生涯、少年期

ドラえもんの映画サントラをレンタルして聞いています。

一番好きなのは「少年期」です。これは大人になった今、聞くとほんのりと目頭が熱くなる歌です。とくに二番の歌詞が泣ける。

武田鉄也はいい詩を書くよなあ。ちゃんとドラえもんの映画のために作詞している所がえらい。今のドラ映画はそういう所を考えていないもんなあ。

何度もドラえもんについてこのブログで語っていますが、やっぱりドラえもんは面白い。中学過ぎたあたりから子供の読むものさと読むのをやめていたが、成人するころになるとその本質的な面白さに気づく。

基本的にギャグ漫画ですよね、ドラえもんは。読んでいてすごいなと思うのがのび太のセンス。あのセンスはただものじゃありません。

学校の裏山に埋めた宝物の地図を作る際に「この３つの目印が描く三角形の中心点にある」という地図なのですが、その目印が「空き缶」「紙くず」「野良犬」ってんですからすごい！

また大人になったらガキ大将になりたいと言って親を悲しませたり、地平線が見たいからドラえもんに、地平線出してと手を差し出すなどスーパープレイ満載です。

大人が見ても面白いドラえもん……って今更こういう風に語る必要もないでしょうがドラ離れしている方はもう一度原作を読みなおしてみてはいかがでしょうか。