広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

雪激減

2022-03-08 19:34:24 | 秋田の季節・風景
寒さも雪も厳しかった、今シーズン(2021~2022年)の冬。
秋田市は2月に入って、いくぶん緩んだものの、2月18日には今シーズン最大の積雪56センチに達した。※その頃の記事

2月後半以降も、晩秋~12月頃かのような強風が吹き荒れたり(今季は少なかった)、気温よりは風が冷たく感じられたりした。それでも、気温が5℃を越える日、雨や長時間の晴れも増えてきて、ぐっと冬の終わりが感じられるようになった。
積雪は2月24日に40センチ、27日に30センチ、3月1日に20センチをそれぞれ切り、5日には9センチに。8日は4センチ。ぐんぐん減った。
南通亀の町の小さな道
そんなわけで、道路の雪もほとんど消えて、夏靴でも問題なく歩くことができる、と言いたいところだけど、一部の歩道や狭い道では…
保戸野の菊谷小路
全体に圧縮されて固くなっていて、表面は多少凹凸があってザラメ状。足腰が健康で雪に慣れた人ならば、滑って転ぶようなことは、あまりないと思う。でも、条件によっては水っぽくなったり、下部が融けて空洞ができていて、その上に足をかけて踏み抜いてしまったりすることもある。こんな区間を長く歩く時は、靴選びが悩ましい。
道路管理者が除雪するまででもないだろうし、前のお宅にも事情(空き家・高齢者等)もあるだろうし、早く完全になくなるのを願いつつ、慎重に通るしかあるまい。

赤れんが館通りのタイル風舗装には島状の残雪

気象台の積雪量観測点と比べて、こうした道路では、除雪で積み上げられたこと、除雪や通行で押し固められたこと、日陰といった条件により、雪が残っているのだろう。

イオン秋田中央店前のバスベイの奥に雪山
バス停の切り欠き(バスベイ)の奥のほうは、車は通らないので、除雪された雪山がそのまま残って(横の郵便ポストの回収は困ってそう)、自然に小さくなっている。地層のような線が入り、道路の汚れがグラデーションを作り、この冬を物語っている。

東部ガス秋田支社付近の市道
歩道の車道寄りに、わずかな雪の山脈。※先週撮影。現在は消えました。
薄っぺら
ここの歩道はロードヒーティング入っている。でも、ロードヒーティングはセンサー部分が反応しないと作動しないので、端のほうの車道の除雪でできた雪山を融かすまでは作動していない(それで問題ないし、妥当)から、残った雪でできた山脈。

旭川の大町公園橋(幸橋・さいわい橋の後継の歩行者専用橋)は、ロードヒーティングがないのか壊れたのか、積もり放題。今季は、中央部分を比較的広めに除雪してくれていた。
現在
ここは除雪の山はあまり作られず、自然に積もった(最大56センチ)ままの雪だと思っていた。気象台では4センチになった今、ここは20センチは積もっている。そんなに日当たりが悪いのか? 川の上だと気温が低いのか?


いつになく長かった冬の終わりが、はっきりと感じられるようにはなったけれど、春はもうちょっと先か。でも、ウェザーニューズは、4月8日に秋田市で桜が開花する予想を、3月2日に出している。ちょうど1か月か。※ウェザーマップは3月7日に4月16日と予想。

【9日追記】9日15時に、秋田市の積雪がついに0に。昨年12月25日以来で、根雪は2か月強だったことになるが、長かった。
【11日追記】11日に今年初めて、気温が10℃を越えた。
コメント
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