【登記問題対策委員会】ヒヤリハット事例集

先日届いた。

長野県司法書士会の登記問題対策委員会編「登記業務アンケート報告と執務事例」（2013.3.31）巻末のヒヤリハット事例集が秀逸です。

同職の体験談は，とても参考になります。

印鑑証明書はちょうど１年前に発行されたものだった有効期限切れ事件。
会社登記事項証明書に紙貼り付けて日付変造・・有効期限切れ事件。
２日前の本店移転登記されていたことを知らず不動産登記申請・・法務局から登記できないよの電話事件。
免許証の住所に精巧に張り紙してコピー現物確認して変造発覚事件。

実務上，登記の法定添付書類が条件が整えば添付省略とすることもできるので現物確認しないことがあります。
当事者も登記ができないほどの重要な結果になるとは思わず，うっかり忘れていることがあるかもしれません。
登記で使わないからと原本を確認せずに手続を進めると恐ろしいことになる（登記できない。トラブルが発生する。）・・こともあり得るということを学びました。

聞く話ではカラーコピーの権利証で登記できなかった事件などもあるそうです。
最近のカラーコピーは精巧ですからねぇ。

オリジナルの本文の上に張り紙をされると別物が出来上がってしまうのでコピー物は慎重に扱う必要があります。

【６月２４日】県司法書士会長野支部理事会

長野支部理事会がありました。

新役員体制による新たな陣容でのスタート。

とは言え留任者も多く従前と同じ仕事になると思いきや・・・

全く経験のない分野に配置換えに・・

常設法律相談担当理事となりしまた。

毎月担当者への連絡と書類の回収。司法書士会への報告。信濃毎日新聞への連絡などおおぉぉぉぉおおお。

大変そうです。大変らしいです。

忙しい予感。

【消防団】操法大会～続編

日曜日栄村に行ったところ，操法大会があった様子。
長野市でも操法大会があったことが信濃毎日新聞に掲載されていました。

信濃町消防団も協会大会に向けて練習がスタート。
選手の皆さん怪我なく頑張って応援してます。

ＯＹＡＫＡＴＡ

親方ではない。

親の家を片づける　≒　親片　＝　ＯＹＡＫＡＴＡ

初めての言葉に出会った。
５０代以上ならピンとくる言葉らしい。

作家五十嵐佳子さんの「親の家を片付けるということ」（月報司法書士№４９６）を読んだ。

都会で家族と生活している５０代以上の世代は，地方に住む親の家の片付けに真剣に取り組む必要に迫られている。
戦前戦後の時代を生きた人々はもったいないからと物をため込んでいる。
後片付けも大変な作業になるらしい。
昔は大家族で住んでいたので，親の家は子供の家となり後片付けを大々的にする必要もなかった。

でも今は違う。
親の家を片付けることは大変だ。




記事を読んで，地方の空き家の問題に頭が飛んだ。
信濃町でも子供の世帯と同居することになって，長野市内など都会に引っ越したご長寿の方もいる。
天寿を全うして空き家になってしまい，十何年も時間がたち窓ガラスが割れていたり，たまり場になっていたり，
壁が一部はがれて，動物の住処に成り果てている家も目にするようになってきた。ゴミデコハウスもある。

空き家の近くで生活している近所の人は，大きな声を出さないが,
都会に住んでいる子供世代が，親の家の取り壊しだとか売却だとかの処分や，
害虫駆除のための草刈やら除雪やらの管理をしっかりしてほしいと思ったり，
何か事件・事故が起きないか心配になり困ったりしている。
実際，空き巣被害の話を聞いたり，
冬場に水道管損傷などが原因で５０万円の水道料金を請求されて困惑している今は県外に住む人にも会ったことがある。



住民の方から，怠惰な相続人を訴えられないかと相談されても，何を法律上の根拠に訴えるのか悩んでしまう。
裁判云々で解決できる問題ではないと思う。
この問題，難しいなぁ。

会社法上の休眠会社

会社法の休眠会社は，最後に登記をしてから１２年経過した会社のことを言います。
世間話で休眠会社の話が出ても，
事業を停止してから何年たっていても・・最後の登記から１２年経過していないと会社法では休眠会社とは言わないんですねぇ。
おかしな話ですが。

【会社法】
（休眠会社のみなし解散）
第四百七十二条 　休眠会社（株式会社であって、当該株式会社に関する登記が最後にあった日から十二年を経過したものをいう。以下この条において同じ。）は、法務大臣が休眠会社に対し二箇月以内に法務省令で定めるところによりその本店の所在地を管轄する登記所に事業を廃止していない旨の届出をすべき旨を官報に公告した場合において、その届出をしないときは、その二箇月の期間の満了の時に、解散したものとみなす。ただし、当該期間内に当該休眠会社に関する登記がされたときは、この限りでない。
２ 　登記所は、前項の規定による公告があったときは、休眠会社に対し、その旨の通知を発しなければならない。

マイベストプロ信州って何だ

この頃，信濃毎日新聞で目にする「マイベストプロ信州」。
信州・信濃町に社会保険労務士がいることを知りました。すごいですねぇ。
プロとして掲載するには有料登録が必要らしい。

司法書士は町医者のような身近なくらしの法律のプロでしょうか。

【6月20日】登記相続110番

県司法書士会の電話相談事業。
本日の相談件数は5件。

サクラサイトの立証方法

ある記事によると，
サクラサイトに騙されて，借金をしてまで集めた２０００万円もの大金を，
メールのやり取りの費用として吸い取られた被害者男性が，サクラサイトを訴えたそうな。

原告の男性は・・
第一審横浜地裁では負けた。
第二審東京高裁では勝った。

争点は，サクラだったか否か。一審ではサクラと認定してもらえなかったらしい。
立証は，難しいですよね。

原告代理人弁護士は，このサクラサイトにＡ君・Ｂ君・Ｃ君それぞれの名義で登録してサイトを利用。
同じ名前の相手から同じメッセージが届いたことなどを証拠として戦ったみたいです。

いやらしい話ですが，
証拠を集めるためにどれだけサクラサイトにお金を使ったのか・・・気の毒です。

【信濃町】【飯山北高】【早稲田大学】レンティング陽（あきら）

先日，信濃中の後輩でオリンピックを目指している若者の話ができました。
海外で武者修行中の青年を応援しましょうと声をかけられました。

飯山北高を卒業し，早稲田大学を卒業した若者だそうです。
高校時代は信濃町から片道２７キロ飯山北高まで自転車通学をしたようです。

チームアキラ事務局は富士里の大井にあるそうです。消防団の区割りだと第４分団だね。

TEAM AKIRA 事務局
389-1316　長野県上水内郡信濃町大井2742-1983
TEL：026-255-5882　FAX：026-255-6468

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【雑談】雨です寒いです

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