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静鉄ハロウィン電車

2022-10-30 20:32:06 | 旅行記
10月31日は、ここ数十年で日本に定着してしまったハロウィン(最近のマスコット【31日訂正】マスコミはハロウィーンと伸ばすことが多い)なので、便乗記事。
唐突ですが、先週、静岡などへ旅行してきた。旅行記はおいおいアップするとして、その中から。

静岡市中心部と清水(旧・清水市)を結ぶ私鉄が、「しずてつ」「静鉄電車」こと静岡鉄道。
JR東海道本線とおおむね並走するが、途中駅の数は多く、両端のターミナルはJRの駅とは別の場所に、新静岡駅、新清水駅として所在する。
静岡には何度も訪れており、しずてつのバス部門「しずてつジャストライン」にはそこそこ乗ってきたが、鉄道は、2001年に乗って以来、21年ぶり2度目のはず。
その間に、Suicaで乗車できるようになり、新静岡駅ビルと車両が新しくなった(車両は導入途中で2023年度完了予定)。※車両については後日改めて


新しい「A3000形」電車は、現時点で2両編成×10本。うち7本が「shizuoka rainbow trains」と称して、それぞれ静岡にちなんだ7色の車体。
今回は3回乗って、うち2回目の乗車時。新清水駅の改札を入ったら、ちょうど黄色い「A3004号編成」が到着し、折り返し新静岡駅行きになるところだった。
新清水駅にて
行き先表示に、カボチャのジャック・オー・ランタンがいるのが目についた。
側面の表示。前面と同じかな

正面左には「ハッピーハロウィン」のヘッドマークも。電車だから反対側=テールマークもあるわけだが、絵柄が異なるとのこと。見ないでしまった。
新清水側クハA3500のマーク
↑写真右上・運転席内にも、プラスチックのランタンが。写っていないが、白いランタンもあるようだ。

車内は、
天井にオバケ


吊り手の支柱や壁には、カボチャや花。窓ガラスには、子どもが描いたオバケ。

全体的にはおとなしい車内
控えめで見過ごしそうだけど、ハロウィン仕様の車両だ。ローカル私鉄・3セクでは、行事に合わせてもっと大々的に装飾する列車もあるけれど、都市の輸送を担う静鉄電車では、この程度に留めておくのが無難か。
他の編成ではやってない(行き先表示も文字のみ)から、この編成だけなのだろう。

後で調べた公式サイトによれば、10月9日から31日まで運行している「ハロウィン電車」とのこと。
窓に貼ってあるのは、「ワークショップにて子供たちが描いたカボチャやオバケでデコレーション」だろう。
10月30日・日曜日には、乗車した子どもがお菓子をもらえるダイヤもある。

A3004号編成が、ハロウィン電車に抜擢された理由は不明だが、黄色い車体色がカボチャっぽいからかもしれない。ほかに黄色系統の車体色はないし。
ただし、この色は「Brilliant Orange Yellow(ブリリアントオレンジイエロー)」で「みかん」をモチーフ、「暖かさ 幸福感」をイメージしたもの。たしかに、旧国鉄のいわゆる湘南電車のオレンジ色よりも、ミカンに近い、β-クリプトキサンチンの色合いだ。

新静岡を発車すると、すぐに巴川を渡り、「ちびまる子ちゃん」の世界へ。
後部運転席越し
【12月13日追記・1985年の映画「ビー・バップ・ハイスクール」の伝説的シーンと言われる、走行する電車から川へ落ちるシーンが撮影されたのが、この橋でもあった。】

2駅目・桜橋駅で下車。右に東海道本線が並走

旅行記として続く

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