打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

今週の「美味しんぼ」について

2013-01-29 00:10:56 | Weblog
今週のスピリッツから、また「美味しんぼ」が連載再開なので、立ち読みしてきた。なぜ買わないのかというと、ウシジマ君が苦手だから。あれ、精神にグサっと来るんだよなぁーー。買っちゃうと読まなければ損って気分になっちゃうし。立ち読みで精一杯さ。

で、「福島の実情」というのがテーマらしいのですが、どうしても原発ネタに踏み込まなくてはいけません。実は私が今回の美味しんぼで興味を持っているのは、福島産の食品についてどう扱うのかということです。

美味しんぼの25巻「対決!!スパゲティ」において、山岡さんが二木さんの知り合いのスパゲティ屋に行く際に、チェルノブイリ原発事故の影響による、イタリアから輸入したスパゲティの残留放射能について心配するシーンがあります。その時に栗田さんがのたまったセリフがこれ。

「これ以下なら放射能を浴びても安全という基準値はないという学説が有力だわ。放射能は弱くても細胞の染色体に異常を起こす。しかも、一つ一つの食べ物の放射能が小さくても、体内に蓄積して、結局、放射能値は大きくなる」

そして山岡さんはこんなことも言っています。

「(ヨーロッパの食品を)自分から進んで食べる必要はない。まして、他人に食べさせるのは無責任だと思うね」


あれから早、二十と数年。今週の美味しんぼでは……?

なんと、山岡夫妻は自分の子供たちに(風評の被害にあっている)福島産のあいがも農法のお米を食べさせています。別にどーのこーの言っているわけじゃないですけど、ちょっとダブルスタンダードがすぎるんじゃないかと思いましてね。なんだかんだで(尖り過ぎではあるけど)原作者は愛国者だからな。別に悪いとも思わないですよ。人の気持ちは変わるものだしね。

ただ私は……言わずにはおれなかっただけなのさ。