広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

郵便局のこいのぼり 他

2018-05-06 14:07:24 | 秋田の季節・風景
端午の節句に欠かせないアイテムの1つ、こいのぼり。最近は子どもの数も、広い土地の家も少なくなって、昔ほど見ることはなくなってしまった。
ところで、秋田市保戸野、新国道という名の県道56号線に面する、秋田中央郵便局。
北側から

南側から
新国道に面した3階建ての建物の屋上に、風になびくものがある?!

建物中央部に2本
そう。こいのぼりが2組、揚げられている。
元から建物に付随している掲揚塔を使って揚げているようだ。位置的に郵便局前の歩道からでは、見上げても見られない。少し離れたほうが見える。
2組は別のこいのぼり
2組は別のこいのぼり。正面から向かって左は吹き流し(上の写真では絡まっていて見えない)と黒、赤、青。右は吹き流しなしで3匹とも黒く、(写真では見えないが)てっぺんの大きいのは顔の前に赤文字で「祝」とある。

そういえば、昨年以前も揚がっていた気がするけれど、どうして郵便局でこいのぼりを揚げるんだろう。局長の自宅を兼ねた特定郵便局なら、子どもがいて…ということがあり得るだろうけど、ここは中央郵便局。同居するかんぽ生命保険秋田支店【6日訂正・同支店は昨秋、竿燈大通り沿いのビルへ移転していました】の学資保険の宣伝とか?

調べると、盛岡中央郵便局では、屋上から下の駐車場へ数本の紐(ワイヤー?)を渡して、何十匹ものこいのぼりを揚げている(今年やったかは不明)。隣の県の中央郵便局として、秋田でも小規模にマネしたんだろうか。


郵便局の建物は、裏側の棟のほうが背が高く、郵便局裏手・ほどの保育園側からも見えない。したがって、イベントなどで交流がある、保育園のためにこいのぼりを揚げたというわけではなさそう。
その、ほどの保育園(秋田市保戸野保育所を民間移管)が、同じ場所で改築(解体・新築)されていることを、以前紹介した
(再掲)解体前の旧園舎。左が郵便局の裏側の棟
今春、新しい園舎が完成したようだ。既に仮園舎も撤去されている。
わりと落ち着いた色合い
以前は道路の角まで敷地いっぱいに園庭だったのが、現在は道路に沿って駐車スペースが造られた。建物は以前より2階部分が増えた感じ。2階を増やして土地を捻出し、駐車場を新設したということかな。
道路形状の都合上、やや窮屈な正面(この奥が郵便局の裏)
ここの運営法人は、箱文字で名称を表示するのがお好きなようで、旧園舎と同じ(市から譲受後に設置していた)ような「ほどの保育園」の箱文字は、白地に銀色文字で目立たない。

ところで、2つ上のくもり空の写真は5月4日、1つ上の青空は5日の撮影。ちょっとした違いにお気づきだろうか。
やはり保育園だけに、園庭にこいのぼりが揚げられているけれど、そこ。
4日の写真では、吹き流しと真鯉の2本なのに、5日には吹き流しだけになっている。
4日
4日に見た時にも、物足りないこいのぼりだなと思っていたのだけど…

4日は風が強かった。それに連休中は園もお休みだろうから、連休前から揚げっ放しっぽい。ということは、飛ばされた?
園舎正面を見ると…
左側のスロープの手すりに!
手すりに3匹のこいのぼりが絡んでいた。飛ばされたのを見つけた近所の人などが、回収してくれたのかな。
【2019年5月6日追記】翌2019年は、天皇即位に伴う10連休。郵便局では変わらずこいのぼりが上がったが、保育園では少なくとも連休中は上げなかった。前年の反省と長い連休への対応なのでしょう。


もう1つ。
中央郵便局(建物本体)とほどの保育園の間には、独立して塀で囲われた土地があって小さい建物があった。郵便局の診療所的存在のものだった。その敷地で竿燈の練習もしていた。
それが、解体された。
右がほどの保育園、奥があきぎん体育館の裏面


「日本郵便株式会社 東北郵政健康管理センター 秋田分室」という名称だったらしい。
門柱の表札は撤去されてしまったので、秋田分室自体がどこかへ移転または廃止ということだろうか。恒例ながら跡地はどうなるか。
【追記】12月27日時点では、更地になって柵で囲まれ、郵便会社管理地の看板が立っている。2019年5月初めまでには、郵便局の駐車場となったようで、アスファルト舗装されて枠線が引かれ、赤いワゴン車が並んでいた。門柱などは残存。


さらについでに新国道を北へ進んだ、八橋鯲沼町のカーディーラーと金融機関などの複合施設「日産ラ・カージュ(正式名称・秋田日産コンプレックス)」。昨年後半に部分的に解体されていた。それも春までにひと段落ついた模様。
再掲)解体前

現状
交差点角の北都銀行があった部分は、アスファルト舗装された。駐車場っぽい雰囲気【下記追記参照】。
その角を介してつながっていた、南から西(裏)のオフィス部分と秋田新国道郵便局は完全に別棟に分離された。
右の郵便局は独立。日除けか目隠しか白い仕切りが設置された
【7月19日追記】白い仕切りは、新国道から見て奥側を囲うように設置されており、分断されて別棟になった側(駐車場を含む)との行き来はできなくなった。郵便局には新国道側からしかアクセスできなくなったことになる。
【2019年1月5日追記】北都銀行解体後舗装された部分は、駐車場でなく中古車の展示場になっていた。

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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-05-06 16:13:05
> 同居するかんぽ生命保険秋田支店

今は同居していませんよ。
信金中央金庫と同じビルに移転しています。
返信する
かんぽ支店は移転 (taic02)
2018-05-06 16:26:09
ありがとうございます。
2017年11月に移転していたのですね。失礼しました。
返信する
鯉のぼりといえば (FMEN)
2018-05-06 22:49:39
昔はGWの東北道で岩手の横風吹き流しが鯉のぼりにされてました。
あのポイントは義経祭というイベントで大渋滞するあたりで今年もラジオで注意されてました。
目の雰囲気を変えるのかな。

このGWは雨も予想より降らず観光も伸びてました。
しかし、昔に戻ったように休み閉店な店がふえたりニュースが減ったりとしたとこも。
返信する
今年の連休 (taic02)
2018-05-09 00:51:54
高速道の吹き流しをこいのぼりにするというのは、わりとやっているみたいですね。行楽シーズンだし、ちょっとした遊び心でしょう。
こいのぼりは個人宅よりも、こういう公的機関のほうが多くなってしまいそうです。

今年はカレンダーの並びはそこそこ、天候もそこそこで、そこそこの結果だったでしょうか。
NHKは、平日の5月1・2日も、本来秋田からの時間の一部を仙台からやっていたような気がしたのですが…
返信する
コミュニティ放送だって立派な放送局(私の心の声) (あんなか)
2018-05-10 23:00:55
移転話では寺内三千刈のドコモショップ秋田新国道店の裏にひっそりとあったACB秋田コミュニティー放送本社局舎も
4月に山王の東カンビル内に移転したようです。
あと男鹿市での来年4月開局を目指す「FMなまはげ」も具体的に開局に向けて始動したようです。
この局は開局すれば秋田市でも受信出来る可能性があります。
(大仙市のFMはなびも大型FMアンテナを立てれば秋田市でも聴取可能です)
湯沢市のFMゆーとぴあは難聴地域解消のため秋の宮地区にFM同期放送の中継局を造る構想があります。
返信する
流浪の局 (taic02)
2018-05-11 01:07:11
開局20年の間で川反→寺内→山王と、なかなか流浪してしまっていますね。東カンビルが安住の地になるでしょうか。

コミュニティFMもあちこちで増えましたが、男鹿方面でなかったのは意外でした。
人口が減る中で、情報提供手段としてがんばってほしいです。
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Unknown (Unknown)
2018-05-22 01:07:20
> 東カンビルが安住の地になるでしょうか。

東カンビルも決して新しいビルではないですし、これだって正直どうだか不安ですけど。

椿台の方も国際教養大学の工事で別の場所に寄せられた経緯もあるので、コミュニティFM局の場合、長期にいられる場所を確保するのは難しいのかもしれません。
返信する

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