竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

大灘を前に芒種の雨しとど/宇多喜代子

2019-06-06 | 今日の季語


大灘を前に芒種の雨しとど 宇多喜代子


【芒種】 ぼうしゅ(バウ・・)


二十四節気のひとつ。6月6日頃に当る。(小満の15日後)芒(のぎ)ある穀物を播く時期の意で、田植もこの頃から始まる。また入梅の頃でもある。

例句  作者

打集ひ何を芒種の鍛錬会/高澤良一
中空に見えて芒種の月の暈/岡田詩音
引潮に砂緊りたる芒種かな/後藤綾子
暁の西より晴るゝ芒種かな/後藤昭女
芒種はや人の肌さす山の草/鷹羽狩行
芒種なり水盤に粟蒔くとせむ/草間時彦
ガラス器と芒種の湖とがやがやす/金田咲子
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