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『リアル』 井上雄彦 著

2018年12月25日 | マンガ

井上雄彦さんのマンガ『リアル』(集英社 刊)

SLAM DUNK』(集英社 刊)や


バガボンド』(講談社 刊)を読んで


すっかり井上雄彦さんの世界にハマってしまったのですが、
『リアル』は車いすバスケットボールを題材にした
身障者スポーツというジャンルが、どうも重たいイメージがあり、
(『24時間テレビ』のドラマなんかの影響だと思いますが)
なかなか手が出せずにいました。

あるとき、整形外科の待合室に置いてあった
『リアル』の単行本をいい機会だと読み始めたのですが、
これが面白いコト!
身障者とか健常者とか、そういう括りではなく
純粋に「車いすバスケ」っていうスポーツの面白いマンガでした。

整形外科に行くのを心待ちにするようになりました。

最後まで読み終えないうちに、整形外科通いが終了し、
意を決して、既刊14巻を大人買い。
(ま、「ブックオフ」の全巻セットなんですけどね)

高校を中退し、バスケットボールをする場所を失った野宮朋美。




全国制覇を目指す短距離走者だった戸川清春は
骨肉腫により右脚を切断。車いすバスケで頂点を目指す。




ランク付けしてヒトを見下していた高橋久信は
交通事故に遭い、下半身不随に。




この3人の生き様を描く『リアル』
壁を感じさせない野宮の言動・行動が魅力です。
1巻の「マシン脚を持ってねえからってヒガむなよ」には
やられました。


『SLAM DUNK』、『バガボンド』も非常に素晴らしいマンガですが、
ボクは『リアル』が一番好きです。


『週刊ヤングジャンプ』で不定期連載されており、
月1回~2か月に1回ぐらいで連載されていたそうですが、
2014年11月の掲載を最後に連載が途絶えています。

『バガボンド』も休載状態が続いてますが、
『リアル』も続きが読めないのは非常に残念です。

体調とモチベーションを整えられて
最高の作品が読める日が来るコトを心待ちにしております。

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