映画にもなった角田光代さんの
『八日目の蝉』(2007年 中央公論新社 刊)を読みました。
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
母 . . . 本文を読む
昭和57年(1982年)に放送された
『宇宙刑事ギャバン』(東映・テレビ朝日)
70年代に活況を呈した特撮ヒーローは、
80年代に入り不遇の時代を迎えました。
長らく続いたウルトラマンや仮面ライダーのシリーズも相次いで終了し、
スーパー戦隊シリーズが孤軍奮闘しているそんな状況でした。
そんな逆境の中、新たに始まった『宇宙刑事ギャバン』。
従来のシリーズに頼らない新しいヒーローとして企画され . . . 本文を読む
1995年のフランクフルトショーでデビューした
ロータス・エリーゼ。
GM傘下であった1990年に発売した2代目エランは、
前輪駆動を採用していたり、いすゞ製のターボエンジンを搭載していたりと
かつてのロータスを知るヒトからは、あんまりいい評価を得られませんでした。
(実際にはロータスの名に恥じない素晴らしいハンドリングだったそうですが)
そんな中、ミッドシップレイアウトのライトウェイ . . . 本文を読む
昭和44年(1969年)から
小学館の学年別学習雑誌『小学○年生』に連載していた
『ドラえもん』(藤子F不二雄 著)
主人公、野比のび太の元へ22世紀からやってきた
ネコ型ロボットのドラえもん。
小学校の低学年の頃、ドラえもんが大好きでした。
『小学○年生』は購読していなかったのでもっぱら単行本で読んでいました。
当時、子供の間で絶大な人気を誇っていたドラえもんですが、
テレビではなかなか . . . 本文を読む
1997年に発表されたエレファントカシマシの楽曲
『今宵の月のように』(ポニーキャニオン)です。
この歌が大好きです。
歌詞もメロディも宮本さんの声や所作、
曲のタイトルにバンド名まで
何から何まですべてツボにハマりました。
ときどきこんな風にハマる歌ってあるんですが、
ここまでハマる歌はそうそうありません。
初めて聞いたときから、現在までずーっと好きです。
. . . 本文を読む
フジテレビの日曜夜7時と言えば、
『マジンガーZ』から長らく続いた東映動画製作の
ロボットアニメの時間帯ですが、
昭和54年(1979年)からは
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』(東映動画・フジテレビ)が
始まりました。
これはイギリスの5世紀末ごろの伝説的王の『アーサー王物語』を
下書きにしたアーサー王と円卓の騎士の活躍を描いたアニメです。
ラビックの陰謀によって
キャメロットの王であ . . . 本文を読む
“刺青獣”クラッシャー・バンバン・ビガロ
頭全体に刺青を施したスキンヘッドと
インパクト抜群のネーミング
そして巨体に似合わない身軽な動きで人気をさらいました。
コール時の側転に始まり、
ふわっと浮くようなドロップキックや
延髄斬り、
トップロープからのフライング・ボディプレスなど
軽量級のレスラー顔負けの身のこなしで魅了します。
またプロレスの上手さでも定評があり、
本人 . . . 本文を読む
昨年読んだ上橋菜穂子さんの『鹿の王』
いろんなヒトのレビューを見ていて
『守り人シリーズ』が無性に読みたくなりました。
ちょうどそのタイミングでNHKの大河ファンタジー
『精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神』の放送が始まりました。
原作を読んでおらず、シーズン1も見ていないので、
設定がなかなか呑み込めなかったのですが、
回を追うごとに面白くなってきました。
(家族には不評なようで録画したのをひと . . . 本文を読む
東野圭吾さんの『雪煙チェイス』(2016年 実業之日本社文庫 刊)を読みました。
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノン . . . 本文を読む
昭和47年(1972年)に放映された
『トリプルファイター』(円谷プロダクション・TBS)
見ていたのは『戦え!トリプルファイター』という題名で
昭和50年(1975年)に東京12チャンネル(現テレビ東京)系列で
放映されてた方です。
月曜から金曜までの夕方5時30分から10分間放映という
珍しいスタイルを取っており(いわゆる帯番組ですね。)
月曜から新しい話に入り、
火・水・木と各フ . . . 本文を読む