風林火山について

今年の大河ドラマは骨太で面白い。なんだかんだで一話からずっと観ているしね。ここ数年、大河ドラマがどことなくホームドラマ的だったので期待が膨らんでしまう。

いや、それが悪いというわけではないんだけどね。ただ、戦国時代なのに「戦はよくない」というのを前提にしているのがピンと来なかったりしたもので。というか、戦があるからあなたの旦那さんは出世したんだろうに……とか言いたくなるわけですよ。まぁ、いいや。今年の大河の話に戻しますわ。

主人公、山本勘助は現在仕官先を求めて放浪中。今川や武田にいわゆる契約社員として働いては追い出され……または自分から逃げ出してを繰り返していまだ無職状態。「太閤立志伝」の浪人プレイみたいな状態になっておるわけです。

前回のくだりでは真田幸隆が落ち延びるシーンがあり。幸隆の奥さんと子供が出てきました。勘助ともなにやら縁がありそうな様子。


あ。あ。なるほど！この子供が後に戦国時代……いや、日本の歴史上でもトップレベルの軍師といわれた真田昌幸になるのだな。なるほど！後に勘助と再開して彼から軍学を教わり、それが昌幸の息子、真田幸村に伝わって、徳川家康に「真田こそ日の本一の兵なり！」と言わせるのだな。うわぁ～。壮大な歴史のつながりを感じる～。

と一人妄想で喜んでいたのですが、どうやらその子は昌幸じゃないらしい（ここまで盛り上がっていたので本気でずっこけた（笑））

シクシク。たしかに時期的に昌幸はまだ生まれていないんだもんね。幸隆の長男といえば信綱か。ああ、なるほど。

とはいえ、「新選組！」以降久しぶりに一度も逃さず観ているので自分の好みには嵌っているドラマなんだよね。