打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

一番つらかったのは、きっと主役の彼

2011-08-17 19:19:49 | Weblog
はっ! こち亀の映画を観に行かなくてはっ!

……なーんて思ったことは一度もないない。テレビで無料で観るならまだしも、とても映画館まで足を運んで金を払って観るつもりはないです。スシ王子!の二の舞だな、こりゃあ。

まぁ、こんなこと言うとアレなんですが……なんで映画化? いやもっと言えば、なぜ主演があの人なのか。さらにさらに、どうして実写化させようとしたか!?

アニメでラサールにやらせればよかったじゃんかねえ。

実写化決定からキャストが決まった時点で、私は気づいてしまった。ドラマこち亀をジャニーズ版『男はつらいよ』に仕立て上げようとしているな、と。でも、あんなに背の高い両さんなんていないよ。ずっと脚を開いて、背を低く見せていたじゃないか。


正直言って主役の彼では、寅さんのような役を演じるのは、まだ若すぎるんじゃないかな。どっかの40代くらいの味のある顔した舞台俳優でも連れてくればよかったんじゃないかな?

まぁ、彼を主役に据えるという前提で話が動いているんじゃ仕方が無いけどさ。

ただ、ふと思うのですが、渥美清が今、二十歳そこそこの無名俳優だったとしたら、果たして売れっ子になれるでしょうか?

難しいと思いますね。主役っていえば今はハンサムしかなれませんから。味のある顔は受け入れがたい時代みたいです。昔と違って不景気だからね。ある程度客が呼べる人じゃなければ、主役になれない。

そーゆーのが芸能界を衰退させてるんだけどな。

あ、両さんを演じている彼の、これはすごいなあ、と思う所。

実写ハットリくんや、なまか悟空のような、同年代の俳優がまずやりたがらないであろう役を体当たりでこなす所はすごいと思いました。