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佐大ワンゲル合宿記(北アルプス裏銀座・表銀座編・その1)

2016年12月09日 | 福岡

 1978年大学1年生の夏、ワンゲルの合宿で北アルプスの「裏銀座表銀座・常念岳・上高地」を縦走した。

 裏銀座やら表銀座やら、山登りをしない人には何のことやら。「北アルプスに銀座があるのか?」

 部員は、合宿でどこに行くのかを自分で決める。3年生が「執行部」となって、クラブ運営の中心になり、合宿計画などを立案するのも執行部。

 執行部のメンバーがそれぞれ、合宿計画を立てて全員そろったミーティングで計画の説明を行う。その際、4年生~6年生ぐらいの長老(まだ20代前半だけど、そう呼ばれていた)から、自分達の経験に基づく色々なアドバイスをもらった。

 パートリーダーの合宿計画を一通り聞くと、この裏銀座・表銀座コースが何とも魅力的に思えてきた。

 メンバーは、パートリーダーの3年生Мさん、4年生のFさん、1年生のKさんと私の4人に決まった。

 合宿前には、久住新歓登山、天山などで訓練した。更に、大学校舎の階段を、30Kぐらいの土砂を入れたキスリング(山登りのバッグ)を背負って上り下りして訓練した。

 そして、迎えた夏合宿。私にとっては忘れられない合宿となった。もちろん素晴らしい思い出は残ったが、あまりにも過酷・壮絶な合宿だった。

 まず、裏銀座コースとは何なのか?

 Wikipediaを引用すると、➡北アルプスの高瀬ダム横のブナ立尾根登り口を基点とし、烏帽子岳・野口五郎岳・鷲羽岳・双六岳から西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至る登山道の名称である。 中房温泉から燕岳・大天井岳を経て槍ヶ岳へ至る表銀座コースに比べ行程が長く、登山者が少ないため静かな山行が楽しめる。

 私達のパーティーは、高瀬ダム登山口からではなく、「折立」登山口から縦走するコースを取った。

 YAMAKEIオンラインを引用すると

 折立は、富山県側から薬師岳・雲ノ平方面を目指すための登山基地となる。シーズン中は富山地方鉄道の有峰口駅から路線バスが運行される。富山駅から富山地方電鉄バスで折立バス停へ。約3時間30分。3500円。富山地方鉄道の有峰口駅からもバスが運行される。

 夏合宿のコースは、

 折立、太郎山、薬師岳、薬師沢(黒部川の源流)、雲ノ平、三俣蓮華岳、双六岳、槍ヶ岳山荘、槍ヶ岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳、徳沢園、上高地(最終目的地)のコース。

 今回はこれにて。次回は、富山地方鉄道で折立に向かう編。

 


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