「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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こんにちは! サバンナブラン営業部です!

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バンカーエッジの修復工事させて戴きました!

2021-02-15 20:37:58 | (コラム)営業道中、徒然なるままに。

バンカーエッジの修復!

㈱サバンナブランに入っての初仕事は、

なんと、バンカーエッジの修復!

千葉県のSゴルフコース様でのお仕事です!

最近は、コロナ禍の影響か、

ゴルフ初心者のプレーヤーが多いらしく、

バンカーエッジの高い位置からも

出入りして、

これまでは

あまり傷む事のなかった場所が崩れてしまったり

している様です。

サバンナブランでは

肥料など資材販売の他に

キーパーさんやコース管理の方達が

時間が無くてできないような工事を請け負っています。

コース管理のお仕事を理解する上でも、

今回のような工事に参加する事は、

大変勉強になります!

そして当社には

昔、グリーンキーパーだった平山さん

(通称「アボジ」。韓国は、済州島のゴルフ場で

コース管理指導職を3年間経験後、帰国したので

こう呼ばれてるようです。)が居り、

今回、自分の指導をして下さいました!

仕事は、

崩れてしまったバンカーのエッジを整えること。。。

あ、そうですか。と簡単な話ではなかった。

「アボジ」がバンカーエッジをカッターでウイ~ンと切り裂く、

その端からスコップでせっせと

約10cmの厚さの土の塊を、

一輪車に載せトラックまで運ぶ、この作業の繰り返し。

これがまた重いこと!

アボジが結構の量のエッジを切るので、土を運ぶだけでも作業量はハンパではない。

エッジの輪郭がキレイに整ったら、

今度は砂を擦り付ける作業です。

トラックで運ばれた砂を、バンカー内に入れる、それをまんべんなくならす。

この時に鋤簾(じょれん)という道具で「アボジ」は丁寧に表面を整える。

鋤簾使いは、

ボクも過去に、縄文遺跡発掘のアルバイトをしたことがあるので

その難しさが分かる。

バンカーの砂のような柔らかな表面を整えるのは、

固く歯のたった鋤簾だと神経を使うだろうなあ、と思いながら

「アボジ」の職人技にじっくり見入ってしまいました!

1つのホールの

バンカーエッジ修正が終わると、

今度は、別のホールに行き、

グラスバンカーの 「深さ」を浅くする仕事。

「少し埋める程度」と最初思ったのだが、

実際に作業を終えてみると、

この小さな面積に費やした時間、砂の量、芝の量は、想像以上に多かった!

実際に「ノシバ」のソッドを張るまでにどれだけ砂を運んだか。。。

で、今回ボクが一番興味を持ったのは、

コース内のナセリーからソッドをとった後の地表面(写真)。

どこのゴルフ場にも

この様な、表面を削った跡があるのは知ってはいたが、

削った後、どうなるかは正直知らなかったのです!

これも「アボジ」が教えてくれたけど、

この削り方は、わざと列と列の間を残しているそうだ。

そして時間が経つと

残った芝の根が横に出てきて

最終的に、削られた土の表面に新しい芽が生えてくるとの事。

芝の根が横にフニョロロ~っと育ってきて、

それが地面に根を下ろす、

なんか夢に出てきそうではありませんか!

Sゴルフコースのキーパー様、コース管理の皆様、

今回はお世話になりました!

有難うございました!!