takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

佐大ワンゲル合宿紀(九州縦断サイクリング・その2)

2017年03月02日 | サイゴン生活

 通潤橋から九州山地を縦断する、九州を代表する山岳林道「内大臣林道」・「椎葉林道」をサイクリングして宮崎県椎葉村へ向かう。

 現在の状況は分からないが、37年前当時、林道は舗装されておらず、ガードレールもほとんど整備されていなかった。

 春先の雪解けの時期に下を見渡すと、林道を曲がり切れずにがけ下に転落したと思われる車が数台横倒しになっていた。

 内大臣林道http://www.cyclingtalk.net/rindo/743/327/

 サイクリストが泊まる場所(というより、泊まれる所)は、まず第一順位は水が確保できる所。水がないと炊事ができないから。次はトイレが近くにある所。

 椎葉村に着いて、今日のキャンプサイトをどこにしようかと村内を走っていると、小学校にたどり着いた。学校のグラウンドにテントを張っていいものかと思案していたが、他に水を確保できる所が見当たらなかったので今日の寝床にした。

 テントを張って夕飯の準備をしようとしていると、外から声が聞こえた。この小学校の校長先生で、小学校に隣接する校長宿舎に住んでおられる。

 校長先生に事情を話し、九州縦断サイクリングの話をしていると、「うちにおいで」と宿舎に招待された。夕食をごちそうになり、その上、一週間ぶりの風呂にも入らせてもらい感激した。

 どこの馬の骨ともわからない若者に実に親切にしてもらった。この九州縦断サイクリングで一番記憶に残っている。

 次回は、「霧島連山・鹿児島」へ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐大ワンゲル合宿紀(九州縦... | トップ | 佐大ワンゲル合宿紀(九州縦... »