなか大変な時代に私は育ちました。

幸いお洋服にはあまり興味がなく貰ったお小遣いはほとんどがレコードに消えていました。

それにしてもアルバムは高くてなかなか手が出なかったので シングルでは買えないJAZZレコードはアルバムを買っていましたがそれ以外はほとんどシングル盤を買っていました。 好きなアーティストを集めるというより好きな曲を集めていたように思います。

私が持っているアリスの曲はこの2枚です。 どうしてこの2枚だったのか今となっては謎です。

今一番好きなアリスの曲を訊かれたら『遠くで汽笛を聞きながら』を選ぶと思うのですが。

 何はともあれ アリスの音楽が好きだったからコレクションに入っているわけで・・・

 今日谷村新司さんの訃報に接しました。 寂しい気持ちでいっぱいです。 谷村さんのご冥福をお祈りします。

アリスのレコードを持ってたな、と思って久しぶりにレコード入れを開けてみたら 懐かしい曲がたくさん出てきました。

でも その歌を歌っているアーティストで亡くなってしまっている方が結構いらっしゃるのをみて愕然としました。

う~ん、自分もトシをとってきてるんですね~

でも、こんなにもステキな音楽をその時代に聴けていたことに感謝です。

 

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『笠井紀美子インパーソン』笠井紀美子

2022-09-21 20:17:57 | 愛しのレコードたち

               

一世を風靡したジャズ歌手笠井紀美子さんのライブ盤です。録音日が1973年9月24日となっています。

なんと!!丁度49年前の録音です

自分で書いててちょっとびっくりです。 49年前って・・・・私、今何歳? ショック・・・

まあ自分の年齢のことはともかく・・・

一曲目から彼女の歌声に心が躍ります。 華やかなジャズです。 最近の歌手でこんな歌声の人はいらっしゃるのかしら?

最近はジャズボーカルを聴かないので分かりませんが彼女のコンサートに行ってみたい、と思いました。(当然行ったことがなかったので。)

彼女の現在が知りたくてネットで調べたらなんとジャズ歌手は引退され、アメリカで宝石デザイイナーとして活躍されているそうです。 円熟味の増した笠井さんの歌声聴きたかったなあ。

 それにしても年月が経っているのにレコードの音はとても良いです。 これは録音技術が素晴らしいのか自分のレコードの保存がうまかったのか・・・

いろいろケチケチしてお金を貯めてレコードを買っていた青春時代の自分をほめてあげたいです、そのおかげでこうして何年経ってもステキな音楽を楽しめているのですから・・・

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『打』『やました』ツトムヤマシタ

2022-09-01 21:55:44 | 愛しのレコードたち

          

どういう経緯でヤマシタさんの事を知ったのか覚えていません。

ただ祖父の読んでいた雑誌にちょっと皮肉っぽくヤマシタさんの事が書かれていたのは覚えています。

でもそれが演奏を聴く前だったのか聴いた後だったか・・・・

とにかく彼の演奏を聴きたくて「『打』ツトムヤマシタの世界」というレコードを買って衝撃を受けました。

打楽器というのはオーケストラの中でさほど注目される存在ではないと思います。曲によっては一番最後にシンバルでジャーン!で終わってしまうものあるくらいだし。

そんな打楽器を主役にしたヤマシタさんはとても前衛的で凄い、と思いました。

最近は和太鼓を楽しんでいらっしゃる方が多いけど当時はそれもあまりなくて佐渡島の『鬼太鼓座』が注目され始めていた頃だったと思います。

 多分その後に買ったレコードが『やました』だったと思います。

         

こちらも結構気に入っていました。

しかし『打』は今聴いてもいいな、と思いましたが『やました』を改めて聴くと ちょっと打楽器が主張し過ぎているように感じました。いや、打楽器のレコードなのでそれでいいのですけど・・・

レコードの解説によるとヤマシタさんは1947年生まれ、とのこと。現在の彼の演奏が聴いてみたい、と思いました。

私は和、洋どちらも打楽器が好きです。

 

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『HIROSHI FUKUMURA LIVE First Flight』福村博

2022-01-31 22:23:20 | 愛しのレコードたち
                       
1973年8月のライブレコードです。
当時どうしてこのレコードを買ったのか全く覚えていません。
 多分ラジオかなんかで聞いていいな、と思って買ったのだと思うのですが・・・・
もしかしたらテレビで人気だった指揮者福村芳一さんの弟さんということで興味を持ったのかも・・・・  
 トランペットとかサキソフォンに比べてトロンボーンって地味な感じがします。
当時毎月お小遣いで買ってた『スイングジャーナル』誌に各楽器奏者の人気投票みたいなコーナーがあったのですが 渡辺貞夫さん、日野皓正さんの名前と並んでトロンボーン奏者の第一位は『谷啓さん』
谷啓ってクレイジーキャッツのメンバーだよね? なんか違和感・・・と思った記憶があります。
もちろん谷啓さんはトロンボーン奏者としては素晴らしい方だとは思うのですがお笑いグループのメンバーというイメージが強いし年齢的にも若くはないかな、と・・・
 そんななかでトロンボーン奏者に向井滋春さんや福村博さんが出ていらしたので興味津々でした。
若いパワーを感じられる一枚です。
B面に『いそしぎ』があります。 以前こちらで書いた弘田三枝子さんと日野皓正さんのいそしぎがとても素敵ですが こちらのいそしぎもまた違った雰囲気でこちらも好きです。
 こちらのレコードでおもしろいと思ったのはトロンボーン奏者がふたりになっているところです。
福村博さんと向井滋春さんです。
ふたりの競演も魅力です。
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『ジャンピンク・ジャック・フラッシュ』ローリング・ストーンズ

2021-12-18 21:39:42 | 愛しのレコードたち
                         
 私より年上の人たちが若い頃に聴いていた洋楽のひとつが『ザ・ビートルズ』だと思います。 多分今の人たちの音楽的に尊敬するグループというのとはちょっと違っていたかもしれません。
どちらかというと流行っぽい感じ? 前にも書いたと思うのですが高校生だったイトコが小学生の私にビートルズの写真を見せ「誰が好き?あ、ポールはだめよ、私のだから。」と訳の分からないことを言ってましたから(笑)
 ビートルズのイメージがちょっとおとなしめなのに対しローリング・ストーンズはちょっと怖そう、というのが子どもの頃の私が持ったイメージでした。

ビートルズもローリングストーンズもそんなに夢中になったことはないのですが それでも少しレコードは持っています。
 ローリングストーンズの曲の中で一番好きなのがこの『ジャンピンク・ジャック・フラッシュ』です。
音楽もステキですがジャケットの写真もなんか好きなんです。
中学生だった私はこの曲を聞いた時、ちょっとワルな気分になってそれが気に入って音量を上げてガンガン聴いていました
 そんなローリングストーンズが今でも現役で活躍しているって凄いことです!
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『キープミー・ハンギング・オン』バニラ・ファッジ

2021-10-23 22:56:44 | 愛しのレコードたち
                              
 1967年に発表された楽曲です。
ヒッピー文化華やかかりし頃の音楽、いわゆる『サイケデリックミュージック』です。
 独特な雰囲気のある曲で不思議な気分になります。
地方都市に住んでいた子どもの私には ヒッピーもサイケデリックもご縁がまったくなかったのですが 自分の知らない世界への憧れをこの音楽が満たしてくれました。
 今回このレコードを出してふと気づいたのですが 45回転、しかもドーナッツ版のレコードなんで今どきの若い人は知らないんでしょうねえ。
・・・・なんかトシを感じて地味に落ち込んじゃいました
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『青い影』プロコル・ハルム

2021-10-12 22:24:45 | 愛しのレコードたち
                                  
 小学生、中学生がお小遣いで買えるレコードなんてせいぜいシングル盤でした。
そんなわけで私のコレクションにはシングル盤が多くあります。
 息子がレコードプレーヤーを買ってくれた時、レコードケースの扉を開けてそこに入っているレコードを見て「あれ?こんなの持ってた?」とびっくりするレコードが結構ありました。

 高校生、大学生で買ったレコードはLP盤のジャズが多いのですが それ以前は本当に雑多です。
でも、どの曲も今聴いてもいいな、と思える曲です。
 そのシングル盤の中でも好きなレコードがこちら。 プロコル・ハルムも『青い影』です。(プロコロ・ハルムはイギリスのグループだそうです。)
改めて原題を見たら『A Whiter of pale』。
歌詞を読んでも青い影がどこにも出てきません。 顔色が青白くなった・・・から青い影なのかなあ? でも青白くなった顔色、なんていうより青い影、って言った方が詩的ですね。
 歌詞の内容はともかく・・・?!
とにかくステキな曲です。
 機会があったら聴いてみてください。歌詞はともかく(くどい?)落ち着いた気分になる曲です。
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『チャイコフスキー交響曲第6番悲愴』『ベートーベン交響曲第5番運命』ヘルベルト・フォン・カラヤン

2021-09-06 21:46:43 | 愛しのレコードたち
                       
 小学生の高学年から中学生にかけて結構クラシックを聴いていました。
レコードはほとんど自分のお小遣いで買っていたのですがこちらは母が買ってくれました。
なんとなくカラヤンがいいな、と思って・・・・
 こちらのレコードは面白くてA面B面でカップリング曲が選べたみたいです。
他には『未完成』『田園』『新世界より』があります。
まあ小学生だったらこの組み合わせを選ぶかな 今だったら『田園』『新世界より』かなあ。
                 
しかし、私が『悲愴』を選んだのには訳があります。
私は小学1年から中学1年までクラシックバレエを習っていました。
先生は滝いつ子先生とおっしゃいます。
 滝先生は広島の葉室バレエ団から東京のバレエ団に移り、広島に戻られて自分のバレエ教室を数か所持たれました。
私はそのバレエ教室の初期の教え子です。
年に一度の発表会は私たちみたいなお子ちゃまの舞台のあとお姉さんたちの舞台があり、最後に先生が主役のステージを踊ってくださいます。
 よく覚えているのは『ジゼル』や『白鳥の湖』なのですが 先生の創作作品を踊られることがありました。
そのタイトルが『よどみなく川は流れる』という原爆を題材にした作品でした。
振付は先生がされたのですが使われていた音楽が『悲愴』でした。
 私は『悲愴』を聴くと滝先生のステージを思い出します。
暗いテーマですが川の流れが救いのようになっていました。
広島のバレエ団ならではの作品だったと思います。
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『OASIS』喜多郎

2021-08-31 22:05:07 | 愛しのレコードたち
                                    
 久しぶりに聴きましたがまったく古さを感じません。
1979年発売のレコードです。
当時NHKで放映されていた『シルクロード』のテーマ曲で一躍注目されたシンセサイザー奏者の喜多郎さんのアルバムです。
 聴くだけで悠久の時を感じ、シルクロードを往く気持ちになりました。
それまでシンセサイザーというと機械的な音を出すものでちょっと冷たい印象があったのですが 喜多郎さんの音楽は本当に温かく優しい音楽で驚きました。
ついでに『喜多郎』という名前も・・・『キタロウ』というと私の世代的に『ゲゲゲの鬼太郎』のイメージがあったのですが
 暗い部屋で横になりこのレコードをかけると自分は部屋の中にいても心は解放され、遥か遠くのシルクロードにいるような気分になります。
この音楽って癒し効果が絶大なので 例えばエステサロンとか岩盤浴とかリラクゼーションスペースで聴くと本当に癒されてると思います。
 『シルクロード』は多くの方が聴いていらっしゃると思いますがぜひこちらもお聴きください。
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『FEELIN' GOOD』日野皓正

2021-08-18 22:08:40 | 愛しのレコードたち
                            
 1968年録音(多分)の一枚です。
もちろん購入したのは随分経ってからです。
さすがに子どもが聴くタイプの音楽じゃないですね
 私のお気に入りの日野皓正さんの初期の頃の作品だと思います。
編曲を菊池雅章さんが担当していらっしゃるようです。
ピアニストとしても評判の菊池さんと日野さんがタッグを組んだ作品です。
 もう随分長い間レコードを聴いていないと「これ、どんな音楽だっけ?」と思うことが多いのですがなぜかこのアルバムだけは曲名だけで音楽が頭に浮かんできます。
私の大好きな一枚です。
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