田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

言葉巧みに誘う電話

2014年10月23日 | 仕事
 今朝業務をメールでやり取りしていたら電話が鳴った。留守番電話の解除を忘れていたので大慌てで受話器を取った。メールでは埒が明かぬと電話してきたと思った。電話は若い男の声で「電話機の確認ですが・・」と聞いてくる。詐欺まがい営業電話の手口には慣れているオイラも『確認?』と聞きなおした。白々しく「はい、確認です」と言う。オイラは改めて確認の意味を考え直した。『はっきり認めること。たしかめること』読んで字のごとく、確かに認めることであるから、「電話機は○○ですね。確認します」と言うのが正しい日本語であろう。

 
 明らかに営業電話であるので『確認って何を確認したいの?』と聞くと「NTT等の外部回線によっては使えない電話機が今後生じますので、電話機の種類を調べております」な~んて、もっともらしいことを言いやがる。『電話機が使えなくなる回線とはどんなもの?』と聞けば「光とかIP、その他です」なんて知ってる言葉を苦し紛れに言う。おそらく読み上げるマニュアルには書かれていないのだろう。お前はバカかその電話にかけているのだ。

 
 今日は忙しいし、電話をかけけきたのが若そうだから注意に留めた。『良く聞きなさいよ。この電話は営業電話だろ?。N市の日本○○○○(株)の利益のために電話機を売りたいのだろ。だったら電話をかけたら、社名、氏名の次に電話の目的を言わねばならぬ。これは政府から通達が出てる。それを君は、「確認」と言った。言葉の裏に虚偽がある。日本語の使い方が間違っている。今回はN市の日本○○○○(株)を公開しないが、法に触れるぞ』と厳重注意した。二度と電話をしないと謝ったが、口先だけだ。オイラの電話を切れば、次の電話で同じことを話すに違いない。

 
 顧客の中には、安いからとか安くなるとの甘言に惑わされ、電話設備に言うがままの変更を施し、メールアドレスや転送システムが変わってしまい、患者に大迷惑をかけた医療設備もあるのだ。こんな時に走り回るオイラや仲間は全員タダ働きなんだ。イイカゲンにしろってんだ。本日は怒りの六兎でした。おしまいッス。

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