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『チャイコフスキー交響曲第6番悲愴』『ベートーベン交響曲第5番運命』ヘルベルト・フォン・カラヤン

2021-09-06 21:46:43 | 愛しのレコードたち
                       
 小学生の高学年から中学生にかけて結構クラシックを聴いていました。
レコードはほとんど自分のお小遣いで買っていたのですがこちらは母が買ってくれました。
なんとなくカラヤンがいいな、と思って・・・・
 こちらのレコードは面白くてA面B面でカップリング曲が選べたみたいです。
他には『未完成』『田園』『新世界より』があります。
まあ小学生だったらこの組み合わせを選ぶかな 今だったら『田園』『新世界より』かなあ。
                 
しかし、私が『悲愴』を選んだのには訳があります。
私は小学1年から中学1年までクラシックバレエを習っていました。
先生は滝いつ子先生とおっしゃいます。
 滝先生は広島の葉室バレエ団から東京のバレエ団に移り、広島に戻られて自分のバレエ教室を数か所持たれました。
私はそのバレエ教室の初期の教え子です。
年に一度の発表会は私たちみたいなお子ちゃまの舞台のあとお姉さんたちの舞台があり、最後に先生が主役のステージを踊ってくださいます。
 よく覚えているのは『ジゼル』や『白鳥の湖』なのですが 先生の創作作品を踊られることがありました。
そのタイトルが『よどみなく川は流れる』という原爆を題材にした作品でした。
振付は先生がされたのですが使われていた音楽が『悲愴』でした。
 私は『悲愴』を聴くと滝先生のステージを思い出します。
暗いテーマですが川の流れが救いのようになっていました。
広島のバレエ団ならではの作品だったと思います。

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