広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

中学自習室の登場人物

2019-05-21 00:16:59 | 秋田のいろいろ

秋田魁新報に長年連載されている、高校受験対策の問題集「中学自習室」を2016年に取り上げた
その後ももちろん継続している。基本は変わらないが、いくつかの変化があった。

大きなものとして、2019年4月から、解答だけでなく「解説」も掲載。
以前は同じ面の下に上下反転させていた解答欄は、問題のすぐ下に反転させずに解説とともに掲載するようになった。
5月20日付「情報ひろば」面
上の写真の5月20日付は数学。オレンジで囲った部分が問題、赤で囲ったのが解答と解説(黒い反転の見出しより後が解説)。

解説欄では、数学の途中の式、英語の長文の全文和訳、国語・理科・社会では、選択問題の正解以外の選択肢や間違いやすい用語についての説明などが掲載され、なかなか気が利いている。
問題なら解説があったほうがいいわけだが、これまでは紙面の場所を取りすぎるから二の足を踏んでいたのだろうか。


各教科の内容は、2017年か2018年辺りから、少し違ってきているような印象もある。毎年同じではないのは当たり前だけど、方針が変わったのか、作成者が代わったのか。
国語の漢字の読みの問題では、以前は、アニメなどのタイトルやセリフの引用が散見された。その漢字を知らなくても、前後の語から読みを推測できてしまい、練習問題としては意味をなさないのではないかと、苦言を呈したことがあった(魁には言ってません)。
最近は、そのような問題は出なくなった。
それに連動したのか、書き取りも含めて、以前ほど遊び心のある出題はなくなった。
遊び心については、否定しない。楽しく問題に取り組むことができれば何よりだから。

最近は、数学の文章題がおもしろい。
20日付 第38回・数学の第8回より
上の「3」の文章を読んでいただきたい。
「里奈さん」「敏郎さん」「夏希さん」が登場する。
さらに上の「2」に里奈さんが、「4」に里奈さんと敏郎さんが出てくるし、以前の回にもこの3人が出てきた。

この3人のモデルは、秋田の人ならお分かりでしょう。
生駒里奈、柳葉敏郎、加藤夏希。
秋田県出身の芸能人である。
【24日補足】三船敏郎の可能性もなくはない。本人は秋田生まれではないが、父親が由利本荘市鳥海出身で、終戦直後・俳優になる前に一時期身を寄せていたので。

上の「3」では、敏郎さんと夏希さんは問題の解き方を考えたことになっているが、里奈さんは単に「里奈さんのクラス」としてしか出てこない。「敏郎さんと夏希さんのクラス」にしてもいいのに、わざわざ里奈さんを登場させている。他の2問にも出てくるし、作者は生駒里奈がお気に入り?

「(佐々木)希さん」や「(高橋)優さん」は、中学生にも広く認知されているはずだけど、出てこないのか。【6月7日追記】「(谷川)聖さん」も。
「(藤)あや子さん」「壇蜜さん」は、中学生には大人すぎるか。
今後は数学に注目。

【2019年度追記】
6月6日付 第53回・数学11回は、「ある学級」で、里奈さん、敏郎さん、夏希さん、さらに「花子さん」が登場。民謡歌手・小野花子??
7月6日付 第78回・数学16回は、「里奈さんたちのクラス」でいつもの3人。
7月12日付 第83回・数学17回は、複数の問題がある大問ではなく、問が1つだけの文章題で「里奈さんは、午前8時30分に家を出発して(略・図書館へ歩いて向かうも、途中から走った)里奈さんが歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求めなさい。」。
7月26日付 第93回・数学19回は、「姉の夏希さん」「妹の里奈さん」が登場! 今までの里奈さん、夏希さんはクラスが同じだったから、それとは別人の姉妹ということか。
8月1日付 第98回・数学20回は、「ある学級」で、里奈さん、敏郎さん、夏希さん、そして「五郎さん」が登場。旧琴丘町出身で読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏のことか? 72歳の抜擢!?
8月7日付 第103回・数学21回は、「里奈さんの学級」で里奈さんと敏郎さん。
8月27日付 第118回・数学24回は、「2」で夏希さんと敏郎さん、まったく別の「3」で里奈さん単独で登場。
9月2日付 第123回・数学25回は、里奈さんと夏希さんがくじを引く。先に引くのは里奈さん。
9月7日付 第128回・数学26回は、ちょっとだけ里奈さん単独登場。
9月14日付 第133回・数学27回。大問4で「敏郎さんの学級」で敏郎さんと夏希さん。大問5で里奈さんと五郎さん。
9月29日付 第143回・数学29回は、ちょっとだけ里奈さん単独登場。
10月24日付 第163回・数学33回は、ちょっとだけ(調べて、予想するだけ)里奈さん単独登場。
11月6日付 第173回・数学35回は、ちょっとだけ(証明するだけ)敏郎さんと里奈さん。
その後しばらく登場せず、2020年1月21日付 第228回・数学46回は、お湯を沸かす時の温度上昇割合の問題で、電気ポットの電源を入れる里奈さんと、やかんで湯を沸かす敏郎さん。
2020年2月7日付 第243回・数学49回は、調べて予想する里奈さん単独。
2020年2月21日付 第253回・数学51回は、里奈さんと夏希さんが5400メートルのジョギングコースを走ったり歩いたり。
2020年2月27日付 第257回が2019年度最後の数学(回数表示がなかったが52回目のはず)。中学自習室では各教科最後は「受験の心がまえ」として、試験直前~当日のアドバイスが文章で記載される。そこには誰も登場せず。2020年度は下へ↓

【6月18日追記】国語に変化があったので、ここに記録。
6月17日付 第61回・国語13回では、文章を読んで答える問題の最後に「あなたの考えを、四〇〇字程度で書きましょう。」という問題。解答欄では、一例が掲載された。
その後には「※添削も受け付けます(7月末日まで)。希望者は(略・郵便番号)秋田魁新報社文化部・中学自習室担当へ作文を送ってください。(原稿用紙を使用。住所、氏名、年齢、電話番号を明記のこと)」。
なんという親切丁寧なサービス! 当然無料なんでしょうし、返送時の送料もいらないみたいだし。学校の先生とは違う専門の人に見てもらうというのも、いいことだ。
としても、どのくらい希望者がいるのか、添削者(=問題作成者?)の手が足りるのか、購読者でない人や高校受験生でない人(年齢は書くことになっているが)が送っても添削してくれるのか、そして次はあるのか?

【2020年3月21日追記】2020年初めに新型コロナウイルスが広まり、3月初めからほとんどの学校が臨時休校・そのまま春休みに入った。休業中の過ごし方や学習の遅れが不安視された。
既に2019年度の連載を終えていた中学自習室だが、3月20日付から「特別編・過去の問題を再び掲載しています。」を掲載。初回では「新型コロナウイルスの感染拡大防止を受けて臨時休校が続く中、春休みを迎える中学生に向け、今月31日付まで「中学自習室 特別編」(日曜日を除く)を掲載します。家庭学習に活用してください。」と説明。
春休みに入る前から掲載しても良かった気もするが、他の連載(配信記事)との兼ね合いもあるのだろう。【特別編は3月31日まで掲載。翌4月1日から新年度版が始まった。】

【2020年度追記】
4月9日付 第8回・数学2回で里奈さん登場。
4月16日付 第13回・数学3回で、里奈さんと敏郎さんが計算。
4月22日付 第18回・数学4回。「里奈さんのクラスでは、新年度の始まりに際して、一年間で大切にしていきたい思いを生徒一人一人が漢字一文字で表し、それを書いた正方形の紙」を掲示する時の、枚数と画びょうの数の関係。
里奈さんがその関係性のきまりを考えるところから始まり、「里奈さんが考えている様子を見た夏希さんと敏郎さん」が登場する流れ。2020年度もやはり里奈さん重視。
4月28日付 第23回・数学5回。また「里奈さんのクラスでは」で、里奈さんが説明し、後から敏郎さん、夏希さん登場。
5月9日付 第28回・数学6回。いつもの3人。いつも里奈さん、敏郎さん、夏希さんの順で登場する。
5月15日付 第33回・数学7回。里奈さんだけが、方程式を解く。
5月21日付 第38回・数学8回。「里奈さんのクラスでは、次の問題を考えている。」里奈さんと敏郎さんが解く。別の問題では夏希さんが解いて、五郎さんが条件を変えて考える。
6月8日付 第53回・数学11回。「里奈さんが生徒会長を務める中学校の生徒会では、ペットボトルキャップを集める活動を行っている。生徒会役員の敏郎さんと夏希さんが、集まったペットボトルキャップの重さを量ったところ」という問題。これまでのクラスが同じ3人=3人とも生徒会役員ということなのか、同名の別人たちなのか?
7月2日付 第73回・数学15回。里奈さんが「修学旅行で訪れる予定の遊園地にある人気のアトラクションCについて」、その平均待ち時間の度数分布表を入手して考察する問題。前にAもCもないのに、「アトラクションC」とは何?
7月8日付 第78回・数学16回。「里奈さんのクラスで」問題を考えている。「里奈さんの説明を見た夏希さん」「(同)敏郎さん」が登場。
7月15日付 第83回・数学17回。里奈さんが図書館に向かった時に、歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求める問題。
7月29日付 第93回・数学19回。里奈さんが、自宅からスーパーに立ち寄って公園へ向かう問題。徒歩かどうかは明言されていないが、自宅~公園は4.5kmあり、2~2.5km/hで移動。さらに「姉の夏希さん」も登場し、150m/min(9km/h)で追いつく。
8月4日付 第98回・数学20回。「ある学級」で図形を考えている問題。里奈さん、敏郎さん、夏希さんが解き方を考えたとする穴埋め問題。最後に「3人の説明を聞いた五郎さん」の説明の穴埋め。
8月11日付 第103回・数学21回。「里奈さんの学級」で図形を考える問題。里奈さんと夏希さんの考え方の穴埋め。
8月29日付 第118回・数学24回。図形に関する「里奈さんの証明」の穴埋め。別の図形の問題で「夏希さんの予想」「五郎さんの予想」とそれらを考える「牧子さん」が初登場。秋田市土崎出身の作家・内館牧子氏か?
9月4日付 第123回・数学25回。確率の大問3題。「学校の体育祭で、里奈さんのクラスでは、里奈さん、敏郎さん、夏希さん、五郎さんの4人がリレー競技に出場することになった。」その走順をくじ引きで決める問題、里奈さんと夏希さんが5本のうち2本当たるくじを引く問題、敏郎さんと五郎さんがすごろくをする問題。
9月11日付 第128回・数学26回。里奈さんのみ積の求め方を調べる。
9月17日付 第133回・数学27回。「里奈さんの学級」で里奈さんと敏郎さん、別の問題で「夏希さんの学級」で夏希さんと五郎さんが、それぞれ問題を解く。
9月25日付 第138回・数学28回。「里奈さんのクラス」で有理化を考えている。「里奈さんのグループ」での話し合いとして、敏郎、夏希、里奈(さん付けなし)の会話文の穴埋め。
10月1日付 第143回・数学29回。里奈さんが2次方程式を解く。
10月26日付 第163回・数学33回。しばらく登場人物なしが続く。この回もレギュラー人物は出なかったが、新たなグループが登場。鉄道のダイヤグラムを示した、速度・距離・時間の問題。その1つに「アイドルグループ「うぐいす坂47」のコンサート」のために臨時の電車が運行されるという設問があった。
「うぐいす坂」とは、秋田市手形の県立秋田高等学校の校門から校舎へ上がる坂の名前。正式な名称ではないのかもしれないが、校舎が現在地に移転して以降の在校生・卒業生には受け継がれて親しまれる呼び名らしい。
10月31日付 第168回・数学34回に、たしか里奈さん、敏郎さんが軽く登場。その後はしばらくなし。
12月4日付 第193回・数学39回。「ある学級では、数学の時間に次の問題を考えている。」として、里奈さんと敏郎さんの方針に従って回答する問題。
12月28日付 第213回・数学43回。「ある中学校の図書委員会で」読書時間の調査を行う短い問題で、「委員長の里奈さん」。
2021年1月15日付 第223回・数学45回。里奈さんと敏郎さんが持つ数字カードから1枚ずつ選ぶ、確率の問題。

【2020年度国語】2020年度には国語の言葉に関する出題で、変わったものが出てきた。
秋田県出身のプロ野球選手(現役引退者含む)が多いみたい(野球を知らないので)。最初のほうは記録していないので、10月以降。

9月29日付 第141回・国語29回。
大問一で、吉田輝星投手を題材にした1面コラム「北斗星」を元にした出題。それと別の二で、言葉の小問3題。
擬声語・擬態語の1は普通の10の文。
主語述語の2には、普通の7つの文に混ざって、
「私は ケビンでは ありません。」「そうです、 私が 変な おじさんです。」「摂津君も よく 勉強する。」
並立/補助の関係の3では、5つの文すべてがこんな具合。
「鎌田さんは 速くて 強い。」「小野さんと 石山さんも 弱く ない。」「吉田さん、消しゴムが 落ちて いるよ。」「中嶋さんは ラーメンと ギョウザを 食べて いた。」「落合さんと 山田君は、石川君と 石井さんの ケーキと アメを(改行)食べて しまった。」

【2021年度追記】数学だけの回数を表記。
4月9日 第2回「里奈さんは、数の範囲と四則計算の関係について調べた。」小問4題。
4月16日 第3回 里奈さんと敏郎さんの分数の計算の解き方で2題。
4月22日 第4回 里奈さんが問題の解き方をまとめた2題に続き、夏希さん、敏郎さん、詩織さんが登場する1題。初登場の「詩織さん」とは、フリーアナウンサーの相場詩織さんか。花子さん、五郎さん、牧子さんはもう出ないのか? ほかにもフリーアナウンサーはいるのになぜ詩織さんか、好みなのか? そして出題者はほんとに里奈さんが好きだ。
4月28日 第5回 里奈さんが連続する3つの奇数の和を考える問題。順に敏郎さん、夏希さん、詩織さんも予想。
5月10日 第6回 里奈さんが2桁自然数とその位を入れかえた数の差を考える問題。里奈さんが考えて予想、敏郎さんが調べ、夏希さんが予想。
5月15日 第7回 里奈さんが方程式を解く。
5月21日 第8回 方程式。「里奈さんのクラス」で考えている問題で、里奈さんと敏郎さん。もう1題は「夏希さんのクラス」で考えている問題で、夏希さんと五郎さん。
6月8日 第11回。「里奈さんが生徒会長を務める中学校の生徒会」でコピー用紙の重さと枚数の関係を考える問題。「生徒会役員の敏郎さんと夏希さん」も登場。別の問題で詩織さんが反比例のグラフを考える。
7月8日 第16回。これまで作図の問題が多かったせいか、1か月ぶり登場。里奈さんが「保健体育の時間に行った体力テストの結果」のデータを考察。
7月21日 第18回。「里奈さんは、留学生のジョンハンさんと、気温について、次のような会話をした。」という、摂氏と華氏を変換する式に関する問題。ジョンハンさんというのは韓国の芸能人? 問題中では、日本語が堪能な上、「前に留学していたアメリカ(で華氏を知った)」と国際経験豊富。
もう1題では「夏希さんは、連続する3つの奇数の和がどんな数になるかを調べている。」問題。敏郎さん、詩織さん、牧子さんも登場。
7月30日 第19回。里奈さんが1.2km離れた公園で、ジョハンさんと午前9時30分に待ち合わせる、速さの問題。
8月11日 第21回。里奈さんが「マラソン大会の10km部門に出場することにした」速さの問題。
8km地点まで走って「足に痛みを感じたため、そこからは時速3kmで歩いてゴール」。
「ジョハンさんは、里奈さんをゴール地点で待っていた。」心配して時速12kmで走って迎えに行き、いっしょに歩いてゴールするという物語。
8月18日 第22回。「ある学級」で多角形の内角・外角の和を考えている問題。里奈さん、敏郎さん、夏希さん、五郎さん。
8月24日 第23回。「里奈さんの学級では、正多角形の1つの内角の大きさを考える学習をしている。」里奈さんと夏希さんが「考えをそれぞれ発表」。
9月4日 第25回。図形の問題を、里奈さんと夏希さんが証明。
9月10日 第26回。「里奈さんのクラスでは、次の問題を考えている。」証明問題。里奈さん、敏郎さんが証明。それらを見て夏希さんが、別の解き方の方針を立てる。
9月17日 第27回。「里奈さんの部屋には、折りたたみ式のいすがある。」そのしくみに「興味をもった」里奈さんが調べてまとめた、図形の証明問題。
9月25日 第28回。敏郎さんと五郎さんがくじを引く問題。別で、里奈さん、夏希さん、詩織さんが持つ数字と加減乗除の記号のカードを選んで組み合わせてできる値の確率の問題。
10月1日 第29回。「里奈さんは、地球温暖化に興味をもっており、関連する書籍や新聞記事に目を通すようにしている。」そうで、「秋田市の月ごとの平均気温を調べ、箱ひげ図にした。」という統計の問題。我々の頃は中高とも、数学では統計分野が軽視されていて(確率のほうを多少重視)、大学でなんとか分かりかけた。だから箱ひげ図という言葉も習ったかどうか微妙だし、今回の別の問題に出てくる「四分位数」の概念などまったく習わなかったと思う。ものごとを正しく判断して理解するのに、統計の知識は必須である。
10月7日 第30回。多項式の文章題と言えばいいのか、里奈さんが調べる。
10月14日 第31回。「里奈さんの学級」で取り組む問題を、里奈さん、敏郎さんが考える。別題で「夏希さんの学級」で2つの奇数の関を考えていて、夏希さん、五郎さん、詩織さん登場。
10月20日 第32回。「里奈さんのクラス」で「分母を有理化する問題を考えている」。「里奈さんのグループ」での「話し合い」として、敏郎さん、夏希さん、里奈さん。
10月26日 第33回。2次方程式の解き方。詩織さんのみ登場し、方程式を変形して解の公式をつくる。
11月8日 第35回。200円ごとに1ポイント加算される「ある商店のポイントカード」を題材にした関数の問題。ポイントが期限切れになる前に特典と交換しようとする里奈さん登場。
11月20日 第37回。図形の証明。里奈さんと敏郎さんがそれぞれ証明。
しばらく誰も登場せず、2022年1月15日 第45回。駅とアリーナ9kmを結ぶシャトルバスのダイヤグラムから速度などを求める問題。バスが36km/hで走っていて、里奈さんは自転車で18km/hで走る。
1月21日 第46回。「里奈さんが応援しているバスケットボールチームについて過去9試合の得点を調べた」データから、四分位範囲を求める。※この問題の回答が間違っていたとして、22日付に訂正が出た。この数回前には、間違っているとして問題ごと取り消す訂正が出たこともあった。【2月8日追記・さらにこの後にも、解答の訂正が1度あった。】
2月8日 第49回。「里奈さんが応援しているバスケットボールチームの最近の25試合について、失点をまとめた」度数分布表から、累積相対度数を求める。

【2022年度追記】
4月9日 第2回。「里奈さんは、数の範囲と四則計算の関係について調べた」問題。
4月16日 第3回。里奈さんと敏郎さんがそれぞれ分数を計算する問題。別の問題で、海外の複数の学校と交流しようとする「東京にある詩織さんの学校」を舞台に、時差を考慮して都合のいい時間(オンライン交流ってことでしょう)を決める問題と、学校で行っているペットボトルキャップ回収について詩織さんが発表するためにデータをまとめる問題。
4月28日 第5回。「里奈さんは、連続する偶数の和について考えている」問題。里奈さん、敏郎さん、夏希さん、詩織さんが、予想したり説明したりする。
5月10日 第6回。「里奈さんのクラスでは、2けたの自然数と、その数の十の位と一の位の数を入れかえた数の和がどんな数になるかを考えている。」里奈さん、敏郎さん、詩織さんが、調べたり予想したり説明したり。
5月16日 第7回。里奈さんが解いた方程式の穴埋め問題。
5月21日 第8回。「里奈さんのクラスでは、次の問題を考えている。」として方程式を里奈さんと敏郎さんが解く。別に「夏希さんのクラスでは、次の問題を考えている。」として速さの問題を夏希さんのみが解く。
6月8日 第11回。「里奈さんが生徒会長を務める中学校の生徒会では、4月の生徒総会でペットボトルキャップ回収のボランティア活動を行うことを決めた。」。回収したキャップの個数を「生徒会役員の敏郎さんと夏希さん」とともに推測。→2020年6月8日 11回の問題と出だし似ている(問題の中身は記録していないので不明)が、微妙に異なる。
ほかに、「敏郎さんが買ったお弁当」に示されていた、電子レンジの出力ワット数と加熱時間の関係の問題と、反比例のグラフ上の面積について詩織さんが予想する問題。
7月8日 第16回。1か月ぶり登場。「里奈さんの学校の文化祭で、紙飛行機の滞空時間を競うクラス対抗のイベントが行われることになった。クラス代表になった里奈さんと敏郎さんは、紙飛行機について調べていく」中で、翼の先端を折り曲げる長さと滞空時間の関係を調べる実験をして、その結果の度数分布表を作った問題。
7月21日 第18回。「詩織さんは、留学生のジミンさんと、気温について、次のような会話をした。」摂氏と華氏を変換する関数の問題。※ジミンは、韓国の男性ヒップホップグループBTSのメンバーが由来か。ちょうど1年前にも、別の韓国芸能人の名で、同種の問題があった。
別に「里奈さんは、「連続する3つの自然数の和は3の倍数になる」わけを、下のように説明した。」のを元に、夏希さん、敏郎さん、五郎さんが考えたり予想したり。
7月28日 第19回。「里奈さんの学校では、夏休みに希望者がボランティア活動を行っている。」その内訳のパーセンテージから生徒数を求める問題。別に「夏希さんは1.5km離れた駅に向かって、午前8時に家を出た。」60m/分で歩き、途中から100m/分で走った問題。
8月10日 第21回。ダイヤグラムの問題。「駅と空港を結ぶ8kmのバス路線」で「里奈さんは、この路線を駅から空港に向かって自転車で一定の速度で走る。」。
8月17日 第22回。「ある学級では」多角形の内角・外角の和について「考えている。」問題。里奈さん、敏郎さん、夏希さん、五郎さんが説明。
8月23日 第23回。「里奈さんの学級では、正多角形の1つの内角の大きさを考える学習をしている。里奈さんと敏郎さんは、それぞれ次のような考えを発表した。」
9月3日 第25回。図形の証明。里奈さんが予想して証明。敏郎さんが予想。
9月9日 第26回。「里奈さんは、次の問題について、下のように証明した。」図形の証明。
9月16日 第27回。図形の証明。里奈さん、夏希さんが予想し、詩織さんが考える。
9月24日 第28回。里奈さんと夏希さんがくじを引く、確率の問題。
9月30日 第29回。「図書委員の里奈さん」が、クラスの1人当たりの本を借りた冊数を、ヒストグラムにまとめる。別に「体育委員の詩織さん」がハンドボール投げの記録を箱ひげ図にまとめる。
10月6日 第30回。「一の位が5である2けたの自然数の2乗」の求め方について、里奈さんと詩織さんが考える。
10月14日 第31回。「里奈さんの学級では、連続する2つの奇数の積に1を加えた数がどんな数になるか考えている。」問題。里奈さんが調べて予想、敏郎さんが気付く。
10月20日 第32回。「里奈さんのクラスでは、8/√5+1の分母を有理化する問題を考えている。里奈さんのグループでは、下のような話し合いがされた。」「敏郎」「詩織」と3人の会話の穴埋め。
11月8日 第35回。「交通安全教室に参加した里奈さん」が、自動車の速さと空走距離と制動距離の関係に興味を持つ。別の問題で200円ごとに1ポイント付与される「ある商店のポイントカード」における購入額とポイント数の関係。12ポイント保有する敏郎さんが、20ポイントの特典と交換するためには、180円の品をいくら買えばよいか。
11月21日 第37回。里奈さんと敏郎さんが、図形の証明問題を解く穴埋め。
12月9日 第40回。「里奈さんが購入した10個入りのケースに入っていた卵の重さ」のデータから、四分位範囲を求める。
1月16日 第45回。登場人物はいないが、問題内容について。
「秋田県では、2700m離れた秋田駅と県庁との間で、往路、復路とも同一の道路を使用し無人シャトルバスを走行させる実証実験を行った。」として、ダイヤグラムなどから速度などを求める問題。「道路上に二丁目橋」があり、県庁との距離を求める問題も(正解1500m)。秋田駅を午前0時に出発し、2台が異なる速度で往復運行する。※もちろん実証実験は架空。
実際の道のりは、秋田駅西口~県庁が2400メートル程度、二丁目橋~県庁が1400メートル弱。
2月2日 第48回。「里奈さんのクラスでは、卒業文集をつくることになった。文集係になった里奈さんは、印刷をA社またはB社に依頼することになり、2社の印刷料金を調べて、下の表のようにまとめた。」冊数と印刷料金の1次関数の問題。

【2023年度追記】
4月10日 第2回。「里奈さんは、数の範囲と四則計算の関係について調べた」問題。
4月15日 第3回。里奈さんと敏郎さんがそれぞれ分数を計算する問題。
別の問題で、「詩織さんの学校」で海外交流するための時差の問題、地域清掃活動で回収したゴミの重さの問題。
4月28日 第5回。「里奈さんのクラスでは、連続する3つの整数の和について考えている。」里奈さん、敏郎さん、夏希さんが予想。
5月9日 第6回。「里奈さんのクラスでは、2けたの自然数と、その数の十の位と一の位の数を入れかえた数の差がどんな数になるかを考えている。」里奈さんが考え、敏郎さんが計算し、詩織さんが予想。
5月16日 第7回。里奈さんが解いた方程式の穴埋め。
5月22日 第8回。「里奈さんのクラスでは、次の問題を考えている。」里奈さんと敏郎さんが方程式を解く。
別に「詩織さんのクラスでは、次の問題を考えている。」詩織さんが速さの方程式を解く。
さらに別に「夏希さんは、夕食のサラダに使うレモンドレッシングを作るために、20mLのオリーブオイルにレモン汁を混ぜた。」ところが両者の比率がレシピでは3:2なのを、2:3に間違ってしまって「酸味の強いドレッシングができてしまった。」レシピ通りにするには、オリーブオイルをどれだけ加えればよいかという問題。
6月8日 第10回。大問3つすべてに登場人物あり。1は「里奈さんが生徒会長を務める中学校の生徒会」でのアルミ缶回収で、重さからおよその個数を求める。「生徒会役員の敏郎さんと詩織さん」も。2は「敏郎さんが買ったお弁当」を電子レンジで加熱する時の、出力と加熱時間の関係。3は反比例の関数のグラフの面積を夏希さんが予想。
7月8日 第17回。「生徒会役員の里奈さんは、文化祭の閉会式を担当する部門の代表者になった。部門で話し合った結果、閉会式の演出で行う紙ふぶきについて、紙吹雪がゆっくり落ちる方が感動的になるという意見があったことから、滞空時間の長い紙を使うことになった。(紙ふぶきと紙吹雪の表記揺れは原文ママ)」として、里奈さんが紙の長さと滞空時間を調べる実験をして、その結果の度数分布表の問題。
7月22日 第18回。「敏郎さんと留学生のマリアさんは、気温について、次のような会話をした。」2021年以降恒例の、摂氏と華氏の問題だが、登場人物が代わった。
別に「里奈さんのクラスでは、連続する3つの偶数の和がどんな数になるかを調べている。」里奈さん、詩織さんが予想。五郎さんが調べてまとめる。
7月28日 第19回。「里奈さんの中学校では、夏休みに希望者が職場体験を行っている。」連立方程式の問題。
敏郎さんが、家から2km離れた図書館へ、午前9時の開館目指して歩いたり走ったりする速さの問題。
8月9日 第21回。「里奈さんと詩織さんは、調べ学習のため、放課後に図書館に行くことにした。」学校~里奈さん宅~詩織さん宅~図書館1650mの道のりと距離の問題。
「敏郎さんは、ボウルに水を入れて、お湯を沸かしている。」経過時間と温度の問題。
8月17日 第22回。「里奈さんのクラスでは、頂点がn個ある多角形の内角の和や外角の和について考えている。」里奈さん、敏郎さん、詩織さん、夏希さんが考えたり説明したり。
8月23日 第23回。「里奈さんの学級では、正多角形の1つの内角の大きさを考える学習をしている。里奈さんと敏郎さんは、それぞれ次のような考えを発表した。」
9月4日 第25回。図形の証明問題。里奈さん、敏郎さんが予想して証明。
9月9日 第26回。図形の証明問題。里奈さんが予想、敏郎さんが調べて考える。
9月16日 第27回。図形の証明問題。里奈さんが予想、詩織さんが考える。
9月25日 第28回。里奈さんと敏郎さんがくじを引く、確率の問題。
9月30日 第29回。「図書委員の里奈さん」がクラスの生徒の図書館利用回数をヒストグラムにまとめる問題。詩織さんが、「自分が住んでいるA市の8月の日最高気温」を箱ひげ図にする問題。
10月6日 第30回。里奈さんが、十の位の数が同じで、一の位の数の和が10になる2つの2けたの自然数の積の求め方を調べる。
10月14日 第31回。「里奈さんの学級」で取り組んでいる問題に、里奈さんと敏郎さんが考える。「詩織さんの学級」で考えている問題に、詩織さんが調べて予想、五郎さんが計算。
10月20日 第32回。「里奈さんのクラスでは、6/√3+1の分母を有理化する問題を考えている。里奈さんのグループでは、次のような話し合いがされた。」敏郎、詩織、里奈の会話の穴埋め。
10月26日 第33回。「多角形の対角線の本数について考えている」会話の穴埋め。敏郎、詩織、里奈。
11月8日 第35回。「里奈さんは、母から、大学生である姉の夏希さんに荷物を送るように頼まれた。」2社の宅配料金を比較。
11月21日 第37回。図形の証明問題の里奈さんと詩織さんの解法の穴埋め。

【2024年度】
4月9日 第2回。「里奈さんは、数の範囲と四則計算の関係について調べた」問題。=2023年度と同じ(細部は不明)。
4月16日 第3回。里奈さんと敏郎さんがそれぞれ分数を計算する問題。=2023年度同。
詩織さんが、地理の学習で、世界の都市の魅力をレポートにする課題に取り組む。「ロサンゼルスに留学している姉」に相談して協力を得て、詩織さん司会で留学生5人のオンラインインタビューを計画する。その時差の計算と、「ロサンゼルスの球団で活躍している日本人の野球選手を紹介するため」その安打数を調べる統計の問題。=2023年度と設定の一部のみ共通。
4月27日 第5回。「里奈さんは、連続する3つの奇数の和について考えている。」敏郎さん、夏希さん、詩織さんも考えたり予想したり。=2023年度と一部共通。
5月8日 第6回。「里奈さんのクラスでは、2けたの自然数と、その数の十の位と一の位の数を入れかえた数の和がどんな数になるかを考えている。」里奈さんが考えて予想、敏郎さんが調べ、詩織さんが計算。=2023年度と一部共通。※どうも前年踏襲のようなので、以降、前年度共通の記載は原則省略。
5月16日 第7回。里奈さんが解いた方程式の穴埋め。
5月21日 第8回。「里奈さんのクラスでは、次の問題を考えている。」クラス全員に折り紙を何枚配るかの問題を、里奈さんと敏郎さんが解く穴埋め。
「詩織さんのクラスでは、次の問題を考えている。」先に家を出て駅へ向かった妹を、兄が追いかける速度の問題を、詩織さんが解く穴埋め。
「夏希さんは、夕食に使うハンバーグソースを作るために、クッキングサイトのレシピを参考に、ウスターソース30mLとケチャップを混ぜた。」が両者の比率がレシピでは2:3なのを、3:2に間違ってしまって「クッキングサイトの写真よりも黒いハンバーグソースができてしまった。」。レシピ通りにするには、ケチャップをどれだけ加えればよいかという問題。=昨年とメニューが違い、比率が逆転。
6月7日 第11回。大問3つすべてに登場人物があり、2023年度の10回、2022年度の11回に酷似しているが、一部変更。
1は「里奈さんが生徒会長を務める中学校の生徒会」での資源回収。2020、2022年はペットボトルキャップ、2023年がアルミ缶だったのが、再びキャップに。「生徒会役員の敏郎さんと牧子さん」で、2020年度は敏郎さんと夏希さん、2023年度は敏郎さんと詩織さんだった。
2の弁当電子レンジ加熱は、敏郎さんから「五郎さん」に。3の反比例は夏希さんから「詩織さん」に。
7月8日 第16回。里奈さんが「保健体育の時間に行った体力テストの結果」と「運動時間を調べるアンケート」のデータを度数分布表にまとめる。もう1つ、過去になかった、敏郎さんが、ペットボトルのふたを投げて、表・裏・横のどの向きが出やすいか「詩織さんと協力して実験を行っ」てまとめる。
7月22日 第18回。「里奈さんは、留学生のジンさんと、気温について、次のような会話をした。」恒例の摂氏と華氏の問題で、恒例の毎年留学生が別人に。ジンさんは、以前にアメリカ留学の経験あり。
「詩織さんは、連続する3つの奇数の和がどんな数になるかを調べている。」敏郎さん、夏希さん、五郎さんも登場。
7月27日 第19回。「里奈さんの中学校では、夏休みに希望者が地域清掃のボランティア活動を行っている。」参加する男女を求めるにじほう。「詩織さんは3km離れたコンサート会場に向か」う速さの問題。どちらも昨年とシチュエーションを変更。
8月8日 第21回。「詩織さんと図書館で一緒に学習をする約束をしていた里奈さんは、午前9時に自宅を出て…」「里奈さんの兄の敏郎さん」が追いかける。
「五郎さんは、やかんに水を入れて、お湯を沸かしている。」
8月15日 第22回。「里奈さんのクラスでは、頂点がn個ある多角形の内角の和や外角の和について考えている。」里奈さん、敏郎さん、詩織さん、五郎さん。→昨年の夏希さんに代わって、五郎さん登場。
8月22日 第23回。「里奈さんの学級では、正多角形の1つの内角の大きさを考える学習をしている。」里奈さんと敏郎さんが「考えを発表」。
9月3日 第25回。里奈さんと敏郎さんが、図形の問題を予想し証明。
9月10日 第26回。里奈さんと敏郎さんが、図形の問題を予想し証明。別の問題で「詩織さんのクラスで」別の証明問題を考えている。詩織さん、五郎さん、牧子さん登場。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古川の鳥? | トップ | 弘前4つの閉店 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿