打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

極論空論

2008-03-06 13:31:39 | Weblog
前に大学の教授が授業中の雑談で「戦国時代や幕末時代に比べて今の若い人たちは精神的・社会的に10歳若い」とおっしゃっていたのを覚えている。

たしかに安土桃山・江戸時代なんかは十代の前半にして家督を継ぐのも珍しいことではない。

現在の日本では家督を継ぐ(なんて大層な物言いもほとんどしないか)なんて三十代でもあんまりしないんじゃないかな?

政界だって今じゃ六十代で鼻たれ小僧扱いですよ。幕末の志士たちの中で一番年上のイメージのある西郷隆盛だって西南戦争で死んだときはまだ五十歳になってなかったんじゃないかな。(私としてはもっと若い政治家が活躍できない現代政界の体質が問題と思いますがね)

とはいえ、考えてみれば昔と今では寿命が違う。人生五十年といわれていた当時と寿命が男女平均で八十年を越える今とでは一年、一時の重みが違う気もする。その重たさがあるから偉人たちは若くして偉業を成し遂げられたのかもしれない。

まぁ、単純に考えれば50年と80年。1.6倍の差があるわけで。

というわけで歴史上の偉人たちが偉業を成し遂げた年齢を1.6倍にしてみた。

・坂本竜馬(1836~1867)
 彼が薩長同盟を締結させたのは1866年の30歳の時。これを1.6倍にしてみると48歳。48歳で相反する勢力に同盟を結ばせたと。

・織田信長(1534~1582)
 信長の偉業といわれても色々あるので、なんとなく信長が絶頂期だったんじゃないかなあと思う時期で考えてみる。宿敵武田を滅ぼして上杉謙信も消えだ1578年を基準に考える。この時信長は44歳。これを1.6倍してみると……な、なんと70歳くらいになってしまう。

と、まぁ二つくらいの例で終わるのもアレなうえに竜馬も信長も他殺じゃねーかって話になります。でも、当時は暗殺、下剋上、戦争が当然のように行われていた時代だし一つの自然現象と考えてみれば今の交通事故や自然災害と変わらない気がするし。

何が言いたいかといいますとね。今、やりたいことが見つからなかったり何をしていいかわからない人たちに対して「現代の年齢指数に置き換えれば歴史上の偉人だって君の年のころはたいしたことはしてないぞ!」ってことかな。逆に今の自分の年齢を1.6で割ってみて偉人の年表と見比べてみれば、ちょっとは気が楽になるかもよ?

ものすごい後ろ向きな考えかもしれんが。