朱蒙(チュモン)が見た日本古代史(仮題)

「朱蒙」「風の国」「善徳女王」・・・韓国発歴史ドラマを題材に日本史を見つめ直す

白虎と青龍

2010年03月22日 | 考察ノート
内村さまぁ~ず」というストリーミング放送が大好きで定期的に観ている。

内さま.com 『内村さまぁ~ず』公式サイト

最新話では「内村プロデュース」時代の盟友、ゴルゴ松本(TIM)を迎え、『無趣味な人生を改め多趣味になりたい男たち』というテーマで、ゴルゴが内村とさまぁ~ずの二人を相手に「趣味のすばらしさ」プレゼンをしていくという企画なのだが、その中でゴルゴが「日本の歴史」についてこのように語る場面がある。

・・・中大兄皇子・・・のちの天智天皇
そして天武天皇なんていう時代がありますけども
あのへんが、実は、非常に、我々が知っている歴史とは
ちょっとウラがありまして・・・


ところが、ここまで話をしたゴルゴが「ちょっとまずいなと思ったんで」と、急に話題を変えてしまう。それは、プレゼン相手の3人があまりに興味なさそうな雰囲気なのを察知したためなのか、あるいは、地上波の番組でないとはいえ公の場で語るのはさすがにまずい内容だと気がついたからなのか・・・
個人的にはそこのところが気になって仕方がない。

ゴルゴと日本の歴史といえば、少し前までテレビ東京で放送されていた「新説!?日本ミステリー」という番組が思い出される。これまで語られることのなかった日本史の新説(異説)を独自の視点で紹介するという非常に面白い番組だったが、この中でCGのキャラクターである白虎の声を務めていたのがゴルゴだったのである。(青龍役は松方弘樹)

さきたま古墳群をフューチャーした「関東日本王国」とか、「聖徳太子はペルシャ人だった?」、「大化の改新は無かった」など相当面白い内容だったのになあ・・・

ところで、(多少強引な展開ではあるが)現在「白虎と青龍」(文芸春秋刊)という本を読みかけている。このブログをご覧の方ならその名前を知っている人も多いのではないかと思うが小林惠子(こばやしやすこ)氏の著作である。

白虎、青龍はそれぞれ中大兄皇子(天智天皇)、大海人(天武天皇)を象徴しているわけだが、この本に書かれている内容は、学校で習った程度の歴史の知識しかない人にとってはとうてい理解しがたい(信じがたい)ものなのである。

もしかしたらゴルゴ氏もこの本を読んだことがあるのかもしれないね。

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