広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

マクロ風撮影のバナナ虫(ツマグロオオヨコバイ)

2008-09-12 21:28:24 | 動物・植物
僕は虫は苦手なのだが、テントウムシやトンボと並んであまり抵抗がないのが、通称バナナ虫ことツマグロオオヨコバイ。
我が家の庭にもたくさんいるので、新しいカメラの被写体になってもらった。


プログラムオート F/5.6 1/125 +0.7

ちなみに手前の(ピントが合っている)虫の部分だけを原寸大でトリミングしたのがこちら。(虫が苦手な方はご注意を!)

一眼レフを買って、予想外に便利に思ったのはマクロ(風)撮影のしやすさだ。
前の記事と少し重複するけれど、今までのコンパクトデジカメで撮ろうとすると、前後の植物にピントが合ってしまったり、ブレてしまったり、うまく撮れたためしがない。いちいちマクロモードに切り替える必要もあった。
ところが、一眼レフなら、虫のお腹辺りに・のフレームを合わせれば、ほぼ確実にピントが合う。手ブレ補正も効く。画像のサイズも大きいので後からトリミングしても肉眼で見るよりリアルに見えてしまう。そもそも、マクロモードという概念がない

知らなかったのだが、コンパクトデジカメで最短撮影距離といえば、レンズの前から何センチと表現するが、一眼レフでは撮影素子(フイルムやCCDなど)からの距離を指すのだそうだ。
今回使った、標準ズームレンズは、0.25mが最短撮影距離だが、いちばん望遠側で撮った。つまり、カメラ本体の厚さと、レンズの伸びた長さだけで20センチ近いだろうから、レンズと虫の距離は10センチ前後だったのではないだろうか。

本格的にやるにはマクロレンズを購入するのだけれど、標準ズームレンズでのマクロ風撮影だけで、充分楽しめそう。

【メモ】
ツマグロオオヨコバイとは「褄黒大横這」で、褄=羽のすそが黒く、人が近づいたりすると横にはって逃げることから付いた名前。「大」がつかないツマグロヨコバイもいるが、こちらはイネの害虫で、汁を吸うだけでなくウイルス病の媒介もしてしまうので嫌われている。セミと比較的近縁。
冬を越して1年近く生きるそうで、この時期見かけるのは幼虫から成虫になったばかりのもののようだ。そのせいか触ってみると、体が軟らかい。
学名の属名「Bothrogonia」で画像検索すると、海外には姿かたちがそっくりで色が赤茶色の種類もいるようだ。まるで赤い皮のバナナみたいだ。
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E-520を使ってみた

2008-09-12 20:24:14 | デジカメ
買ってきたE-520を早速使ってみようとするが、電源は専用の充電池であり、充電に5時間かかる(別売りの急速充電器なら2時間)。
実際は4時間程度で終わったが、とにかく使ってみる。

レンズの取り付けは初めての経験だが、難しくはない。
強力なダストリダクション装置があるので、それほど神経質にならなくてもいいようだが、砂やほこりの舞う場所での交換は避けたり、カメラのレンズ取り付け部を下に向けてほこりが入りにくいように交換するなど注意が必要なようだ。

レンズにうっかり指が触れて汚すとめんどうだから(メガネで経験済み)、レンズの前に取り付けてレンズを保護する「プロテクトフィルター」も一緒に買って取り付けた。1枚2000円ほどで安心を買ったと思えば安い。
基本的にはレンズフードも常時付けておくと、レンズ保護にもなるそうだ。

標準レンズをつけて持ってみると、持ちやすく、軽い。今までのコンパクトデジカメよりずっとしっくりくるし、かつ邪魔にはならない。望遠のレンズの方はさすがに少し重いが。

撮影すると、ミラーが動く音と感触がいい。
ピントは(時々迷うこともあるが)きびきびと、そして正確にあう。
今までのコンパクトカメラは[ ]のようなフレームの中で大雑把なピント合わせだったが、一眼レフはまさに・でピタリと合う。ピント合わせの方式も異なるから、「ピリッ」という電子音がなければ、ピントが合ったのに気づかないくらいだ。(もちろん視覚的にわかるサインが表示されるから、音は止めた)
それだけシビアなのだが、コンパクトカメラと一眼レフカメラは別物だと感じた。

だが、オリンパスのコンパクトデジカメユーザーとしては、今までの基本的な操作性・操作感は共通するものが随所に感じられ、あまり違和感なく、すんなりと移行できたのはうれしかった。
例えば、1つのボタンからほぼすべての機能がコントロールできる点(本機では「スーパーコンパネ」として一覧できて使いやすい)、画像の1コマ消去と全コマ消去の操作がまったく異なるので間違えにくくなっている点(両方のメニューが同じ画面内に表示される他社製品で間違えた経験がある)、シャッターボタンの感触などだが、何よりオリンパスでいいのは、撮影した画像のファイル名。
他社では「DSC00001」とか「IMG_0002」とか連番になるだけだが、オリンパスでは9月1日に撮影すれば「P9010003」といったように月・日・連番になっていて、ファイル名だけで撮影日が分かるのが便利だ。パソコンのフォルダ内でファイル名が重複してしまう確率もぐんと低くなるから、これも好都合だ。

「スーパーコンパネ」を表示させた画面。(100円ショップの保護シールを貼ったので少しゆがんでます)
撮影に必要な各種設定の大部分が一覧表示され、設定できる。なお、従来通りのツリー形式のメニューや一部は専用ボタンからも設定できる。


そんなわけで、さっそく撮影した、アサガオ。

絞り優先 F/5.6 1/100
以前のデジカメでは、こういう青色はうまく再現されなかったが、この色には違和感がない。


長々と一眼レフデジカメ購入の経緯を綴ってきましたが、これで終わります。
今後は、カメラの機能そのものだけに関する記事は「デジカメ」カテゴリーに、それ以外の写真はその被写体ごとのカテゴリーにアップしていくことにします。
画像は基本的に縮小して掲載し、F値、シャッター速度などのデータ(いずれもExifデータから)を記載しておきます。
よろしくお付き合いください。
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オリンパスE-520に決めた訳

2008-09-12 19:22:34 | デジカメ
いままで3機種(うち1機種は職場のもの)のオリンパス製コンパクトデジカメを使ってきたが、いずれも操作性や画質には納得できる点が多く、他社製のカメラを使う時に、もどかしく感じたこともあった。
これは、ただの「慣れ」によるものだけではなく、よく考えて作られているのだと思う。
そんなわけで、一眼レフを選ぶ時も、オリンパスをついついひいき目で見てしまうのであった。

さらに調べると、オリンパスには最上位機種を除けば、E-420とE-520という2機種があり、E-420はデジタル一眼中最小のサイズが売りで、それに手ブレ補正機構を付けやや大きくしたのがE-520という位置付けだった。両機種とも一眼レフの大敵のレンズ交換時のほこりを除去するダストリダクションシステムがついており、その実用度は業界トップレベルだそうだ(オリンパスは医療用内視鏡のトップメーカーだが、その技術=体内でレンズに付いた汚れを落とす=を生かしたらしい)。
ネット上では、画質やピント合わせの速度など他社に比べての弱点も出ていたが、最新の一眼レフが今使っている古いコンパクトデジカメより悪いはずがないから、気にするようなレベルではないと判断する。
家電量販店で両機種を持ってみたが、E-520の方がグリップ部分が出っ張っており、持ちやすい(その人の手の大きさにもよるだろう)。デザインも好みだし、大きい方のE-520でも思ったより小さい。両機種の価格差は確か2万円くらい、手ブレ補正も使ってみたい。
ほぼ同性能の1つ前のE-510という機種が安く売られているようだったが、画像の処理エンジンが異なるため、画質はE-420、520の方がずっといいらしい。
となればE-520に決めるしかない。

一眼レフでは本体とレンズは別物だが、レンズキットとしてセット販売もされている。
E-520の場合は35mmフイルムカメラに換算して(以下同)28-84mmの標準ズームがついた「レンズキット」、標準ズームと80-300mmがついた「ダブルズームキット」、標準ズームと140-600mmがついた「超望遠600mmキット」の3種類がある。
今までのコンパクトデジカメは35mmからのズームばかりだったので、建物を撮るときなど、もっと広角のレンズがほしかったので、28mmからなのはうれしい。だが、望遠側が足りない。100mmくらいはほしいし、実は今まで380mmまでの高倍率ズーム機を持っていたのだ。
さすがに600mmまではいらないから、300mmまでのダブルズームキットを買うことにする。10万円といったところか。

購入は、地元のカメラ屋さん。一眼レフを勧めてくれた先輩がお店も紹介してくれ、安く(価格.comなどの最安値には及ばないが)購入でき、おまけもしてくれた。
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一眼レフデジカメを買おうと思った訳

2008-09-12 17:58:03 | デジカメ
ここ数年、デジカメは小型化、高画素化が進んでおり、過剰な技術競争のような気がして関心が薄れていた。
実際、5年以上前のオリンパス(200万画素)とフジ(300万画素)のカメラで特に不満はなく、壊れるまで使い続けようと決めていたのだが・・・

2008年の夏、以前の職場でお世話になった方が、一眼レフデジカメを買ったとのことで、画像を見せてもらった。
想像以上にきれいだった。
急に興味が出てきて、調べてみると、正直、今までコンパクトカメラで充分だと考えていたので、一眼レフの必要性が分からなかったのだが、それは大きな誤解だった。
操作性や画質(コンパクト機と同じ画素数であっても、センサーのサイズが大きい一眼レフの方がきれい)など、非常に魅力的に思えてきた。
価格もそんなに高くない。パソコンも古くなってきたが、まだ使えるし、薄型テレビなんかまだいらない。

一眼レフデジカメを買う決心がついた。
どの機種にしようか。
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これまでのカメラ歴

2008-09-12 17:41:33 | デジカメ
写真を扱うブログの開設にあたって、今までのカメラ経歴を記しておきます。

高校生まで
写真を撮りたいという意欲はあったが、フイルムカメラしかなかった時代、現像の費用と手間が惜しく、ほとんど撮影しなかった。

大学生
在学中にカシオが初めてデジタルカメラなるものを発売し、ヒット。パソコンへの興味もあったので、少し気にかかるようになる。

卒業後
就職した年の秋にオリンパス、2年後にオリンパスの高倍率ズーム機、さらに2年後にフジのデジタルカメラを購入。いろいろ撮影し、現在に至る。
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