たびびと

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不慣れな新人職員

2012年11月09日 | ペルーの風
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チェックインの手続を静かに待つ。
自分たち搭乗券が発行されたら、隣の日本人女性たちの様子をうかがい、場合によっては手助けをしようと思っていた。

でも、手続が終わらない。
担当の女性は、新入職員のようだった。

ときどき、操作につまり、横の男性に質問をする。
データ入力のスピードも、はっきりいって、遅い。

何回も何回も隣の男性に質問をする。機械の使用方法を理解していない。
だから時間がかかっている。

そして隣では、例の女性2人組が、白人男性へ説明を続けていた。


ぼくは、彼女たちを助けようと思ったが、せめて、廊下側と前方の座席の搭乗券を確認したかった。
マイレージの登録も。

今回、預ける荷物はなかったが、以前、別の目的地のシールをスーツケースに貼れらたことがある。
だから、チェックインのとき、しっかりと要望を伝え、何回も確認しなければならない。


妻は、優しすぎる性格で、この厳しい確認、リクエストができない。
だから、自分がいつも交渉をしていた。




隣から聞こえてくる男性の声、彼女たちの困惑した表情。
直接助けを求められてはいないが、彼女たちが交渉で困っていることが伝わってくる。
問題を解決するのが難しいようだった。


ぼくは意を決し、妻にしっかりボーディングパスの確認をすることを伝え、彼女たちの方へ行くことにした。


「よかったら、説明しましょうか」
「すいません。よろしくお願いします。さっきの日本人の人2人も同じトラブルだったんですって」

2人はホッとした表情になる。

男性の係員に、昨日の遅延のこと、チケット変更の依頼などについて詳しく説明した。

彼は言う。
「知ってるよ。さっきの2人もそうだ。でも、座席が満席なんだよ。ビジネスクラスならあるよ」

ビジネスクラスの価格を聞いた。
紙に価格を書いてもらう。

2人の目が点になった。
もともとビジネスクラスは高額だから、空港で購入できるのは、ほぼ正規の料金。

彼に、他のルートで日本までの空席がないかを質問する。
彼女たちは、すでに帰国が1日遅れていることもあって、何とかその日のチケットをゲットしたかった。

係員がパソコン画面に向かう。
1分、2分…

「ないな。どのルートも満席だ」




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