広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ゆっちゃんふっちゃん前

2021-07-01 23:38:30 | 秋田のいろいろ
3月の能代市二ツ井の続き。
前回の通り、JR二ツ井駅からすぐの交差点を曲がって道の駅へ向かった。戻ってから時間が余ったので、そこを直進して、少しだけ街を拝見。
事前の調べでは、ニッパーくんマークとVictor・JVCの文字を壁面に掲げた(元?)電気屋さんがあるはずだった。行ってみると、壁の一部がはがれて壊れてしまっていた。「・ C」だけ残して。

商店街にあった、秋北バスのバス停。駅の次の次だったか。
「ゆっちゃんふっちゃん前」
何者?
同じ場所に、コミュニティバスのバス停も2つ並んでいた。きみまち阪などへ行く「二ツ井コミュニティバス」と、東能代駅前などにもあった能代市全域の「デマンド型乗合タクシー」用。前者は表示板が木製。
それらは「ゆっちゃんふっちゃん前」ではなく、
「福祉センター入口」
ふざけたような名前と硬い名前、そして「前」と「入口」(秋田市の関連記事)、場所は同じなのにずいぶん差があるバス停。


「福祉センター」とは能代市社会福祉協議会の「二ツ井総合福祉センター」。バス停近くに、小路があって、そこを入ったところにある。距離はそんなでもないが、バス通りからは見えないので、「入口」で妥当だと思う。
そして、その福祉センターの愛称が「ふっちゃん」。

では「ゆっちゃん」とは?
福祉センターに隣接して、能代市による「高齢者ふれあい交流施設「ゆっちゃん」」がある。
ここで湧いているわけではないが、二ツ井地域の梅内温泉(冷鉱泉)のお湯に、高齢者でない大人も300円で入浴できる。秋田県内の奥羽北線の駅では、数少ない徒歩圏内の温泉だろう。
ゆっちゃんは2015年オープン。ふっちゃんのほうが古そうだから、ゆっちゃんはふっちゃんを意識したネーミングなのか。今は両者一体のイベントも開かれているようだ。

2012年9月のGoogleストリートビューでこのバス停を見ると、予約式タクシーはまだなく、二ツ井コミュニティバスは今と同じ、秋北バスは「社協前」。
ゆっちゃん開業に伴い、秋北バスは臨機応変に「前」はそのまま、施設名を分かりやすく改称したということだろうか。この位置で「前」は知らない人には不親切だけど、知らない人が乗り降りする場所でもないか。
【2日追記・施設ができた順に従えば「ふっちゃんゆっちゃん前」になるかと思うが、語呂が良くないというか言いにくい。秋北バスはその辺も考えて、ゆっちゃんふっちゃんにしたのかな。】
また、2つのコミュニティバスは能代市が運行しながら、市の施設であるゆっちゃんを名乗らないのがおもしろい。

二ツ井の話題は続く

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ビスケッツ (FMEN)
2021-07-02 00:06:06
なんか社交ダンスやポケビブラビやオールナイトニッポン、ピンならスカッとやヒルナンデスや紅白や…のイメージ。
その芸人が昔やっていた日曜の番組があれば出したくなります。
返信する
特ホウ王国 (taic02)
2021-07-02 23:28:52
そちらはウンナンと略しますが、こちらはユンナンとは言わないでしょうかね。
基本はピンで、ゆっちゃんのほうが人気か?
返信する

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