田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

趣味 その2

2014年06月22日 | PC、趣味
 昨晩のタモリ倶楽部(関東5月23日放送)で『満月印ひと筋41年の切手趣味』を見ました。切手趣味にこんなジャンルがあることを始めて知りました。

 満月印とは、切手の真ん中に押印され、局・支店名や日付、時間帯活字が読める状態のことを「満月印」と称するそうです。 消印が読めることに人気があるそうです。 消印は実際に郵便物として差し出す「引受消印」と郵便物として差し出さずに押印だけ受ける「記念押印」があるそうで、放送されていたのはこの「記念押印」のことでしょう。「引受消印」は割り印として押すのだから、満月印は偶然に期待するしかないようです。

 ところで、私は趣味とコレクターは違うと思っております。趣味はあくまでも自己満足の世界ですので、価値の有無は無関係です。自分の宝物であって、他の人にはゴミと等しいものです。購入はあくまでも郵便局から、頂ける物はありがたく頂き、価値がないからと捨てたり転売はしません。これを頑なに守るのを趣味人といい、世間からは変わり者の位置づけです。しかし、先日の10億円の切手は一度見たいし、許されるなら写真を一枚とは思いますが・・・。

 前置きはここまで、満月印を探しました。たった一枚ですがそれらしいのがありました。台湾の切手です。誰から頂いたかは忘れてしまいました。ちなみに6月13日は台湾の記念日ではありませんから、当然無価値です。スタンプを見ると、台●北 中央の文字は読めませんし、数字は何を意味するのでしょうね。そのうちに手がかりがつかめるでしょう。



 さて、切手の内容をネット利用で調べてみます。左端に漢詩があります。下段に作者であろう、宋の晁補之(ちょうほし、1053年-1110年)とあります。北宋時代の中国の文章家だそうです。

 詩は、雪裏清香,月下疏枝。更無花、比並瓊姿。とありました。漢字の違いはPCのフォントの相違もあるでしょうね。おそらく訳文だと思う文が続き『一年一見,千繞千回。向未開時,愁花放,恐花飛。芳樽移就,幽葩折取,似玉人,攜手同歸。楊州應記,東閣逢時。恨劉郎誤,題詩句,怨桃溪。』とありました。漢字の並びだけで、「雪の香り」って素晴らしく思えるオイラです。きっと日本のどこかには、この詩をこよなく愛する方もいらっしゃるのだと思います。

 ところで、調べたからと言って解ったようになるのがネットの落とし穴です。一昔前なら図書館で半日はかかったと思います。それはそれで、時間のかかった分だけ知識になったと思います。ただし現在はスキャナのおかげで、虫メガネの煩わしさから開放されたのは、まぎれも無い事実です。ではまた。

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