たびびと

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ラテン人の気質

2012年11月29日 | ペルーの風
多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
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少しというか、かなり大げさに言ってみた。

ラテン人は、ロマンに弱い。
計画を作って着実に実行することは苦手だが、その場の使命感は強い。

彼女しか助けてくれる人がいないことを強調し、お願いをした。


これは、長年の中米勤務で身に着けた知恵だ。


相手に期待をし、そして、大げさなくらいに高い評価をする。すると、相手は無理をしてでもそれに応えてくれる。
日本人も同じかもしれないが…


隣で心配そうに見守っている日本人女性2人には、ぼくが何を言っているかの知る由はなかった。


「日本は厳しいものね…」
彼女が少し笑いながら、ポツリとこぼす。でも、顔はパソコンの画面を見ている。
使命感を感じてくれたようだ。


一番気になることを、恐る恐る聞いてみた。

「天候不順の遅延だから、チケットの日程変更料金は無料なんてことになはならないんですか?」

「ああ…このチケットは大丈夫よ。昨日から数えて、3日間なら日程変更が無料でできますよ」

「ええ?? 本当ですか!! あっ、ありがとうございます」


ぼくのことのように喜んだ。


「どうしたんですか」
近くの横の女性が聞いた。

エアコンがきいていて涼しい空港にショートパンツ1枚。
寒さは感じていないようだった。

「いいニュースですよ。昨日の本来の出国日から3日以内なら無料で他の便に日程変更してくれるそうです」

「えー、ありがとうございます」
2人の女性がハモった。
泣きそうなぐらいに喜んだ。

今度は、ぼくがお礼を言われた。
フリアカでは、遅延や追加料金の支払いで、通訳をしていたぼくは、彼女たちに叱られたのだった。


「今、彼女が今日の便にあきがあるかどうか調べています。待っててくださいね」





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