打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

アニメ版のジャンヌの散り際は美しかった

2011-10-14 21:15:22 | Weblog
やっぱり、ローアン神父は悪くないと思うんだよね!

いきなりそんなことを言われて「そのとおり!」とも「それはどうかな!?」と即答できる人は、相当な少女漫画好きか、さっき『ベルサイユのばら』を読んだ人でしょう。

ローアン神父というのは、ベルサイユのばらの登場人物で、マリー・アントワネット王妃への恋心を、悪女ジャンヌに利用された人なのです。

神父は王妃からは蛇蝎の如く嫌われています。でも彼は王妃のことが大大大好き。

それにつけこんだジャンヌから偽手紙を貰ったり、偽王妃に会わせてもらったりで、その度に大金を払っています(王妃がお金を必要としている、と聞けばホイホイ出しています)

私はこのローアン神父のことが憎めないんですよね。なんというか報われなすぎて可哀想になってくる。

漫画の方も、どちらかといえばローアン神父に同情的に描かれている気がします。というか、王妃が感情的になりすぎです。王妃は泣き崩れて

「わたくしがこんな男とこっそりあいびきしたりラブレターをおくったりすると信じるなんて、それだけでもわたくしへの侮辱罪です!」

と叫ぶのです。ここまで言われると神父が可哀想だなーって気にもなるってもんじゃないですか。

ジャンヌはこの後、大事件を起こし裁判にかけられ、ローアン神父も共犯扱いで法廷に呼び出されます。

でも判決で、ローアン神父は無罪。裁判の内容云々よりも、法廷を司る高等法院と王宮の仲が良くなかったらしいですよ。

王妃が負けたことを市民はえらく喜んでいたし。

なんかグダグダ書いちゃったけど、好きって言ってくれる人は嫌いでも、多少は目をかけてあげるべきなんじゃないかな、って思う私なのでした。