3月に入り、朝うっすら雪が積もることはあっても、昼になると日差しが注ぎ、融けてしまう。春が近い。
秋田市新屋地区へ行ってみた。雄物川の堤防は風が冷たいが光は春。太平山が美しい。(秋の様子はこちら)
羽越本線の橋で太平山と列車の写真を撮ろうかと待っていると、おかしな時刻に踏切の警報機が鳴り出した。近づくのは特急用の電車、「いなほ」のダイヤが乱れているのかなと思ってカメラを構える。

来たのは「いなほ」と形式は同じだが塗装が違い、普段は羽越線を走らない「かもしか」用の車両。(いなほは新潟所属の6両編成、かもしかは秋田所属の3両編成)
「回送」表示だったので、本荘や象潟あたり始発の団体列車か何かのお客を迎えに行くのだろう。ちょっと珍しい写真が撮れた。
秋田大橋の下。羽越線の鉄橋もそうだったが、日当たりの悪い、橋の南西側の堤防斜面は雪が残っている。
右が新屋の街
左が秋田大橋、右が雄物新橋・河口
秋田大橋(橋についての記事)を歩いて渡る。以前(1月18日の記事)通った時に、車がぶつかって壊れた欄干(専門的には高欄)がそのままになっており、国交省経由で道路管理者の秋田県に連絡し、応急処置をしてもらったのだが、そのコーンがなくなっていたので、完全に修復したようだ。同じ欄干が続くから、どの部分かもう見分けがつかないだろうな、と思いながら歩いていくと、
簡単に見分けられてしまった!
風除けの透明板がおかしな配置になっていて、一目瞭然。
欄干部分だけ損傷していたように見えたけど、透明板も換えたのか・・・
スライドして開閉できそうに見えるが、もちろん固定されていた。
欄干もつぎはぎが一目瞭然。太い部分も細い部分もヘタクソな細工。
雑というか、見た目を考慮してないというか・・・ 画像を見て気付いたけど、路面も細工している?
返信メールには「2か月前の事故で破損し、部品を発注中」とあり、2月1日にいただいたコメントでは「まだコーンが設置されている」とのことなので、どんなに少なくみても2か月以上、発注・設置に要したことになる。そんなに時間があったのに、こんなハンパな部品しか手に入らないなんて。
この橋は国道時代の建設で、のちに移管されて県が管理している。だから部品発注ルートなどが複雑なのかもしれないし、秋田県庁も経費・人員削減などで大変なのかもしれない。
でも、この秋田大橋は、県道に格下げされたとはいえ、人と物流の動脈であり、今後50年、100年と使い続けるであろうまだ新しい橋。きれいな姿で後世に残すべき。
そして日本海にほど近い位置であり、潮風や冬の強い季節風がまともに吹き付ける。つぎはぎのデコボコに塩分がたまって早く傷むかもしれない。
それを考えれば、完全に原状回復するべきではないだろうか。そもそも事故で破損したんだから、加害者が弁済するんでないの? 当て逃げだったのか?
やっぱり秋田県の道路管理には疑問を抱かざるを得ない。(今回は事故が原因だから、いちばん悪いのは加害者だけど)
再び新屋に戻って、美術工芸短大正面へ入る交差点。
奥が秋田大橋、右が美短
美短があることを示す案内板の柱。
「建設省」っていつの話? 繰り返しますが、現在ここは秋田県道です。
国の管理番号まで付いてる。県はどうやって管理してるんだろう。
ちなみに建設省は8年前の2001年1月に国土交通省になっている。
秋田市新屋地区へ行ってみた。雄物川の堤防は風が冷たいが光は春。太平山が美しい。(秋の様子はこちら)
羽越本線の橋で太平山と列車の写真を撮ろうかと待っていると、おかしな時刻に踏切の警報機が鳴り出した。近づくのは特急用の電車、「いなほ」のダイヤが乱れているのかなと思ってカメラを構える。

来たのは「いなほ」と形式は同じだが塗装が違い、普段は羽越線を走らない「かもしか」用の車両。(いなほは新潟所属の6両編成、かもしかは秋田所属の3両編成)
「回送」表示だったので、本荘や象潟あたり始発の団体列車か何かのお客を迎えに行くのだろう。ちょっと珍しい写真が撮れた。
秋田大橋の下。羽越線の鉄橋もそうだったが、日当たりの悪い、橋の南西側の堤防斜面は雪が残っている。


秋田大橋(橋についての記事)を歩いて渡る。以前(1月18日の記事)通った時に、車がぶつかって壊れた欄干(専門的には高欄)がそのままになっており、国交省経由で道路管理者の秋田県に連絡し、応急処置をしてもらったのだが、そのコーンがなくなっていたので、完全に修復したようだ。同じ欄干が続くから、どの部分かもう見分けがつかないだろうな、と思いながら歩いていくと、

風除けの透明板がおかしな配置になっていて、一目瞭然。

スライドして開閉できそうに見えるが、もちろん固定されていた。

雑というか、見た目を考慮してないというか・・・ 画像を見て気付いたけど、路面も細工している?
返信メールには「2か月前の事故で破損し、部品を発注中」とあり、2月1日にいただいたコメントでは「まだコーンが設置されている」とのことなので、どんなに少なくみても2か月以上、発注・設置に要したことになる。そんなに時間があったのに、こんなハンパな部品しか手に入らないなんて。
この橋は国道時代の建設で、のちに移管されて県が管理している。だから部品発注ルートなどが複雑なのかもしれないし、秋田県庁も経費・人員削減などで大変なのかもしれない。
でも、この秋田大橋は、県道に格下げされたとはいえ、人と物流の動脈であり、今後50年、100年と使い続けるであろうまだ新しい橋。きれいな姿で後世に残すべき。
そして日本海にほど近い位置であり、潮風や冬の強い季節風がまともに吹き付ける。つぎはぎのデコボコに塩分がたまって早く傷むかもしれない。
それを考えれば、完全に原状回復するべきではないだろうか。そもそも事故で破損したんだから、加害者が弁済するんでないの? 当て逃げだったのか?
やっぱり秋田県の道路管理には疑問を抱かざるを得ない。(今回は事故が原因だから、いちばん悪いのは加害者だけど)
再び新屋に戻って、美術工芸短大正面へ入る交差点。

美短があることを示す案内板の柱。

国の管理番号まで付いてる。県はどうやって管理してるんだろう。
ちなみに建設省は8年前の2001年1月に国土交通省になっている。
新知事さんになれば変わるかな・・・