『西遊記』、『水滸伝』と合わせて
中国の三大奇書と呼ばれる『三国志』。
初めて読んだのが横山光輝著(潮出版社刊 全60巻)のマンガでした。
それで『三国志』の世界にはまり、
吉川英治著(新潮文庫刊 全10巻他)へと進み、
そして北方謙三著の
『三国志』(角川春樹事務所刊 全13巻)に辿り着きました。
長編の小説を読むのが正直言って苦手で、
前編・後編と分かれているだけでモノ怖じしてし . . . 本文を読む
故やなせたかしさんの『それいけ!アンパンマン』
ボクが保育園に通っていた頃、園の定期刊行物として
『キンダーブック』(フレーベル館)という雑誌を取っていました。
その付録絵本としてついていたのが『あんぱんまん』(1973年)でした。
当時のアンパンマンは、ばいきんまんなどのキャラクターは出てこず
砂漠でお腹を空かしているヒトにあんぱんで出来た顔を食べさせてあげ、
パン工場のおじさんに新しい . . . 本文を読む
「地獄の墓掘り人」
なんとも薄気味悪い異名を持つレスラー、ローラン・ボック。
昭和53年に猪木が行った欧州遠征。
そこに立ちはだかり、唯一の黒星(判定負け)をつけたのが
ヨーロッパ・マットに君臨する「帝王」ローラン・ボックでした。
日本では、「まだ見ぬ強豪」として来日を期待されていましたが、
自動車事故や病気療養のためなかなか実現されませんでした。
その後、56年夏に待望の初来日、
長州や . . . 本文を読む
フィアットの傘下となっていた
アウトビアンキから発売されたA112。
当時のアウトビアンキ・ブランドは、
フィアットの新技術などをいち早く導入し、
市場の反応を見るパイロットモデルとしての位置づけであり、
A112もジアコーサ式のFFシステムを
量販モデルのフィアット127に先立って導入し1969年に発売されました。
その後、フィアットのレース部門を担っていた
アバルトがチューニングを施し . . . 本文を読む
少し恥ずかしい気もしますが、あだち充のマンガが好きです。
(亡くなる前のマイケル・ジャクソンなんかにも共通しますが、
売れ過ぎたあとは、なぜか好きだと公言するのが恥ずかしい気がします。
最近ではMr.ChildrenやONE PIECEなんかも。)
初めて読んだのが、兄が定期購読していた『中一コース』(学習研究社)で
毎年連載していた「ヒラヒラくん」シリーズの青春太鼓。
(のちに『ヒラヒラくん . . . 本文を読む
コストコに行くたびに買ってしまうのが、『LANGERS MANGO NECTAR』です。
アメリカンな1ガロンサイズ(3.78リットル)入りのデカいボトルは、
我が家の冷蔵庫の野菜室を占領してしまうんですが、ついつい買ってしまいます。
果汁20%とは思えない濃厚なマンゴーの味がボクを虜にします。
まるで絵の具を溶いたような身体に悪そうな鮮やかな黄味がかったオレンジ色。
これだけ大きなサイ . . . 本文を読む
最近何かと耳にする西加奈子さん。
直木賞受賞作の『サラバ!』は
『アメトーーク!』の読書芸人でも大絶賛されていました。
西加奈子さんの作品をこれまで読んだコトがなかったので、
図書館に置いてあった『通天閣』(2006年 筑摩書房刊)を
借りて読みました。
どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言 . . . 本文を読む
続きです。
『ワールドスタンプブック ライダー怪人』
(昭和52年 講談社インターナショナルNST企画室)
これはベースとなる台紙を購入し、
そこに購入したスタンプ(カード)を貼り付け、完成したら
仮面ライダーからストロンガーまでの
すべての怪人を網羅した図鑑が出来上がります。
なぜか4体の怪人が掲載されていませんでした。
レイアウトの都合だと思うのですが、残念でなりません。
少々強引でも . . . 本文を読む
続きです。
レベッカの『ヴァージニティー』に興味を持ったのは、
ボーカルの女の子が可愛いかったから。
で、聞きこんでいるうちにNOKKOの歌声とせつないメロディーが気に入り、
どんどんのめり込んでいきました。
レコード店で探して1stアルバムの『VOICE PRINT』と
2ndアルバムの『Nothing To Lose』
を手に入れました。
レベッカのレコードはCBSソニーの「FI . . . 本文を読む
「翔丸組はヤワじゃねえ」の名文句でお馴染みの『翔丸』(能條純一 著)
1987年から89年まで『モーニング』(講談社)で連載していました。(全3巻)
皺や鼻の穴など普通省略されるところまでリアルに描いた表情が特徴的です。
いじめられっ子だった翔丸は、
カッターナイフで自身の頬を切りつけることで悪のカリスマへと覚醒し、
いじめていた渡辺を初め、多くのヒトをカッターで切りつけることで
洗脳してい . . . 本文を読む
タイガーマスクの後釜として新日本プロレスに現れたザ・コブラ
のちに正体がジョージ高野と判明しました。
(最初からバレバレでしたが)
ジュニアヘビーとは思えない立派な体格を持ち、
父親がアメリカ海兵隊員というハーフの端正な顔立ち。
抜群の運動神経を生かしたファイトスタイルは、
あの前田日明に「新日本プロレスの歴史上、最も素材がよく、
最も素質があったのは間違いなくジョージ高野」と言わしめた逸 . . . 本文を読む
湊かなえさんの『山女日記』(2014年幻冬舎)を
図書館で借りて読みました。
このまま結婚していいのだろうかーーその答えを出すため、「妙高山」で初めての登山をする百貨店勤めの律子。一緒に登る同僚の由美は仲人である部長と不倫中だ。由美の言動が何もかも気に入らない律子は、つい彼女に厳しく当たってしまう。医者の妻である姉から「利尻山」に誘われた希美。翻訳家の仕事がうまくいかず、親の脛をかじる希美は、 . . . 本文を読む
仮面ライダーのもうひとつの魅力は
なんと言ってもショッカーでしょう。
悪の組織イコール「ショッカー」は
日本人なら誰でも持ってる共通認識だと言えるほどの
メジャーな存在です。
姿を見せずに声だけで指令を送るショッカー首領は、
不気味な怖さがありました。
残虐的なゾロ大佐、
戦えば弱そうなのに一番怖かった死神博士、
怖い顔にコミカルな要素を加えた地獄大使、
そして冷徹非道なブラック . . . 本文を読む