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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

りんごの町

2008-10-14 17:30:21 | 津軽のいろいろ
青森県弘前の話題をこれからいくつか取り上げます。
まずは、リンゴについて。

1.駅で出迎えてくれるのは
JR弘前駅に着いてホームから駅舎に上がると出会うものが、

プログラムオート F/4.5 1/25 露出-0.7
巨大リンゴオブジェ。人の背丈くらいある。
旧駅舎時代は1番線ホーム上にひっそりと置かれていたが、書かれているフレーズが違った。駅舎改築に合わせて作り直したのかもしれない。
一時、改札の外、みどりの窓口前に置かれていたが、現在は改札を入って正面左端、1番線とのエスカレーター前にある(2・3番線から上ってくると見つけづらい位置)。
ちなみに、今年の夏場はある物に“変身”してしまった。後で別記事にします。

プログラムオート F/4.5 1/30 露出-0.7
ラインに微妙な凹凸があり、実際の「ふじ」などと同じく着色はベタ塗りでなく濃淡のある筋(縞)が入っていてリアル。
※その後、2012年の様子

2.りんごを食べる日
改札を出て右に行くと弘前公園などがある中央口。(駅についてはこの記事でも触れています
エスカレーターで1階に下りようとすると目に飛び込む横断幕がある。

プログラムオート F/5 1/160
拡大すると

「毎月5日はりんごを食べる日」
2007年4月に弘前市が「当市が日本一のりんご産地であることの市民の意識を高め、りんごに対する愛着と誇りを醸成し、もって弘前産りんごの地元における消費の拡大を図るため、弘前市りんごを食べる日を設ける。」という趣旨の条例を施行したそうだ。(弘前市例規集より引用)弘前公園向かいの市役所にも同じ内容の垂れ幕がある。なお、「卍」は津軽藩の旗印であり、弘前市の市章。

3.ご当地ポスト
駅の外に出るとすぐ右(観光案内所の隣)にポストがある。こちらで記事にした、ご当地ポストも弘前ではもちろん、
重そう・・・
プログラムオート F/4.5 1/80 トリミング


プログラムオート F/4.1 1/60
金属製で表面はざらざらしていて、重厚な印象。色は一色のベタ塗りだけどツル(ヘタ)の部分などよくできている。
ポストに直接載せると同じ色で目立たなくなるからか、緑色の台座がある。

実はリンゴポストは弘前市内にもう2か所あるのを確認済み。同じご当地ポストが複数あるのは珍しいと思う。
1つは、弘前公園追手門向かいの弘前市役所正面玄関前。
駅より足が短い大型のポスト。
プログラムオート F/6.3 1/125 露出-0.3


プログラムオート F/6.3 1/125 露出-0.3 トリミング
駅のものと違いがある。
1.リンゴの表面加工が異なり、こちらはツルツルで光沢がある。
2.リンゴの形が違う。駅のはまん丸に近いが、こちらは下が細くなっている。
3.台座のキャッチコピーが駅は「りんごのまち 弘前」、市役所は「りんごのまち 弘前」で書体も違う。

弘前市のキャッチフレーズとして「りんご色のまちHIROSAKI」というのがある。
いつ制定されたかなどは分からないが、駅のポストはその制定前に設置、市役所は制定後に設置されたと考えられる。

最後の1か所は「弘前市りんご公園」。
リンゴ畑を公園にしてしまおうという発想からしてすごいが、なかなかいい場所だ。これも別記事でご紹介したい。

プログラムオート F/8 1/320 露出-0.3
ポストの周りはこんな感じ。正面に岩木山を望む一面のリンゴ畑。
なお、フレーム外は右に集落と公園の駐車場、左は芝生広場、後ろに公園の建物がある。
近くの集落内にもポストがあるので、わざわざここに投函しに来る人がいるのかは疑問。真冬は吹きさらしで雪に埋もれていそう。


プログラムオート F/10 1/320 露出-0.3
リンゴと岩木山。山の中腹は紅葉していて赤い。
オブジェや台座は市役所前のものと同じ。口が1つの小型ポストなので、上面全部がオブジェで余裕がない。
残念なことに野ざらしのせいか、リンゴもポスト自体も若干色あせている。

市役所やりんご公園では、何組かの観光客が「かわいい」などと言ってポストの前で写真を撮っていた。
3つのポスト中、ロケーションではやはりリンゴ畑の中のりんご公園がいい。駅は壁際だし市役所は守衛室の前だから。
オブジェの状態は光沢があって市役所が一番きれい。もしかしたら市役所で掃除しているのかもしれない。
手軽さでは屋根下の駅がよさそう。弘前旅行の際はお好みのポストで記念撮影を!

4.道路にも
りんご公園の近くのカーブミラーも、

プログラムオート F/10 1/320 露出-0.3
葉っぱもついてます。ただし、ネットで調べると同じものが長野県にもあるらしく、既製品のようだ。


ご紹介したのはほんの一例だけど、こうしたものを通して、リンゴ産地としての自信を感じさせられる。
コメント (3)
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