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アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ

2007-04-19 | Fieldwork
平成19年度日本造園学会全国大会分科会案内

日時:2007年5月21日(月) 12:30~14:30
場所:日本大学生物資源科学部湘南キャンパス・3号館・315教室
   (神奈川県藤沢市亀井野1866,小田急線六会日大前駅より徒歩5分)

趣旨:人口減少による都市の縮減を前提として,郊外のニュータウンのランドスケープの今後について検討した昨年の分科会に引き続いて,今年は郊外地域全般を視野に入れ,そこでの土地利用やランドスケープの在り方についてさらなる検討を加える。郊外地域は今後四半世紀の間に急激な人口減少が予想され,空き地や空き家の大量発生による住宅地の衰退が必至とされる。こうした中,都市計画の分野では人口減少社会における交通インフラや都市・住宅政策の在り方について研究が進められている。また,建築の分野では郊外住宅地の再生・再編手法の検討や都市縮減を前提とした新しい都市像の提案がなされつつある。しかし,その一方で,郊外団地の建て替えといえば,相も変わらず住宅の高層高密化が指向され続けているという現実がある。こうした実態をふまえ,それではランドスケープ(デザイン)の視点からは,都市縮減後の郊外地域の空間像や土地利用についてどのような展望を持ち得るのか。本分科会ではこうした問題について,具体的な提案をもとに議論していきたい。

企画責任者:
 木下  剛(千葉大学大学院園芸学研究科)
 高橋靖一郎(マスターピース/ランドスケープデザインスタジオ)
 石川  初((株)ランドスケープデザイン)

話題提供者:
 1.都市のエッジから非都市のエッジへ,そのデザイン/木下  剛
 2.緑地ストックを活かした団地再生と地域環境構造の再編/根本 哲夫((株)日建設計)
 3.「緑」の継承と再編/高橋靖一郎
 4.見知らぬ土地へのアプローチ/石川  初

討論:
 話題提供者および会場参加者による自由討議

モデレーター:
 木下  剛
 高橋靖一郎

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