打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

「八重の桜」はなんだかんだで観ている私なのでした

2013-01-30 20:31:20 | Weblog
「八重の桜」を観ていて思うのですが、脚本家の人はおそらく「風雲児たち幕末編」を読んでいるのではないでしょうかね。

まあ、私が大好きなマンガだから読んでいて欲しいという気持ちがあるのですが。あと、風雲児たちだって史実に基いて描かれているんだから、かぶることがあってもおかしくないんです。

だけど最新話の水戸斉昭が「井伊直弼が切腹するぞ」と嬉々とした表情で江戸城の廊下を歩くシーンや、井伊直弼が一橋慶喜に何を言われても「恐れ入って奉ります……」と頭を下げ続ける所に、ものすごいデジャヴを感じてしまったのです。

とはいえ、来週でもう吉田松陰が処刑されてしまうわけですから、あっという間に風雲児たちを追い抜いてしまうでしょう。何しろ風雲児たちは現在、勝海舟が咸臨丸に乗ってアメリカに到着した所までですから。これって1860年ですよ。八重の年齢でいえば、ちょうど十五歳です。会津戦争の八年前です。日本に諸外国の脅威は迫っているものの、まだまだ市井の人々は穏やかな日々を送っています。

……これからたった数年で、勤王と佐幕という二つの思想によって、日本が真っ二つに割れるんですよね。考えてみたら、第一話の冒頭で南北戦争がクローズアップされていて、なんでかなと思ったのですが、国を二つに分ける争いという意味では同じだったんですね。

まあ、そんなことを考えてみたり、みなかったりなのでした。