『下鴨アンティーク 暁の恋』白川紺子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　京都の華族の子孫で古い洋館に暮らす鹿乃は祖母の残した不思議な着物の入った蔵を管理している。
両親を早く亡くした鹿乃は年の離れた兄、良鷹と良鷹の友人で大学教員の慧と三人で暮らしている。　慧に好意を抱いていた鹿乃は思い切って慧に告白する・・・・前作はここで終わり本作はそれからのふたりの関係、そしていつものように不思議な現象を起こす着物とその謎を解いていく鹿乃の活躍を描いています。
　ハラハラしながらふたりの関係をみていたのですが　なんとか鹿乃と慧の思いが通じたのでほっとしました。　でも　これからまだいろいろなことがふたりに起こると思うし、良鷹の行く末も気になります。
　このシリーズ、なにより本の装丁が好きです。
ぱっとみたらとても綺麗な絵なのですが　ひとつずつよく見ると　本の内容とつながりがあるのが分かります。
　まだ発売されたばかりですが　早くも次巻が楽しみです。

サクランボ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　たまたまなのですが　ご近所の方からと　職場の方からサクランボをいただきました。
今まで日本のサクランボは甘みがうっすらとする果物、といったイメージがあったのですが品種改良されたのでしょうか、かなりはっきりした甘さを感じました。
　甘いサクランボってアメリカンダークチェリーの方だと思っていましたが　日本のサクランボも負けてません。

　サクランボ＝高級品、というイメージがあってなかなか我が家の食卓に上がることはないのですが　こうしてたくさんいただいた時だけはゼイタクに思いっきり食べたい、と思います。
そういえばツレアイが桃を売り出してるところをみた、と言っていました。
　果物は一歩ずつ夏に近づいています。

シャンプージプシー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　先月に続きシャンプージプシーをしています。
美容院で買ったり、化粧品店で買ったり、スーパーで買ったり、いろいろな場所でいろいろなブランドのシャンプーを買って使っています。
　自分に合うシャンプーって意外に出会うのが難しいです。

　私はそんなに皮膚が弱い方とは思っていないのですがシャンプーが合わないと頭の中に痒いデキモノがゴロゴロできて無意識に掻きむしるので余計頭皮の状態が悪くなって困ります。

１０年くらい前はデキモノができても美容院で買ったシャンプーなのだから悪いはずがない、と思って使い続けたりしていたのですがどんどん悪化させてしまったこともありました。

　先月買ったシャンプーはデキモノができなかったので　まあ合ってるかな、とは思ったのですが　ハーブの香りがかなり強かったのとノンシリコンではなかったのとなによりかなり高額だったので　また違うものに挑戦してみよう、とこのシャンプーを買ってきました。
　　ちょっと漢方薬っぽいニオイのシャンプーです。
　透明なボトルに入れたらあまりかわいくない茶色の液体が出てきました。
　まだ使い始めたばかりなので自分に合ってるかどうかは分かりませんが　とりあえずなくなるまで使い続けます。
次にこれを買うかどうか・・・・まだ未定です。
　お値段手ごろで　あまり香りがきつくなくて　なによりも自分の頭皮に合っているものが見つかるまでシャンプージプシーは続きそうです。

虫歯になった・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１０日くらい前から左の奥歯がなんとなくシクシクしていました。
私は１～２ヶ月ごとに歯医者さんに行って　チェックとお掃除をしていただいてます。
だからあまりひどい虫歯にはなっていなかったのですが・・・・
　ズキズキまではいかないものの　ずっと鈍い痛みが続き　７月のはじめに検診の予約を入れていたのですがもう待っていられない！というところまで痛みが続いたので
今日歯医者さんに行って診ていただきました。
　すると先生から「珍しいくらいひどい虫歯になってますよ。」と言われてしまいました。
左下の一番奥の歯ですが　以前虫歯になって治療して被せ物をしていたのですが　その被せ物の下が虫歯になり神経まで虫歯菌にやられてしまっていました。
　かなり炎症がひどく、治療のため麻酔をしてもなかなか麻酔が効きません。　もともと私は麻酔に弱く体調が悪くなるので強いアドレナリン系麻酔薬は使えず弱めの麻酔薬だったので余計に効きが悪かったのですが・・・・
　虫歯菌は酸性、麻酔薬はアリカリ性なのだそうです、初めて知りました。　その酸性の虫歯菌がかなりタチが悪く普通の量の麻酔薬では酸性とアルカリ性が中和されてしまい麻酔が効きづらくなってしまったようです。　普通以上の量の麻酔薬を使い、直接神経に麻酔薬を打ち、やっと治療をしました。
　虫歯の部分をきれいに取り去り、虫歯菌にやられた神経を取り、炎症を起している部分に薬を詰め、今日の治療は終了。１時間半かかりました
　歯の治療が好きは人はあまりいないと思うのですが　私はまあまあ我慢していました。
ところがこの最後の薬を入れた途端、うぎゃー！と声をあげました。本当に目の前が真っ白になり気を失いそうになるくらい痛かったです。
　これ、私の年齢だから命が無事だったけどこれ以上年をとったら治療中に死んじゃうかも、と思うくらいの痛みでした。

　痛み止めを３錠出します、と言われたのですが「私は痛みに弱いので。」と話したら６錠くださいました。
でも、今のところはまだ使わないで済んでいます。でもアゴ近くまで神経が通っていたところを治療したのです、なんだかアゴのまわりに痛みが・・・・

　今度は火曜日に通院して薬を詰め替えるそうです。　とにかく痛みから早く解放されたいです
　
　

トリさんにはトリさんの事情が・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　
　朝、ツレアイが興奮して庭から戻ってきて「シジュウカラに庭を追い出された。」と言っていました。
ん？シジュウカラに庭を追い出された？？
　ゆっくりとツレアイから話を聞いたところ　今年ツレアイがハナミズキの木に掛けた自作の巣箱にシジュウカラが住みつき、ツレアイが庭仕事を始めたら　警戒した鳴き声をあげ続けたのだそうです。
　我が家の庭には早春にシジュウカラの夫婦がやってきて卵を産んで子育てをします。
でも今までは庭に置いてあるシーサーの口の中でした。　時期も毎年３月くらいだったと思うのですが・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ツレアイにそう話したところ「シジュウカラにはシジュウカラの事情があるんだよ。中には巣作りが遅いヤツだっているんだよ。」と言っていますが　そういうものでしょうか？
庭でシジュウカラが子育てを始めると　庭に出るのを極力少なくします。　やっぱり子育てに集中してもらい、無事に巣立ちをしてもらいたいですものね
　ところで　ツレアイの自信作のこの巣箱、材料はココアのために買って庭に設置していた犬小屋だそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ココアの思い出がこんな形で残るのは　ちょっとうれしいです。
　

『真夜中のパン屋さん 午前５時の朝告鳥』大沼紀子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　午前０時から始まり　夜明けがやってきました。
前作から５年の月日がたち　真夜中に開店する不思議なパン屋さん『ブランジェリークレバヤシ』のスタッフ、お客さんたちにもいろいろな変化が起きました。
　もちろん主人公の希実にも・・・・意外な展開が・・・・・
各章でそれぞれの登場人物のその後が描かれています。
　このシリーズでは　登場人物それぞれにビターな風味が加えら描かれていましたが　結局最後までそのビターな風味は変わることがありませんでした。
すっきりと「ああ良かった。」という結論ではないにせよ「よく頑張ったね、それが自分で一番いいと思った結論なんだよね。」と登場人物たちに声をかけてあげたくなります。

　長く続いた物語とお別れはちょっぴりさびしいけど　まあこれで落ち着いた、というところでしょうか。
でも、朝一番の彼らのその後を見たい気持ちもあります。

三年ぶりのクラス会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ここ数年登山を優先させた結果６月に開かれるクラス会を欠席し続けていました。
今日も本当は登山の予定があったのですが　以前息子が登って「きつかった。」とこぼしていた山だったことと　丁度足を悪くして運動禁止中だったこともあり今年はクラス会に参加してきました。
　渋谷なんて本当に久しぶり。　『な菜』というお店に集まりました。
　お料理はこんなにかわいらしいお弁当。　デザートもあったのに撮影を忘れてしまいましたが　みんなで楽しくお料理をいただき　おしゃべりを楽しみました。

　たまたまですが足首を捻挫した私の隣に階段から足を滑らせて骨折してしまった子が座り、その隣にバレエのレッスンで膝を捻挫してしまった子が座り、足の怪我三人衆になってしまいました
　数年前から親の介護や子どもの結婚の話が出ていたのですが　今回は自分の体調と孫の話に移っていました。
はあ～・・・・トシを感じます。
　２時間のランチを楽しみ　場所を移動して　お茶を楽しみましたが　甘いもの好きの私、ちゃんと『いちごミルクケーキ』もいただきました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　まだまだ現役で働いているお友達が多かったです。　あと何年くらいみんな頑張るのかなあ・・・・
　私ももう少し頑張ろう、そんなふうに思いました。

スープのないスープ屋さん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今日の昼休み、外へ出たら　スープストックの前にこんな看板がありました。
え？スープ屋さんなのにスープがなくなるってどういうこと？　もしかして閉店しちゃうの？・・・・と心配になって看板を見ていたら　お店の人が声をかけてきました。
「今日と明日の二日間はカレーだけになります。特別なカレーメニューになりますよ、いかがですか？」・・・・
　いや、私はただ通りかかっただけで　私のランチ予算ではスープストックは高すぎます、とはいえず　なんとなく入店してしまいました
　たしかにいろんなメニューがあります。
お店の方の話では　去年もスープなし、カレーのみの日を一日作ったそうです。　それを今年は二日間に増やしたそうです。

　今日だけのメニュー、明日だけのメニュー、二日間共通のメニューがあり　私はカシューナッツを使ったカレーを注文しました。

するとお店の方から「何か黄色いものをお持ちではありませんか？　黄色いものがあれば　オマケが付きます。」とのこと。

　私のお財布は黄色なのでそれを見せたら　ラッシーがサービスで付いてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　まあお値段がお値段ですからもちろんですが　それにしても　おいしかったです。
カレー好きの私、明日も通いたいくらいです。

ちょっとびっくり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ゆっくり庭を見ていなかったのだと思います。
昨日庭に出てみたら我が家のシンボルツリーのヒメシャラにたくさんの花が咲いているのを見つけてびっくりしました。
　ウチのヒメシャラ、あまり勢いがなくて　花を咲かせてもほんとに少ししか咲きませんでした。
でも今年はちょっと様子が違っていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　白くて小さな花なのですがこうして咲いてくれるとやっぱりうれしいです。

　そして、もうひとつびっくりしたのがこちら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　小さくて分かりづらいですがツレアイが地植えした青じそがこんなにたくさん拡がっていました。
夏になると　素麺の上に置いたり、スパゲティにかけたり、サラダに入れたり、と青じその出番は多いので　ここまで増えてくれるとうれしいです。
　ちなみに
　　　　　　　　　　　　　　
　プランターに植えたバジルとパセリも順調に育ってくれてます。

結婚記念日だったのですが・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　
　今日は〇回目の結婚記念日でした。　〇の中に何年が入るのか本人たちもいまひとつハッキリしません。
でも結婚式の日の朝のことはよく覚えています。　小雨が降ってて式場に向かうカサをさして出かけました。　私はいいけど参列者の方に申し訳ないなあ、と思いながら・・・・
　もう何回目の結婚記念日か本人たちが分からないくらいです、お祝いもテキトーになってきました。
ご飯を作るのが面倒な私、「お寿司でも取ろうよ。」とツレアイに声をかけたところ「好きなネタを好きなだけ食べたいから　それなら回転寿司に行こう。」と言い出しました。
　結婚記念日に回転寿司・・・・・まあ悪くはないけど　ムードなんて全くないですよね～
　それでも　まあいいか、とふたりでお出かけしてきたのですが　実は私、寿司ネタで一番好きなのが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　タマゴ、ツナ、お新香巻き、とお寿司屋さんが怒っちゃうようなネタが好きなんです・・・・・
　それでも「本日のオススメ」の鮪三種盛り「貝三種盛り」「クエ」などもいただきました。　それはまあそれでおいしかったです。
　
　そして家に戻ってデザートですが・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　
　この夏の初物のスイカをいただきました。　これが甘くてとてもおいしかったです。
スイカが出てくるなんて　ここ数日涼しいけど　やっぱり夏になってきたのですね。

　なんだか　適当な記念日でしたが　それでも来年も穏やかにこの日が迎えられればいいなあ、と思いました。