7・10
投票日です。私はアソンデル時に期日前投票にいきました。
この「投票」は日本の中世からあったらしい。投票とは言わずに「入札(いれふだ)」とか「落書(らくしょ)」 といったらしい。村単位でおこなわれた。その目的は、村役を決めたり、盗人が誰か?!を決めたりした。
今なら警察の仕事も村人がする。この時代は、「村」が生きる装置・手段として大切なのだ。村を離れては生きていかれない。従って「村」の決定権・処罰権は強い。盗人とされたものは家財没収で村から放逐される。また飢饉のとき、葛粉を盗んだということで盗んだ母が子と共に村人に殺害された・・・という記録もあるらし。
当時は村民の行うことは、村の責任とみなされる。村の秩序を破るものは排除せねば村そのものの責任となるからだ。
けっこうシビアな選挙です。その点オキラク?な現代の選挙です。いかなくても食う手段がなくなるわけでもない?から。
しかし「入札」しないと回りまわって ガツン!としっぺ返しが来ます。江戸時代には「地獄札」ともいったらしい。