ここ数日は大気に湿度を感じます。
24節気で6月6日は「芒種」
暦便覧には、
「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」とあり、
穀類の種まきをしても
気温も湿度も充分である時期の到来です。
裏返せば、
高温+多湿時期の始まりと言えます。
この先
「梅雨入り」に近くなればなるほど
雨天・曇天の日も多くなり、
ターフの光合成による炭酸同化作用が鈍り
ターフの活性も鈍化しがちです。
高温多湿時期は、雑菌が動きやすい時期でもあります。
しかも本年は3月と5月に
非常に乾燥・固結した時期があり、
例年よりも
多くの撥水層が点在していると思われます。
撥水部位(ドライ部分)に「きのこ」の菌が
飛んできて、
高温と多湿が続けば
リングへと発展しやすいと思われます。
6月上旬~中旬の日照不足によるターフの活性の鈍化
と
6月下旬~7月上旬のドライ・リングの発生・拡大
に留意しながら
「梅雨明け」の高温時期に
備えたいところです。
◆
オススメの資材があります。
★「梅雨」前後の雨天・曇天の活性を回復する資材が
「ターフ・バイタル」です。
「ターフバイタル・プロ」(味の素㈱) は
グルタミン酸を主成分とするアミノ酸系資材で、
グルタミン酸が
日照不足な環境でも、
光合成による炭酸同化作用にかわり、活性を回復・持続します。
↑ 光合成不足による炭酸同化作用の低下、
や高温による窒素同化の低下を、「グルタミン酸」が代行します。
★「リング」予防の殺菌剤と共に散布していただきたい資材が
「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」です。
「デ・サッチャー」 は
撥水部位の表層の砂の表面に付着し
撥水の原因となっている有機残渣を分解するバチルスと
古根茎やブラックレイヤーを分解し、
表層の透水性を向上させるバチルスを含む 資材です。
3月~6月、9月~12月の更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的です。
そして、「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運びます!
「ハイドロ・マックス」 は
北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した
100%天然の浸透資材で、
ドライ状態を回避します。
さらに、
気相を持続する フミン酸2%含有で、
三相バランスを持続する資材です。
◆
ご検討いただければ、幸いです!
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