今回取り上げるマンガは、
週刊ヤングマガジン(講談社)で連載していた
『ナニワトモアレ』と続編の『なにわ友あれ』です。
1990年代初頭の大阪を舞台にした
「環状族」と呼ばれる走り屋たちの物語です。
とにかく内容が濃い!のひと言。
作者自身が元環状族であり、
そのときのエピソードなどリアルな体験をベースに書かれており、
実際こんなんやったんやろなぁと思わせる内容ばかり。
料金所突破から一般車 . . . 本文を読む
ボクが好きな映画に『めぐり逢えたら』(1993年米)があります。
ロマンティックコメディーの王道とも言える作品ですが、
とにかくメグ・ライアンがかわいい。
それまでも『トップガン』や『インナースペース』で
見たことはあったのですが、
特に気に留めることもありませんでした。
何気なくレンタルビデオで借りた『めぐり逢えたら』
冒頭のドライブしながらラジオに合わせて鼻唄を歌っているシーンで
すぐ . . . 本文を読む
プロレスファンならずとも、
「ラリアット」って技の名前なら知っているんじゃないでしょうか。
「ウエスタン・ラリアット」(新日時代はラリアートでしたが)の
創始者スタン・ハンセンです。
ここぞと言うときの左腕からくり出す
ラリアットはもちろんのコト、
ブルロープを振り乱しての入場から、
試合中も休む間もなく攻撃を加え続ける様は
スタン・ハンセンの真骨頂でしょう。
(一説によるとド近眼のハンセン . . . 本文を読む
「東亰バンドワゴン」シリーズの最新作
『ヒア・カムズ・ザ・サン』を読みました。(小路幸也著 2015年集英社刊)
老舗古書店〈東亰バンドワゴン〉を営む堀田家に、まさかの幽霊騒ぎが持ち上がる。夜中に棚から本が落ち、白い影が目撃されて、みんなドキドキ。我南人たちがつきとめた、騒動の意外な真相とは? さらに、貴重な古文書を巡って招かれざる客が来訪。それが思わぬトラブルへと発展して……。
人気シリーズ、 . . . 本文を読む
自転車を買ったときから欲しかった装備がサイクルコンピュータです。
スピードメーターを初め、距離計、走行時間が表示されるモノで
機種によりケイデンス(クランク=ペダルの回転数)や消費カロリー、
心拍数まで表示出来るモノやスマホと連動出来るモノも。
スポーツ走行の管理には必需品と言えるモノですが、
趣味で走る分には贅沢な装備とも言えるので、
ライト、ベルなどの保安部品や盗難防止のカギ、
メンテナ . . . 本文を読む
学生の頃、よく授業の合間など友達の下宿に暇つぶしに行っていました。
部屋にたくさんあった雑誌のひとつにヤングジャンプのTheグレート青春増刊号という
大層なタイトルの雑誌がありました。(のちの月刊ベアーズクラブ)
その雑誌の中で毎号心待ちにして読んでいたのが、西風の『GTroman』です。
名車・旧車といわれるクルマをテーマにした、一話完結のクルマにまつわるストーリー。
クルマ好きならで . . . 本文を読む
子供の頃、一世を風靡した「スーパーカー・ブーム」
その中でも一際輝いていたのが
ランボルギーニ・カウンタックでした。
新幹線よりも速い最高速度300キロ!
ライトを付けると飛び出すリトラクタブル・ヘッドライト
カウンタックの代名詞とも言うべき、上に開くガルウイングドア
子供ゴコロをくすぐる魅力満載のまさにキング・オブ・スーパーカー。
特にオーバーフェンダーやリアのどデカいウィングで武装した
L . . . 本文を読む
宮部みゆきの最新刊『過ぎ去りし王国の城』を読みました。
『過ぎ去りし王国の城』宮部みゆき著(2015年角川書店)
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパ古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友達の少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、探索 . . . 本文を読む
毎年、会社で健康診断を受けているのですが、
ここ数年、脂質のLDL(悪玉コレステロール)の値が高く
(基準値が60-119のところ、昨年は158でした)
お医者さんに「動脈硬化のリスクが高いので下げた方がいい。
運動して下げるのが難しければ薬を服用してみては・・・」と言われました。
薬に頼るとずっと飲み続けないといけないので、
それならばと自転車ダイエットを始めるコトにしました。
(最近、腹回り . . . 本文を読む
テレビドラマの話です。
昔見たドラマでもう一度見たいのって誰にでもあると思うんですが、
ボクの場合、「ガラスの知恵の輪」ってドラマです。
1982年MBS(TBS系)で放映されたドラマで
主演が萩原健一、大竹しのぶ 脚本が倉本 總。
オープニング曲がグレンミラーの「ムーンライト・セレナーデ」
内容はピエロの扮装をしたサンドイッチマン(ショーケン)が
偶然、清純派女優(大竹しのぶ)の密会の約束 . . . 本文を読む
ときどき無性に読みたくなる
ちばあきおさんの『キャプテン』(月刊少年ジャンプ 集英社 刊)
小学生の頃、兄がコミックスを集めていたのでよく読みました。
墨谷二中の野球部のキャプテンが主人公という
少し変わった構成のマンガで、年代が変われば、
キャプテンも代わり、主人公も
谷口、丸井、イガラシ、近藤と移っていきます。
魔球があるワケでもなく、スーパースターも出てこない、
ごく普通の中学生が努力 . . . 本文を読む
これまで何度も白洲次郎関連の本を
読もうと思ってはいたのですが、なかなか読む機会がなく、
先日「海賊とよばれた男」を読んで無性に読みたくなり、
図書館で借りて読みました。
『白洲次郎 占領を背負った男 上』北 康利著(2008年 講談社文庫)
日本でいちばん格好いいといわれている男・白洲次郎。明治三五年に兵庫県で生まれ、英国へ留学。戦後、吉田茂の側近として日本国憲法制定の現場に立会い大きく関 . . . 本文を読む