困った季節の展開です!
5月は上旬と下旬がかなり乾燥しました。
6月7日に「梅雨入り」したものの
雨がほとんど降りません。
◇
気象庁は
1~2月に降雨量が少なかった分、
4月、6月、7月の降雨量は多くなる、
6~8月の気温が例年より高めである、と
関東地方、東海地方、近畿地方の3ヶ月予報で
報じていました。
当たっているとは言えません!
◇
6月に入って
関東地方、東海地方で
フェアウエイが乾いています!
晴天が多く、しかも
南西方向からの風が長い時間吹いて
表層の水分をさらっていくからです。
◇
昨年8月の事ですが、
近畿地方の一部で、
降雨量が極端に少なく、
貯水量に余裕のないコースが
グリーン面とテイーグラウンドを守る散水に精一杯で、
フェアウエイに乾燥害を受けた例が数件ありました。
乾燥して、弱ったコーライ芝を
重ねて食害が襲ったケースもありました。
9月~10月には
ソッド張替えで補修しましたが
補修箇所が多いコースでは
メジの部分が乾燥し、
いまだに充分に活着していない部分も見受けられます。
◇
コーライ芝は生育サイクルが
年1回の勝負なので、
回復するスピードには限界があります。
コーライのダメージは厄介です!
◇
特に、外周や
狭いテイーグラウンド、
傾斜の強いマウンド部分、などは
ストレスが多くかかりるので
乾燥害を受けやすいです。
散水やエアレーション、資材などを駆使して、
是非この乾燥を乗り切って下さい!
◆
フェアウエイの
乾燥からの回復、乾燥の抑制にオススメの資材があります!
「バイオ8-0-9」です!
乾燥を抑制するには
散水以外には
表層土壌の透水性を向上させる事と思います。
「透水が良い」=「乾きにくい」
透水性を向上させるには「ほぐす」事だと思います。
可能であれば、
部分的にでも、
コアリング、ムク、ドリリング、スパイキングなどで穴を明け、
「バイオ8-0-9」を
10~14日おきに2~3回
乾きやすい部分に
しつこく施用してみてください!
梅雨どきの雨の前に散布するのは最適です!
「バイオ8-0-9」は
古茎根を分解するバチルス4種、酵母が主成分です。
まず、
これにより、土壌に滞留する有機残留を少なくし
透水性を向上させます。
次に
北米に自生する「ユッカジジゲラ」由来の浸透成分が
含有する「フミン酸」を
表層全体へ到達させます。
この床土全体へ行き渡った「フミン酸」が
気相と
「ユッカシジゲラ」由来の湿潤成分による液相を持続し、
床土の固結・乾燥を抑制するメカニズムです。
↑ 青:液相 赤:フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子
◆
是非、この6~8月の時期に
試してみてください!
よろしくお願いします!
(^。^)
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