小学校の高学年のころ、相撲をよく見ていました。
贔屓の力士は当時、絶大な人気を誇った横綱 輪島。
金色(黄土色?)のまわしと、
立会い前の蹲踞の姿勢で背筋のピンと伸びた大きな背中が
やけにカッコよく見えたモノです。
しかしボクが見始めた昭和53年(1978年)当時、
すでに衰えの見え始めた輪島(当時30歳)は
全盛期を迎えていたライバル北の湖になかなか勝てませんでした。
輪島の優勝 . . . 本文を読む
伊坂幸太郎さんの短編集『ジャイロスコープ』(2015年 新潮文庫刊)を読みました。
「浜田青年ホントスカ」
「ギア」
「二月下旬から三月上旬」
「if」
「一人では無理がある」
「彗星さんたち」
「後ろの声がうるさい」
7つの話からなる短編集なのですが、
今までの伊坂作品とは少し雰囲気の違う話が多かったような気がしました。
最後の『後ろの声がうるさい』で全作品とつながりを持たせ . . . 本文を読む
スーパーカーブームに湧く1977年、
富士スピードウェイで開催された日本グランプリ。
JPSカラーに身を纏ったロータス78や
6輪タイヤが話題になったタイレル・フォードP34。
友だちの家でテレビ中継を見ていたのですが、
同じところをグルグル回るレース展開に飽きてしまい、
途中から違う遊びをしていたのを覚えています。
それ以来、レースにはあんまり興味を持たなくなりました。
それでも80 . . . 本文を読む
日曜の朝はインスタントラーメン。
食べ過ぎるとよくないというコトで、子供のころインスタントラーメンは1週間に一度、
日曜日の朝ごはんと決められていました。
今にして思えば、日曜の朝はインスタントラーメンで済ましてしまいたいという
母親の思惑もあったのでしょう。
(中学に上がったころから自分でつくるようになりましたし)
週1回食べられる日曜日の朝がとても待ち遠しかった覚えがあります。
そん . . . 本文を読む
面白いマンガってヒトそれぞれいろいろあると思いますが、
一番笑わせてもらったマンガと言えばボクの場合、
文句なしに『1・2の三四郎』
(小林まこと著 週刊少年マガジン連載 講談社刊)です。
いわゆるギャグ漫画ではなく、ストーリー漫画の範疇だと思うのですが、
細かいギャグがいたるところに散りばめられており、
読むたびに大爆笑してしまいます。
主人公の東三四郎を初め、
西上馬之助、南小路虎吉に紅 . . . 本文を読む
洋楽はあんまり聴かないんですが、たまにCMで聴いて
ひと目(耳)惚れしてしまうコトがあります。
そんな一曲がノエビアのCMソングだった
フレディ・マーキュリーの『I was born to love you』(1985年)です。
突き抜けるような高音の歌声がとても好みです。
特にCMの冒頭の「An amazing feeling Comin' through~♪」
のコーラスがたまりません . . . 本文を読む
バッキュンキュンキュン・・・と赤色のバックから拳を突き上げて
飛び出してきたウルトラマン
遥かM78星雲から初めて地球にやってきた宇宙人です。
科学特捜隊(科特隊)に所属するハヤタ隊員と一心同体となり、
ベータカプセルを使って変身します。
地球上でウルトラマンの姿でいられる時間はわずか3分、
胸のカラータイマーが青色から
赤色に変わり点滅しだせば、残り30秒の合図です。
怪獣と格 . . . 本文を読む
昭和57年(1982)10月、メキシコ遠征から帰った長州は
パンチパーマから長髪に、日焼けした身体は引き締まって見えました。
猪木、藤波と組んでブッチャー軍団との6人タッグマッチ。
どっちが先に出るかで揉めた藤波との連携が上手くいかず、
タッチ拒否からとうとうビンタの応酬に発展。
猪木の仲裁の甲斐もなく、二人は抗争へと。
いわゆる「かませ犬発言」
ここから長州の時代が始まりました。
それ . . . 本文を読む
NHKがどうも好きになれません。
子供のころから、オリンピックなどのスポーツ以外は滅多に見ることがありません。
受信料を徴収されるっていうのもあるんですが、
どうも番組の中の独特の毒気のない雰囲気が苦手です。
(面白ゼミナールとか)
そんなNHKですが、いくつかの番組は毎回欠かさず見ていました。
大河ドラマの『国盗り物語』に『独眼竜正宗』、『竜馬伝』
それと人形劇の『新八犬伝』です。
『新 . . . 本文を読む