広島のお気に入りとひやかし日記

グルメではありませんが、おいしかったものの記録です。最近ツィッター利用でサボったりサボらなかったり。

稲茶 2016.5 @中区鉄砲町

2016-05-20 | 和食などいろいろ
本日はお世話になった上司の退職お疲れさま会で
仲間たちと中区鉄砲町にある和食の老舗「稲茶(いなさ)」へ。

エレベーターを降りるとすぐお店。

靴を脱いで上がりそうなお店に見せますが、そのままで。
着物を着た仲居さんが迎えてくださいます。

お店は厨房を囲むカウンターと掘りこみ式小部屋があり、
今回は小部屋に案内されました。
今日は奥のお座敷で宴会があったようで賑やかな笑い声も。

夜の会席は5400円、8640円、10800円が基本。
私たちは5400円が限界ですけど…ね

生ビールは3種類も置いてあります。
キリン一番搾り、アサヒ熟撰、サントリーモルツ。老舗だなあ。

同僚の一人が甲殻アレルギーなのでアレルギー対応食になっています。

前菜

鯛粽寿しちまき、とろりとした新じゅん菜オクラ酢、
粽の下は酒盗がかかった冷や奴。
酒盗ソースにたまねぎ入ってたので私はチョット苦手。
ライムの皮に固められてるのは豆腐よう。ライムで少し爽やか。
葉に隠れているのは魚の南蛮漬け。お酒に合う癖のある前菜、かな。

吸物「笥と帆立の糝薯 独活、わかめ、木ノ芽」

ふわっとして、でもふにゃふにゃじゃなく、
最近いただいたしんじょの中では一番好み。
出汁も上品。油が浮いてなところも美しい。

造り「鯛薄造、鰹ニラ味噌」

薄造りはおろしポン酢で。辛めの仕上げ。
カツオは臭みを取るためニンニクでも食べる習慣があるとはいえ、
ニラソースで食べるのはなかなか強烈。色はきれいだけど。

焼肴「稚鮎塩焼」

5匹もいました。ほろにが

煮物「鯛の子玉メ野菜色々」

魚の子がなんともおもしろい食べ物に。
魚の子がプチプチザラザラするわけでもなく、
ふわふわ頼りないわけでもなく、ふっくらしたよい味

強肴「さざえとアスパラグラタン」

サザエの肝がほろ苦く、ソースのアクセントに。
とろりと美味しい、ベシャメルソースとはちがう、稲茶独特の味。

食事「生姜飯、汁、香の物」

生姜の辛さがさっぱりさせる

水菓子「メロンと西瓜のジュレかけ」


なんだろう、全体的にほろ苦い春の味を満喫しました。
和と洋が融合した古くて新しいお店。
つい話がはずんで長居してしまったけど、追い立てられずさすがでした。

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