広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

増水後の川を渡る葛

2023-07-23 19:46:37 | 秋田の季節・風景
梅雨前線による大雨から1週間。7月22日に梅雨が明け(平年-6日、昨年は特定できず)、30度前後の暑い日が続く。
秋田市の被災地域ではそれぞれで後片付けが進んでいるようだが、ごみ処理(仮置場からの搬出)は追いつかず、被災状況の調査も進んでいない(住宅地だけに昼間留守だったり、空き家だったり、かなり大変だと思う)。

旭川の護岸崩落。
22日。四丁目橋から
旭川の水位は平常並みになったが、水は濁ったまま。
重機が2台入り、崩落箇所は舗装や柵が撤去され、土だけになった。
「フレコンバッグ」と呼ぶそうだが、大きくて黒い持ち手が付いた土のうが、奥の歩道と2台のトラックの荷台に積まれている。これで埋めるってこと???
これ以上の崩落の危険性はないということなのだろうか。片側1車線しかないから、この後、修復完了まで、通行止めは続くのだろうか。

現場の道路向かい奥には、元・アキタニューグランドホテルであるホテルルートイングランティア秋田があるが、公式サイトによればここも浸水被害を受けていた。宿泊は問題なさそうだが、1階のエレベーター(復旧済み)や温泉・華のゆは影響を受けたようで、今も一部縮小営業。

大雨のその後に関する続きの記事


先週半ば、まだ水位が多少高かった頃の旭川。
楢山側から対岸・旭南を見る
強い流れにさらされ、岸の斜面の草が全部、左に向かって倒れている。道路の高さの草は両岸とも汚れてもおらず、越水しなかったことを示している。

場所によっては、川の中に(枝垂れでない)ヤナギ類の木が生えている。それも、
傾いて根が浮き上がっていた


ここの辺りといえば、「川を渡るクズ」。今春も盛んに茂り始めていた
からまるワイヤーは、最高水位より高い位置にあるが、垂れ下がってすだれ状になった茎や葉は水に浸かったはず。あの増水と急流では…
ほぼ変わらず!
垂れ下がった部分は枯れてはいるものの、ごみもあまり引っかかっていない。もしかしたら、垂れ下がった部分が切れて流されたのかもしれない。
残る本体は無傷。わずかに紫色のものがちらりと見えた。つぼみのようで、順調に季節が進んでいる。

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