横山光輝さんの名作『三国志』(潮出版社刊)
1971年から87年まで潮出版社の
『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』という
雑誌に連載されていたそうですが、どれも見た覚えがありません。
吉川英治さんの『三国志』を基調に独自の解釈を織り交ぜて描かれたモノで
希望コミックス全60巻にも及ぶ壮大な作品です。
かなり前から本屋さんで見掛けるたびに気になっていたのですが、
巻数の多さから、な . . . 本文を読む
1972年に発売し、500万台以上が生産され、
ルノーをヨーロッパNo.1メーカーに押し上げたルノー5(サンク)
そのルノー5をベースにWRC(世界ラリー選手権)に参戦するために
グループ3(4かも?)規定で作製したのがルノー5ターボです。
1980年に市販バージョンが発売されました。
後部座席を取り外して、ターボ付きの1400ccエンジンを押し込んだ
ミッドシップ、リア駆動のモンスター . . . 本文を読む
今さらながらですが、村上春樹さんの
『ノルウェイの森』(1987年 講談社刊)を読みました。
日本国内だけで1,000万部以上の発行部数を誇る
大ベストセラーですが、あんまりいいイメージがなく
これまで手に取るコトはありませんでした。
『1Q84』(2009年 新潮社刊)で初めて村上春樹さんの著書を読み、
それまで抱いていたイメージ(とっつきにくそう)と違い
とても読みやすく楽しめました。 . . . 本文を読む
1986年に発売された浜田省吾さんの10枚目のアルバム『J.BOY』(CBSソニー)
18曲収録し合計90分超えの2枚組アルバムとして発売されました。
ボクにとって『J.BOY』と言えば、クルマで聴くイメージが強いです。
いつも録音したカセットテープをクルマに積んでいて、
ドライブの定番として何度も何度も聴きました。
すっかり全曲覚えてしまって、曲の終盤に差し掛かると
次の曲のイントロが頭 . . . 本文を読む
昭和47年(1972年)から翌48年に掛けて放映された
『デビルマン』(東映動画・NET)
原作はもちろん永井豪とダイナミックプロ。
ただ『デビルマン』はマンガをアニメ化したモノではなく、
同じ時期に、マンガ、アニメがそれぞれに作成されました。
(アニメ版は脚本の辻真先さんのオリジナルストーリーだそうです)
ボクは当時幼かったコトもあり、『デビルマン』はアニメ版のみ見ていました。
その . . . 本文を読む
子供のころ、最初に憧れた自転車は、
『仮面ライダー』の劇中に登場した少年仮面ライダー隊の駆る自転車です。
『仮面ライダー』の後半に誕生した少年仮面ライダー隊。
隊長は滝でしたね。
お揃いの服と自転車で仮面ライダーに協力します。
少年仮面ライダー隊は
『仮面ライダーV3』でも引き続き登場したのですが、
専用の自転車が奢られていました。
この劇中で登場した自転車が
ブリヂストンか . . . 本文を読む
先月までやってたドラマ
『僕たちがやりました』(関西テレビ)
過激な表現が多く、放送時間帯を含め賛否両論ありましたが、
ボクはとても面白かったです。
原作はヤングマガジン(講談社)に連載していた
『僕たちがやりました』(原作:金城宗幸/漫画:荒木光)
連載当時から読んでいたのですが、先の読めない展開で
毎週楽しみにしていました。
ドラマ化するという話に、原作の面白さはドラマでは
表現でき . . . 本文を読む
最近、新しいマンガにはあんまり手を出していないのですが、
ヤングマガジン(講談社)で連載している
『マイホームヒーロー』(山川直輝原作/朝基まさし作画)にハマってます。
鳥栖哲雄は、一人娘・零花を愛するしがない会社員。
ある日、彼は零花の顔に殴られた痕を見つける。
誰にやられたのかと問い詰めても、零花ははぐらかすばかり。
その帰り道、哲雄は犯人らしき男を見つけ、後を付けていく。 . . . 本文を読む
『仮面ライダーX』の後番組として
昭和49年(1974年)から翌50年に掛けて放送された
『仮面ライダーアマゾン』(東映・毎日放送)
「野獣性」という仮面ライダーの原点への回帰を目指して
企画されたシリーズきっての異色のライダーでした。
南米アマゾンで育った主人公のアマゾン
生後間もなく飛行機事故に合い、
アマゾンのジャングルで野生動物に囲まれ育つ。
本名は山本大介だと『テレビマガ . . . 本文を読む
レガシィのランカスターが大好きで、
一時期本気で買おうかと思ってました。
(結局買いませんでしたけど)
3代目レガシィ・ツーリングワゴンのボディに
最低地上高を200ミリ確保し、オールウェザータイヤを履き、
ラギッドテイストのパーツを身に纏ったクロスオーバーSUVです。
元々2代目のレガシィの時代に
アメリカでアウトバックとして企画されたモノで、
日本でもレガシィ・グランドワゴンとして95年 . . . 本文を読む
東野圭吾さんの『危険なビーナス』(2016年 講談社 刊)
図書館に予約しておいたのですが、
ちょうど1年待ちでようやく読むコトができました。
あんまりいい評判は聞かなかった本作ですが、
読んでみてやっぱり、って感じでした。
失踪した弟の新妻に干渉し過ぎる主人公に始まり、
怪しげで結局、全然怪しくなかった矢神家の人々。
意外性だけの犯人の、まったく共感できない動機と行動。
そして突飛すぎる . . . 本文を読む