広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

つららあれこれ

2022-02-20 15:43:59 | 秋田の季節・風景
2月に入っても寒さが続き、なかなか減らなかった秋田市の雪
2月中旬は、昼の気温は3℃台まで上がる日が多くなって、いくらか? だいぶ? 過ごしやすくなった。2月1日に50センチだった積雪は、14日には36センチまで減少(これでもかなり多い)。この調子で減るかと思いきや、17日早朝に10センチ新たに積もるなどして、18日には56センチ。今シーズン最大になってしまった。ほんとうにじわじわと厳しい冬だ。※20日15時では42センチ。

手形陸橋
車道の雪が除雪されて路肩(歩道との境)に積み上げられ、それが削られて垂直になった雪山の断面は真っ黒。その上に新雪が積もっている。

家々の屋根の雪はなかなか消えない
秋田市街地に限れば、この量にしては、除雪作業または落雪による事故や、雪の重みによる倒壊の話は、ほとんど聞こえてこないと思う。2006年のドカ雪では、カーポートが壊れる被害が多かったと記憶する。


以前の記事のコメント欄でも話が出たのが、つらら。
つららは、気温が低いほうができづらい(建物の暖房や断熱などの要因もあるが)ので、今シーズンは少なめだった。でも、できるところにはできる。
とあるアパート
どういう理屈か、建物の中央付近にだけ、屋根からつららが下がっている。長さ・大きさは一般的。問題はその下。

2階の一室の窓の横の壁に付けられたエアコン室外機からつららが下がって、というか室外機が氷漬け。室外機に積もった雪も一体化したのかもしれない。
別の日に別のカメラで撮影したので、色が違います
この状態でエアコンが作動するのか。住人や大家は知っているのか、気になってしまう。下手したら室外機ごと落下しかねないのに。※現在は融けて氷は減っていて、とりあえず落下は免れた。


県道28号、手形陸橋の下を並行する市道。
昔からある北側の橋
1つ先の橋脚の内側に注目。
巨大つらら!
表面がごつごつして、滝が凍った氷爆のようにも見えるけれど、黒い部分もあって汚い。
ここは立入禁止
この橋脚の横は、陸橋下をくぐる市道があるのだが、距離があるか立ち入り規制されていて、このまま落ちたとしても、通行人(および道路関係設備)への影響はないと考えられる。

どうしてできるのか。
手形陸橋は歩道にロードヒーティング(融雪装置)が入っている(手形側は車道にも?)。それで融けた雪が水になって集まって、ここから下へ落ち、それが凍ったのか。【21日追記】ただし、ここは陸橋中央寄りの高い箇所なので、低いほうへ流れていく水も多いはず。
また、今年正月時点では、上のほうの写真の橋と並行する北側市道の上空、ほとんどの橋脚からも、大きめのつららが下がっていた。これは落ちたら市道を直撃して危険なため、道路管理者(たぶん発生源である県)が落としているようで、見なくなった。
2019年にリニューアルされてまだ3シーズン目でこんな状態でいいのかとも思ってしまうが、排水方法とかどうしようもないのだろうか。なお、反対側は、橋が新しいためか、南向きのためかなかった。

つららもいろいろ。
路上観察の北国の冬季限定分野として、「つらら」があってもいいかも。
雪に関する続きはこちら

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